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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. スピード(1994) 息をつかせぬハラハラ感がすごい。次から次へと難題また難題。壊した車は何台?(沈黙)犯人のすさまじい執念と才能を竜巻追跡研究に向けてればハリケーン被害も防げたかも。世の中上手くいかない。[地上波(吹替)] 8点(2005-10-15 13:44:53) 2. スネーク・アイズ(1998) 冒頭の長回しはすごい。話が核心に迫るところの、カメラの揺れと気を持たせるじらし、そして部屋の壁を移動する空間の使いかたは、デ・パルマ節満載。ゲイリー・シニーズが出てきたところで、悪役決定と思わせるリスクをあえて犯すか。最後の何でそうなるか解らないままのアッサリ感も若干不満。まあ、ニコラスの演技が補っているので、けっこう完成度は高い感じがする。って、思ったら、評価低い。そう言われると有り得ない話かなあ。あの女一人で会社の不正を暴き、しかも、直接国防長官にメールって、どうかなあ。で、どっちなんだよ。やっぱり良かった。[地上波(吹替)] 8点(2005-10-01 00:22:52) 3. スリング・ブレイド 淡々と静かに進んでいくが、人生の影と人間の悲しさが随所に表現されており、静かな感動が広がっていく。優秀と言われる人間ほど計算高く、自分を不利な状況に追い込む行為は行わないものだ。君子危うきに近寄らず。また、それを非難する者はいない。しかし、打算や損得を超越した、人間としての純粋な思いに勝る美しいものはない。少年と彼の家族の善と悪を考え、その悪を排除するために自分が悪になる。犠牲とか愛というより、それを知った一人の人間として、友人としての当然の行為のように。8点(2004-07-13 19:19:30) 4. スターシップ・トゥルーパーズ 監督自身が語っていたが、映画が第二次大戦時に戦意高揚や愛国思想普及に利用されたことへの、批判と風刺を込めているらしい。そう考えると、なかなか面白い。「無いものを有る様に見せる映画は魔術ですよ。愛国心とか正義感なんか簡単に作り出せます。虫と戦争するといっても、誰もばかにしません。ほら、このとうり。」と、言ってるようだ。7点(2004-10-20 23:48:09)
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