|
プロフィール |
コメント数 |
230 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
|
|
1. スタンド・バイ・ミー
《ネタバレ》 僕は幼少の頃、夕暮れ時、近所のモータープルで動物の死骸を発見し、その体内を動き回る無数のウジ虫を、数人の友人と一緒にずっと見ていた記憶がある。その動物が何であったかさえ思い出せないが、その状況だけは憶えている。今では思い出すだけで虫唾が走るが、そこに好奇心以外の理屈は見いだせない。今はもう湧き上がってこない剥き出しの好奇心だ。遠い記憶を手繰り寄せるような感覚でスクリーンに釘付けになったので、鑑賞後の余韻には、もうどうにもならなかった。ゴーディ少年の挿話、デブのゲロまみれの仕返しは、その状況の面白さがテーマだ。その後のオチや、デブがどうなったかを真面目に問われることに感じる違和感こそ、大人の世界へ通じていく困惑かもしれない。
[映画館(字幕)] 9点(2010-05-23 07:32:38)《改行有》
2. ストリート・オブ・ファイヤー
こんな大袈裟なアレンジの曲はロックン・ロールじゃあ無い!と言いたいが、設定そのものが架空なので全然アリだし、2曲とも80年代の象徴的なナンバーとして見事に映画を引き立ててます。そんで、映画の内容も単純明快で全ての登場人物にはっきりとした役割があって(ダイアン・レインがちょっと弱いかな)文句なしの面白さ。それ以上に個人的には、エイミー・マディガン演じる女兵士マッコイが、最高にキュートで気持ちが入ってしまったのでラストシーンも大満足。
[DVD(字幕)] 8点(2006-07-23 06:12:00)《改行有》
|