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プロフィール |
コメント数 |
678 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
ソフト化されたタイミングでのレビューが中心です。2008年、子供の頃から夢だった自宅シアタールームがついに実現しました。(100~110インチ程度、音響2.1ch)できるだけネタバレせずに書いていますので文章がおかしい場合もあると思いますが、暖かい目で見守ってやってください。(2014初登録) |
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1. 青春デンデケデケデケ
この映画の主人公達がドンピシャリで父と同級生、父から聞かされていたベンチャーズやエレキギターのイメージ、時代背景がとてもよく理解できて楽しかったです。私も学生時代にバンドマンだったので色んな意味でハマりました。お寺の小坊主が素晴らしい、居たよねああいう奴(笑)
海岸デートの後、後半チョット詰め込み過ぎたせいか散漫で”飽きた”という感じがしたのが映画の出来栄えとしては若干惜しいですが、青春の一コマが上手く映画化された素晴らしい作品です。[DVD(邦画)] 6点(2020-01-13 16:06:30)《改行有》
2. セブン
《ネタバレ》 他の方がおっしゃっている通り、確かに素晴らしい作品です。脚本には目立った粗もないし話の流れも清流のごとく綺麗に流れています。しかしとにかく暗くて重たい内容が問題です。全てのシーン・全ての演出・全てのセリフが考え抜かれているものと思いますが、ミルズ刑事(ブラッド・ピット)の無邪気な明るさ、サマセット刑事(モーガン・フリーマン)の思慮深さ、そしてジョン・ドウ(ケヴィン・スペイシー)のしたたかさ。それらが深く絡まりながら陰湿極まりない事件が一つずつ明らかになっていく様は異様としかいいようがありません。たまにはね、こういった重たい類の映画があってもイイとは思いますが、本作はリアルで重たくてちっとも楽しくなりません。ラストは極めつけの重たさです。また珍しく犯人が完全勝利する作品でもあります。
狙っているものとはいえ、鑑賞後に映画を観たという充実感はほとんど感じず、ただただどんよりするだけ。よってあまり高評価を付ける気にならない映画でもありました。いえ、決して悪い映画ではないのですが・・[ビデオ(吹替)] 6点(2014-05-03 14:54:45)《改行有》
3. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
《ネタバレ》 アル・パチーノは本作で主演男優賞を受賞しましたが、私の個人的意見としてはカリートの道のほうが彼らしく、そして哀愁もあって美しくて主演男優賞に相応しかったように思いました。
さてこの映画、パチーノの力の入り具合に反して内容がイマイチ伴わない映画だったと思います。パチーノの貫禄が消えずに残ってしまっており、ただの頑固ジジイに見えない点が残念でした。(何かやってくれそうな雰囲気なのにラストは大人としては至極普通の演説でした)
結果的にパチーノの成長物語だった訳ですが、この映画を高貴なものに高めている一翼に女性好きの表現の仕方があります。香りで女性を見抜けるのは素晴らしかったと思います。でもパチーノの人間性の深みには繋がっていないように感じました。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2015-01-02 15:38:32)(良:1票) 《改行有》
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