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プロフィール |
コメント数 |
1047 |
性別 |
男性 |
年齢 |
30歳 |
自己紹介 |
とにかくアクションものが一番
感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます
備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません 10点…大傑作・特に好き 9点…好き・傑作 8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く |
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1. 西部戦線異状なし<TVM>(1979)
《ネタバレ》 ルイス・マイルストン版と是非とも見比べて欲しい。
こちらは原作に沿ったカラー版。この作品も素晴らしいんです。スコップの件とか、瓶を割る件とか。マイルストン版になかった描写と見比べられるのが嬉しい。もちろん、どちらも名作です。
それに改めて気づかせてくれたラストシーン!
ラストシーンもカラー(TVスペシャル)と白黒(マイルストン)で見比べられるなんて・・・!是非とも見る時は両方。[DVD(字幕)] 8点(2015-03-15 12:06:55)《改行有》
2. 戦争のはらわた
《ネタバレ》 「完全版」の出来が満足(10)点だったので、コッチはほぼ満足(9)点を付けておく。
「ワイルドバンチ」は執拗なスローモーション&クローズアップ演出で反吐が出る映画だったが、本作はそれを極力抑えたことで見事な傑作となった。
「昼下がりの決斗」と共にペキンパーを見直した映画。
リアルな戦場と言えばルイス・マイルストンの「西部戦線異状なし」もあるが、どちらかと言えば俺は「戦争のはらわた」を選ぶ。
第二次世界大戦の東部戦線を舞台としたこの映画は、ウィリー・ハインリッヒの原作「Willing Flesh」を元に映画化。
オープニングの子供の童謡をバッグにした戦争資料のような映像、
そして冒頭のシュタイナー小隊の華々しい活躍。
死と破壊に満ちた戦場、その下に拡がる塹壕の中に溢れる人間の温もり・・・やがてそれも消えていく。
シュタイナーが助けたロシア人捕虜の少年が良い例だ。
アンドレイ・タルコフスキー監督の「僕の村は戦場だった」を思い出すその子供。
死が待つだけの戦場で生まれる言語を超えた友情・・・それすらも打ち砕かれていく。
兵士は国の道具なのか?
一人の人間なのか?
そんな様を死が飛び交う戦場、ドイツ軍の一部隊の視点で描いていく。
勲章一つのために多くの人間が死んでいく。
「こんな物」のために・・・主人公はそれに気付いてしまったのだ。
そして戦うことの意味を求めて苦悩と葛藤を繰り返す。
上司であるシュトランスキーとの闘争。
内も外も疑心暗鬼で敵だらけ。
取り返しのつかない死があるとも知らずに彼らは争う。
そんな男たちも、いざ死ぬとなると人間としての尊厳を取り戻す。
シュタイナーも、ブランド大佐も、シュトランスキーも輝きに満ちた顔で戦場に飛び出していった。
彼らの最期は解らないが、そこには命懸けで戦った人々の物語が強く刻まれている。
シュタイナーが笑ったのはシュトランスキーの滑稽さか、戦争そのものの滑稽さか。
その答えはシュタイナーだけが知っている。[DVD(字幕)] 9点(2014-06-24 18:16:56)《改行有》
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