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プロフィール |
コメント数 |
1907 |
性別 |
男性 |
年齢 |
62歳 |
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1. 制服の処女(1931)
昭和6年製作の作品ということで、その邦題から日本ではかなりヒットしたらしい。
実際は少女たちの多感で繊細な姿を主に描いたもので、すごく真面目な内容の作品。
前半はややコメディータッチで寄宿舎での少女たちの日常生活を追い、
後半はヒロインの心情描写を中心にした構成。出演者たちは、あまり十代の乙女には見えない。
軍国主義という時代背景を、厳しい規則一辺倒の寄宿舎にダブらせているのかと思ったのだが、
あまり関係ないのかな。少女達が主役の青春映画としてなら、当時としては斬新だったとは思うけど。[DVD(字幕)] 5点(2011-09-04 03:59:09)《改行有》
2. 西部戦線異状なし(1930)
若い兵士たちの目を通し、戦争の悲惨な現実を如実に描いた作品。
前線に出征した彼らの戦慄する姿は、戦争の愚かさをたっぷりと伝えてくれる。
戦争映画でありながら、反戦というテーマはしっかり表現されていたのではないかと思う。
キャラ描写や構成などに甘さは感じるが、古い映画なのでこれはもう仕方がないかな。
演出面ではインパクトのあるシーンもあり、この時代の作品としてはやはり傑作の部類。[DVD(字幕)] 6点(2011-08-13 17:02:54)《改行有》
3. 戦艦バウンティ号の叛乱
実話をベースにした、タイトル通りの内容。
荒波の中を航海するアクション的なシーンや、なぜかロマンスのシーンが絡んできたり、
終盤は人間ドラマ的な要素もありと、至れり尽くせりの内容で、その分上映時間も長く、
いかにも娯楽映画といった作り。クラーク・ゲイブルは相変わらずカッコいいんだけど、
何といっても、艦長役を演じた役者さんが良かった。ホント悪いやっちゃと思わせてくれる。
総体的にちょっとだらだら感はあるけど、たまには古い娯楽映画でも鑑賞してみてはいかが?[DVD(字幕)] 5点(2011-08-07 11:17:21)《改行有》
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