|
プロフィール |
コメント数 |
288 |
性別 |
男性 |
年齢 |
54歳 |
|
1. スター・ウォーズ
年齢的には“S・W”世代なのだが、宇宙モノに関心が薄いため、30歳を過ぎてから初めてシリーズをまとめて観た次第。メインテーマやダース・ベイダーのテーマなど音楽の秀逸さが際立つ。既に名声を得ている作品だし、何度もパロディにされた有名なオープニングには、さすがにワクワク感が募る。SFアドベンチャーを語るうえで金字塔であることに間違いはない。7点(2004-06-25 00:11:20)
2. スティング
再見してホントによかった。十数年前に観たことがあり、かなりの痛快作という印象は強く残っていたのだが、細かい描写は忘れていた。緻密に計算され尽くした脚本や演出、俳優陣の見事な演技に初見当時の感動が甦ってきた。2度目ながら極上のひと時を過ごすことが出来た。それにしても「FBIのポーク(豚)」というキャラは最高にウィットに富んだ設定である。サギ師にとっては思わず納得?9点(2004-04-27 22:53:24)
3. 砂の器
松本清張の原作の持つ薄暗さを損なうことなく、音楽との相乗効果もあって重厚なまでに仕上がっている。重く心に響く。そう遠くない過去(昭和の初め頃)に、現実としてあった残酷な差別をまざまざと突きつけられ、如何ともしがたい気持ちに追い詰められるのだ。社会が成熟した現在では「差別はいけない」と言うのは簡単だが、当時に置き換えて考えると果たして自分の行動に自信がなくなる。幸せの中に隠れた過去の闇を浮き彫りにさせる手法は清張の十八番だが、回想シーンに出てくる加藤嘉さんの演技で作品に凄い説得力が生まれている。8点(2004-02-28 23:58:14)
|