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自己紹介 今年は映画見れてないです。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
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1.  300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 スパルタ人の雄姿を描くフルマッチョ映画。 目指したのは漢の映画。 友情、熱血、戦争、スパルタ精神、、、、実際にスパルタ人はこうだったのかもしれませんが、 とんでもない極限状態にでもならなければこんなの間違ってると思います。 黒人やアジア人、醜い畸形人間が敵という暗黙のコンセプト。 美しい白人の肉体とそこに宿る精神こそが正義であるという世界を伝えたキャンペーン映画に見えます。 さらに「戦争ってカッコいいよな」みたいな意向もあると思います。 エッジの効き過ぎた映像があまり好きじゃないです。実写とCGを加工しやすくするためだと思うんですけど、 これだけ映像効果を加えるならアニメでやった方がいいです。 スパルタ人300人って意味の「300」ってタイトルですが、 300回の肉弾戦が見れると思ったら残念。 迫力のあるマッチョ無双アクションを期待したのに、 スローモーションの効果とかで肩透かしを喰らいます。 マトリックスを超えた映像とか宣伝で書いてるけど、ぜんぜんそんな気がしません。 息をのむようなシーンもあったことはあったのですが。 映像効果がされ過ぎてて漢らしくないです。[DVD(吹替)] 5点(2015-02-07 00:04:19)《改行有》

2.  スーパーサイズ・ミー 《ネタバレ》 “ファーストフード店で超ビッグサイズのハンバーガーを毎日食べてみた” (今でこそユーチューバーがやりそうなネタですが)企画がユニークです。 体当たり的な面白さもあります。 「食」をテーマにした面白いドキュメンタリーでした。 そして考えさせられます。 食べ物が心と体に及ぼす影響を実際に示してくれるので分かり易いです。 「食」に関する深刻な問題がいろいろと見えてきてその点でも意義のある作品でした。 外国の食事情があまりにも深刻なのが衝撃的でした。 [DVD(字幕)] 7点(2015-01-24 23:54:48)《改行有》

3.  スピーシーズ3 禁断の種 《ネタバレ》 叶ふことのなき美しきエイリアンと人間との恋を描いた映画です。 B級感たっぷりのエロホラー映画でした。 それなりによくできているのですが全体的にあっさりとしていてつかみどころがなく、 印象に残るシーンが少ないと思います。 ターミネーター2を意識したようなラストステージが失笑でした。 エロもグロもあるのになぜここまで印象が薄いのか分からないです。 大学の先生は講義中にコーヒーぶちまけますが、クサい演出だと思います。[DVD(吹替)] 3点(2015-01-05 23:54:24)《改行有》

4.  スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師 《ネタバレ》 虫けらの棲家、醜いロンドンでは詩はユーモアに満ちて高らかに?歌声は美しく響く。 芸術とはこういうものなのだと思う。 分かりやすいほどに暗く幻想的な世界観。 ティムバートン監督はこの手のファンタジーの職人といえる。 この作品もまたブラックユーモアに満ちている。 殺人、地下室、拷問器具(のような椅子と精肉器)、ミートパイのネタ、精神病院、 魔女、悲劇、これらはダークファンタジーの極み。 怪奇映画は歪んだ愛というものが大体を支配している。 この映画もそんな感じだけど、 愛の歪み方がユーモラスで面白い。 歪みは大体が悲劇しか生まないようだ。 それを体現するような映画だった。 スプラッタ映画としてのレベルも高く、 ”スパッと切れる”のと”グチャってなるの”との両方が繰り返されるところに 変態じみたものを感じる。 スウィーニートッドはブラックジャックみたいだ。 またスウィーニートッドはその髪型がⅩ麺のウルヴァリンみたいだ。 これでシザーハンズみたいに剃刀を鉤爪みたいにつければ完璧にウルヴァリンだったのに、惜しい。 突拍子もないこと言ってスミマセン。 幽閉されたヒロインの少女はラプンツェルがモデルだろうか? この薄気味悪いロンドンで杖を鞭打ちみたいにしている役人の光景はジキルとハイドを思い出す。 ティムバートンの映画は魔女とか悪女がけっこう出てくるの特徴がある。 青年の愛多きゆえの失態がウザい。 あまりにも憎ったらしい判事への復讐が失敗に終わった瞬間、気が変になりそうだ。 暗く悲しい終わりが美しくて、スリーピーホロウの頃のティムバートンのダークファンタジー復活を思わせる。 ミュージカルの歌が良かった。[DVD(吹替)] 7点(2013-11-26 23:37:03)《改行有》

5.  スピード・レーサー 《ネタバレ》 スピードアクションを見たかったので見てみました。 アニメの映画化らしいんですが、アニメのほうを知らないので比較はできません。 ただ、カッコ良くしようとか変に気取らない感じが好感もてます。 気取らないけどそれで映像に面白みがないわけではなく、 逆にカッコよくなってます。 アニメの映画化ということで、アニメ文化の面白さを生かした演出、 CGの特色を生かした派手な映像などが非常に成功してます。 アニメの映画化はこうあってほしいものだと思います。 アニメの色味を生かしたためかカラフルで明るい感じです。 レーシングゲームやミニ四駆なんかを思い出すところもありました。 そういうオモチャやゲームの感覚は、たぶん子供が見ても楽しい映画だということだと思います。 子役とチンパンジーのコンビが非常におもろいです。 テジョがなんかウザかったです。 この映画は大企業の醜さがとてもあらわれてて憎ったらしいです。 いろんなものに呑みこまれないで個人の才能を発揮していく主人公がカッコいいです。 「変えられるもの」と「変えられないもの」との区別がちゃんとされてたし、 ちゃんと夢や感動を与えてくれたので良かったです。[DVD(吹替)] 7点(2013-06-08 22:41:23)《改行有》

6.  スクール・オブ・ロック 《ネタバレ》 たまに車中で聞く同名ラジオ番組がきっかけでレンタルした。 面白かった!子供と熱血教師の学園映画の、とくに校外学習映画の良作だと思う。 しかしここまで公私混同してる奴はみたことない。 偽教師が自分の好きなハードロックを子供たちに教える。それが研究課題だという。 僕の高校の担任だった恩師も授業中にギター弾いてくれたり、 準備室にメタルのCDやフィギアをたくさん持ち込んでたけど。 ハードロックが沢山出てきたので最初はスクールオブメタルじゃねとか思ったけど 一応はスクールオブロックだった。 自分もメタル好きだけど、メタル好きな人って他の音楽ジャンルを一切認めない傾向ありますが この先生はそうじゃないみたいだった。 すべてが上手くいったので見終えた後はロックした後のように爽快な気分。 こんなことって絶対にないと思う。 こんな上手く行く筈ないし、こんな素敵なこと無いからそれが映画の醍醐味。 ギター、ベース、キーボード、ドラム、コーラス等バンドの子供たちの可愛いプレイがとても良い。 ちょっと差別してるけど照明係や警備係、荷物持ちにマネージャーなどみんながそれぞれ力を合わせてるところがなんか良い。 この偽教師の情熱とハイテンションさがおかしい。 校長先生はやたらとセクシーだ。 教育(授業)とロック(反抗)を通して大切なものが見えてくる、ような気がする。 プチ元気が出る楽しい映画であると思う。 [DVD(吹替)] 8点(2013-01-13 11:20:08)《改行有》

7.  スペル 《ネタバレ》 さすがサムライミ監督といった感じだった。 エンターテイメント性の高い迫力満点のホラー映画だった。 しかし最近のサムライミはスパイダーマンなど万人向けエンターテイナーなので 今の彼がホラー映画をやるにしてもアングラ臭に欠け、描写はファンタジックに傾倒してるなと思う。 しかしお婆さんの迫力は凄い。 このお婆さんの存在感だけは死霊のはらわたの正当な続編といっていい。 スティーブンキング(リチャード・バックマン)の小説に「痩せ行く男」という小説があったが、 その内容を思い出す。 この”スペル”の「呪い」というものが”痩せ行く男”にある「呪い」とそっくりである。 それからジプシーのような連中も出てくる。 ”痩せ行く男(の映画化)”に出てきた毒々しいケーキも、この作品で似たようなものが登場する。 そしてこの映画のヒロインは昔太っていたが今は痩せている。 その設定が「痩せ行く男」の主人公から来ているのではないかとさえ思う。 この映画にはスプラッタは少ないが ジェットコースターのように人をビックリさせる恐怖演出で責めてくる。 この作品では恐怖がお化け屋敷のようにエンターテイメントだ。 汚物描写も出てくるがそれほどには重くドロッとしてない。 でもお菓子をつまみながらこの作品を観賞してるとウゲッってなると思う。 猫好きは見ないでほしい。子猫が可愛いだけに。自分もヤダなと思った。 サムライミお得意?の爆笑スプラッタもあったのでまぁ満足。 死霊のはらわたを思い出させるホラーファンタジーも少しみられる。 さすがサムライミ監督作品は最後の最後まで観客を楽しませる。[DVD(字幕)] 7点(2013-01-09 23:56:16)(良:1票) 《改行有》

8.  スマイルコレクター 《ネタバレ》  非常に面白かった。 ちょっとタイトルがボーンコレクターみたいだけど。 パッケージはエコールとミネハハの続編みたいだ。 羊たちの沈黙のような良質サスペンスな雰囲気が良いです。 サスペンスを引き立てる寒々しい風景や荒涼とした場面もあって良い。 音楽もエレクトロニカみたいで良かったと思う。 本作の鍵となる笑みを浮かべた少女の死体はあまりにミステリアスで美しい。 これは恐らく映画史上最も美しい死体だ。 その笑みはダヴィンチコードのモナリザの笑みのように謎だ。 物語が終わりに向かって収束するテンションはソウのようだ。 剥製はまるでサイコのようだ。 無数の剥製は何を語るのか。ちょっとだけメルヘンでダーク。 こういった犯人の豪華なゴシック趣味には流石に飽き飽きするが、 ほんのりサイコでミステリアスなサスペンスは非常に面白かった。 ただ、サイコサスペンスにしたらサイコ度は低めかも。 それに「フランス版“羊たちの沈黙”」とかいってるわりには、ハンニバル・レクターのような人物が見当たらなかったのがちょっと残念。 [DVD(字幕)] 7点(2012-11-29 00:49:33)《改行有》

9.  ステルス 《ネタバレ》 戦闘機のスピードアクションに美女のランボーアクション?が楽しめる映画です。 軍隊が好きならどうぞ。 人間VS人工知能って大好きです。 どこか「2001年宇宙の旅」のような場面があります。 2001年宇宙の旅では人工知能への不信感が残った印象がありますが、 このステルスではその不信感を追いながらもそのアンサー的な、 人工知能をもっと身近に感じる現代人ならではの人工知能に対する信頼感と親しみが最後には芽生えるようです。 ステルスのコックピットのメカは青く光ってカッコいいです。 ヘヴィーロックとスピード感が妙に合います。 たぶん曲をMP3ダウンロードしてるところがなんともナウいです。 そして空中爆破の美しさが素晴らしい。空中ステーション?もカッコいい。 「醜い国の兵士などミサイル一つで消えておしまい!」とでもいうかのような ミサイルアクションが気持ちいい。 よく分からないけど、A級もB級も米映画は嫌いな国にネタふるのはいい加減にしてください的な?そんな感じがこの映画もする。 タイの場面は美しい。作品の中で米軍の人工知能の進歩と、タイのありのままの生活や文化を比較するかのよう。 これがもし対比なら、人類がこれから未来にどちらの道を歩むかということなんだと思う。 軍人美女のセクシー水着シーンはプラス1点もの。[地上波(吹替)] 5点(2012-09-24 22:26:05)《改行有》

10.  S.W.A.T. 《ネタバレ》 S.W.A.Tとは名ばかりのアクション映画だったな~、という印象。 まぁ、実際に取材して作ってると思うので、実際のSWATもこんな感じなのかなぁ。 でも映画はSWATよりもキャラクターを優先してしまった感じも。 けっきょくS.W.A.Tの名は借りただけ、アクション映画を作る口実? [地上波(吹替)] 4点(2012-08-02 00:37:41)《改行有》

11.  スコーピオン・キング 《ネタバレ》 ハムナプトラのモンスターが英雄として登場するのは伝説としては面白い。 オーソドックスなアクションエンターテイメントだと思う。 ムキムキマッチョなアクションとスペクタクルファンタジーな世界が魅力(でも長髪マッチョだと何故かセガールを思い出すのは僕だけ?)。 メムノーンの髪型が今の時代風で嫌だ。 預言者ヒロインの露出度がエロ過ぎる。 大きな金属の塊が落ちてきて直撃した人が気の毒すぎる。 余談ですがハムナプトラから何年経つか知りませんが、ハムナプトラから成長が止まってしまってる映画がけっこう沢山あるかもと、 この前ある映画を見ててふと思ったのを思い出した。[地上波(吹替)] 5点(2012-07-06 22:00:37)《改行有》

12.  スタンドアップ 《ネタバレ》 深刻な社会問題を扱った作品。 かなり酷いのでびっくりしました。 非常に真面目に向き合った現実的な感じの作品ですが、透き通るような映像が美しいです。 ここで描かれるイジメは「自分の子供や家族が同じことされたらどうなのか」と考えてほしいと思った。 最後で立ち上がる場面では良かったなぁと素で思った。[DVD(吹替)] 6点(2012-06-17 22:46:29)《改行有》

13.  スパイキッズ 《ネタバレ》 家族みんなで見るのにちょうど良い感じの子供向け映画だった。 なんだか「夢のチョコレート工場」みたいな感じがする。 地下牢の亜人とか、親指人間とか、少しシュールで歪んでる。 そして「光る眼」みたいな奇妙な子供がたくさん出てきた。 ターミネーター2の液体金属の人がいた。 スパイグッズはちょっとぶっ飛んでる。 ド迫力とまではいかないが、オーバーアクションが面白い。 子役は可愛いし、子供のアクションは見てるだけで楽しい。 前半はつまんないと思ったけど、 感動もあるし、子供向けなエンターテイメント映画としてはなかなか面白かったと思う。 大人が真面目に向き合う映画ではなかった。 タイトルで流れる音楽からしてふざけてた。[DVD(吹替)] 6点(2012-06-11 22:53:32)《改行有》

14.  スケルトンライダー<TVM> 《ネタバレ》 (2009年映画メモをもとに)広大な台地と美しい青空。音楽もなかなかです。 ちょっとバカにして観たのですが、スケルトンライダー思った以上にカッコ良かったです。 でもショボかったです。おもろくないです。 ゴーストライダーじゃありません。[DVD(字幕)] 3点(2012-03-20 02:47:38)《改行有》

15.  スポーツキル 地獄の殺戮ショー 《ネタバレ》 この映画けっこう良いですよ。あほ映画なんで面白いです。 殺しはスポーツです!というティーンのバカデミックな感覚で最低な映画になってます。 なんたってこの映画の良いところは登場人物のアホ過ぎて面白いキャラクター性です。 薄汚くウエスタンハットを被った田舎者っぽい男がまず頭が悪すぎて面白いです。 彼が「悪魔のいけにえ」から生まれたことは確かでしょう! 彼の持っている「おっぱいプレイヤー」が非常に気になります。 そして司会者の豚。渋い声の雰囲気作りで会場を盛り上げるのはなかなかいいですよ。 でも雰囲気は出てるのに言ってることはアホです。 それからSM系のラバー仮面を被り日本刀を構えるスーツの男がまた存在感がバカさ一直線です。 このバカデミックなスタイルはさすがアメリカのアングラ同人ホラー映画でしか出せません。 この映画のいいところは最初からグロシーンが続く感じです。 他のB級ホラー映画だと、なかなかグロシーンまでたどり着くまで下手なドラマを見せられたりします。映画の後半まで退屈だったりします。 この映画は最初の方から飛ばしています。 またアンダーグラウンドな雰囲気もいいですね。 閉鎖的で太陽の光があまり当たらず非常にインドアです。 地下コロシアム形式なのも良いです。 意味不明過ぎて、アホが地下で混沌としている感じです。 木造風な地下迷路の場面はなかなかエロいです。 様々な仕掛けがありますが、こういう迷路のアトラクション空間は子供が見ても喜びそうです。 そして美女が殺人鬼に改造されてゆくという童貞向きなエロスもあります。 ゲームの観客もアホです。 童貞の顔デカ(たぶんデカちん)とイケメン風(?)ビジネスマンとの絡みもB級映画ならではの面白さです。 拷問はマニアックな感じです。スプラッタファンの方には美女が胴体真っ二つになってる場面が少しだけお勧めです。期待はしないでください・・・ いろいろと褒めてみましたが、やっぱZ級映画です。でも気に入ってます。 この映画を作った人も美女を二人も起用しておきながら、映画の中では女性をさんざん愚弄している言葉があるのでたぶん女性にモテない人なんだと思います。 久々にZ級ホラー映画を見て驚きました。 去年まで糞だと思ってみていたZ級ホラー映画。そういった映画への思いが愛に変わったのですから。 DVD300円で買ったんだから4点位つけさせて下さい。[DVD(字幕)] 4点(2012-01-26 02:33:47)(笑:1票) 《改行有》

16.  スパニッシュ・ホラー・プロジェクト クリスマス・テイル<TVM> 《ネタバレ》 子供に襲い来るサンタ・ゾンビ・スラッシャーですか。粋ですなぁ(?)。 それも女サンタなのですが、いろいろな事情があってサンタやってます。 最初はスタンドバイミーやグーニーズのような、子供たちの青春と友情の場面で始まり、 なかなか良い感じじゃないかと思いました。 子供たちの視点で冒険が描かれているのです。 わくわくします。 しかし、穴の中にサンタらしき女性の姿を発見し、徐々に子供たちの純粋な心に闇が芽生え始めます。 出られない穴の中の女サンタは、まるで檻の中の実験動物です。 子供たちの心は無垢である反面、残酷さもはらんでいるようです。 この作品を見て子供が怖くなる人がいるかどうか分かりませんが、子供は怖いです。 子供の言葉は時として残酷に突き刺さりますが、子供は残酷さを隠すことをまだ知らないようです。残酷だという認識がないのでしょう。 このまま女サンタが穴の中で物語は終わるものと思っていました。 しかしそこからがこの物語の本当の恐怖と悲劇の始まりでした。 流石に子供が殺されるという表現はマズイのであろう、過激な場面はありません。 子供たちは、どたばたコメディ風にゾンビを撃退します。 しかし残酷なことに儀式で結んだ契りや怨みの呪いは生きている限り、消えずにつきまとうようです。 、、、、、、 僕はもし殺されるならば、あの憎たらしい(はじめにブードゥーの儀式を行い、穴の中の女サンタに与えようとした食べ物までも意地悪に奪い取り、報酬金までも欲張ろうとした)馬鹿餓鬼ども2人だけで充分だと思うのです。 一番最後でサンタゾンビと対面する少女には、「ミツバチのささやき」のような、少女映画にありそうな神秘すら僅かに感じました。 モンスターにとっても少女は特別な存在なんですね。[DVD(字幕)] 5点(2011-05-12 23:39:44)《改行有》

17.  スパニッシュ・ホラー・プロジェクト エル・タロット<TVM> 《ネタバレ》 恐ろしや~恐ろしや~、、、 知らない間に死体とヤっちゃったホラーです、究極のネタバレですみません。 そんな恐ろしいことはありません。 しかし、魔女の家の雰囲気は素晴らしいです。 自分もあそこに招待されてみたいですもん。居心地良さそう。 非常に甘美的(?)です。 熟女好きや母性愛を求める人などは、その甘い誘惑に浸るのも悪くはないでしょう。 もうそういう人はこの作品を見てヌくしかないっスね。オチを知らない間に、、、あ、もう僕が喋っちゃいましたけどね! 不思議なことに魔女が聖母に見えて、厳格なキリスト教信者の母が魔女に見えることもしばしばあるでしょう。そういった疑惑も意図的に描かれているのでしょう。 ネクロ映画なのに、どこかニューシネマパラダイス的な雰囲気もあったと今になって記憶しています(気のせいでしょうね)。 布に包まれて焼け焦げた魔女を見ると、本当に不謹慎にも、ほたるの墓を思い出してしまいました。ホントすみません。 スペインのホラーではエロスがアメリカのものと比べて上品なようで、B級ホラーとはいえ、バカっぽさも薄いのかもしれません。 [DVD(字幕)] 5点(2011-05-12 23:17:35)《改行有》

18.  スパニッシュ・ホラー・プロジェクト ベビー・ルーム<TVM> 《ネタバレ》 スペニッチュ・ホラープロジェクトのこれまた一つです(調子に乗りやがって、、、)。 なんといいますかまさにスパイラル・ホラー! もう交錯しまくりの次元を超えまくりです。 いや、超えまくりというほどには超えていないんですけどね。 ホラー映画で夫婦の仲の良さを見せ付けられれば、やはりその結婚生活は崩壊してゆくのがホラー映画です。 主人公の男性の精神も崩れてゆきます。それが伝わってきます。 その変化は面白いかもしれません。 妻の夫不信になってゆくところも痛いです。 結構普通な作品なんでしょうが、自分は楽しめましたよ~。 これってアレですか?パラノーマルなんちゃらとかいう映画みたいじゃないですか? 監視カメラを使っているところだけ、、、でもあんま覚えていないんですけどね。[DVD(字幕)] 5点(2011-05-10 23:06:51)《改行有》

19.  スパニッシュ・ホラー・プロジェクト 悪魔の管理人<TVM> 《ネタバレ》 ずっと前に見ていたスパニッチュホラープロジェクトのうちの一作品です。 この作品では、完璧に狂った女の歪んだ理想世界の餌食になります。 こんなアパートの管理人がいたら嫌だという、サイコサスペンス色の強いホラーかと記憶しています。 そう、女はアパートの管理人になりたかった(なにをナレーションぶって)。 それも自分の理想どおりのアパートの管理人になって、アパートの住人をお人形のように自分の周りに配置したかった。 まるで女の子のお人形遊びのような理想の箱庭世界が、狂った形で女によって実現されます。 人間の本能にあるであろう支配欲がむき出しになっていると思います(そう考えると、女の子のお人形遊びも隠れた恐ろしさが滲みます)。 独裁者に憧れる変態願望をもつ人ならば見るべきでしょう。自分もダーガーのような歪んだ完璧な楽園に憧れているんで、こういう理想世界を実現させようというサイコ人間は全く嫌いではありません。 しかし、自分は監禁モノが好きなのだと実感しました。 友達に「一番狂ったアパートの管理人が出て来るスペインのB級ホラーは何か?」と訊かれれば、僕はまずこの作品を第一にあげるでしょう。 球体関節人形やフェティシズムな世界が好きな人が見ても、ゾクゾクするシーンがたぶんあるかもしれません。 人形やマネキンはそれが表すものといったら大体は「死体」であり、「支配された元人間」です。糸にかかった身動きの取れない人形をみると、管理人は蜘蛛のようです。 人形とは持ち主の為に命を捧げた存在、命を奪われたオブジェです。 完全な人形となれば、そこには持ち主の魂しか宿らないのです。 文章を書いていると自分も狂ったアパートの管理人みたいになってしまいそうなので止めます。 建物がカッコいいなぁ。曇ったガラスが隔離状態や牢獄っぽさを演出しているかもしれません。 あ、そうそう、誰かに似ていると思ったら、クレヨンしんちゃんの本屋さんでメガネをかけたカマキリおばさんに似ているか似ていないのか、、、 [DVD(字幕)] 5点(2011-05-10 22:51:50)《改行有》

20.  スパニッシュ・ホラー・プロジェクト リアル・フレンド<TVM> 《ネタバレ》 スパニッシュホラープロジェクトのひとつですが、これは全世界のホラーファンの皆さん!お待たせいたしました!的な内容になっております。 少女の視点で描かれた作品には多く見られる、「現実」と「妄想」が交錯する物語であり、少女の内面的な色合いの強いホラー映画となっとります。こういうの大好きです! なんとなんと!あのスプラッタ界の偉大なる帝王であり総長であられる“レザーフェイス”先生がどうどうと登場するのです! 他にも“ゾンビ”に“ノスフェラトゥ”に“ハイド氏”も登場します。 そもそも主人公の少女は友達がいなくてホラー映画(悪魔のいけにえ)とかホラー小説ばかり読んでいたので、現実と妄想の区別がつかなくなってしまい、怪奇映画やホラー小説の登場人物たちと友達になります。 偉大なるレザーフェイスは、少女の内面世界の存在なので、まるでトトロのように優しい目で少女を見つめ、少女を守るという、少女にとって優しいガーディアンのような存在なのです。 少女とレザーフェイスが対面する場面では、まるで「ミツバチのささやき」でアナトレントがフランケンシュタインの怪物と出会う名場面と似たような神秘性を感じます。 幻想世界の住人とはいえ、ドアをチェーンソーで切り裂くといったことが可能なのは、少女の想いが強すぎてそのイメージが実体化したのだと思われます(ポルターガイスト的な)。 レザーフェイス、ゾンビ、ノスフェラトゥ、ハイド氏がみんなで協力して少女の敵である存在を排除しようとする様は、ホラーファンとして(邪道ですが)勇気付けられるところもあり、感動的でもあります。 ホラー映画の恐ろしい怪物でも、彼女にとっては神話の精霊みたいなものです。 本来は悪役であるはずの邪悪な存在が、力を合わせて一人の孤独な少女を助けるなんて、素敵な話じゃないですか。 邦題では「少女VSレザーフェイスVSゾンビVSノスフェラトゥVSハイド氏」なんてタイトルをつけられても良さそうな作品です(少女とレザーフェイス以外は出席率が悪いですが)。 登場するキャラクターの話ばかりをしましたが、正直言って物語の内容がつかめないというか理解不能なところもあって、良くも悪くもあるのだと思います。 オールスターズだから+1点です。[DVD(字幕)] 6点(2011-05-09 23:28:02)《改行有》

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