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1. 戦争のはらわた
《ネタバレ》 第二次世界大戦の独ソ戦、東西冷戦時代だからなのかソ連よりも敵国だったドイツ軍視点の映画が珍しい(原作はドイツ人だが)。上官の命令に従ったとはいえ味方を裏切る副官を主人公は射殺するが、鉄十字勲章のために自らは手を染めない自己中の上官は殺さずに屈辱を与える。確信的な殺人者に対して「それは違うだろ」という思いと同時にフラストレーションも溜まる。エンドテロップの「諸君、あの男の敗北を喜ぶな。世界は立ち上がり奴を阻止した。だが奴を生んだメス犬がまた発情している」の詩はヒトラーのことを示唆しているのだろうが、ほったらかしておけば喉元過ぎると歴史は繰り返されてしまうものだ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-10-11 17:02:11)
2. 戦国自衛隊
自衛隊の協力が得られなかったのかしょぼさが際立ちます。原作は面白そうですが、映画の方は学芸会並のシナリオと角川春樹臭にうんざりです。自ら監督と脚本を手掛けた「天と地」よりずっとマシですが。[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-05-29 22:21:48)
3. 戦略大作戦
《ネタバレ》 センスのない邦題ですが、戦闘シーンなんかは結構シリアスに描かれているなかなか味のある戦争コメディ映画でした。ドイツ軍のあまりにも間抜けな描き方は当時のアメリカ映画では普通なんでしょうが、市街戦の中で右にも左にも旋回できないのろまなタイガー戦車やマカロニウエスタン調のメロディーにのって主人公たち3人が戦車に対峙していくシーンには思わず吹きだしてしまいます。面白かったです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-15 00:00:32)(良:1票) 《改行有》
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