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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 選挙 寄り添うようにして突き放す、独特の視線で捉えた「選挙」ドキュメンタリー。すぐ目の前にあるはずの日常的な風景が、切り取り方を変えるとこうも変貌するのか、と驚き。置きっぱなしの石をひっぺがすように、下からミラクルワールドジャパンが顔を見せます。ハリウッド映画に登場する日本人って嘘臭いと思っていましたが、日本人ってあんなにペコペコお辞儀してるもんなんですね。客観的に見てみると面白い。小学生から「頑張ってくださーい!」なんて言われちゃったりもして、ところどころ笑えるシーンもあります。けど、だんだん暗い気分にも・・・。完全に決められた枠の中で活動するのが当然という世界。なにも疑問に思わずにシステムの中で生きていく怖さ哀しさ辛さ。そして「選挙活動」に限らず、こんな「世界」がそこらじゅうにあるという途方もなさ。その「世界」に守られている一面もあるかもしれないけれど・・・。この監督が「邦画」ってタイトルで映画業界を撮ったら、似たような作品になりそうです。主題歌はエイベックスで。[DVD(邦画)] 9点(2013-12-24 12:51:48)(良:1票) 2. 世界最速のインディアン ハートフルだけど熱いスピリットもあって大満足の2時間でした。バイクで直線を走るだけでこんなにもハラハラ、ワクワクさせられるとは。「夢だけじゃ生きていけないんだよ」なんてしょうもないことを言い出すヤツがいないのでいいですね。確かに現実はいいことばかりじゃないし、未来がどうなるかなんてわからない(いい人そうな青年兵士も、この後ベトナムで枯葉作戦に参加することになる)。逆に、「結果がすべてじゃないわ」とやさしく言ってくれる婦人もいるけど、そんな時、このじいさんの目は笑っていない。夢でいっぱいだけど、自己満足の ぬるま湯には浸かってない主人公。なんとカッコイイ![DVD(字幕)] 8点(2008-11-12 01:35:29) 3. 戦国自衛隊1549 アニメの「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」のほうが面白いっす。映像がチャチに見えてしまうところもあるけど、それよりもストーリーがイマイチだと思いました。福井晴敏テイストはバッチリですが(けどもうマンネリ気味・・・)。映画冒頭の、ヘリが武士越しに飛んでいくショットはメチャクチャかっこよかったですよ(予告編にもあったあのシーンですな。) ラストは、現代の世界に帰ってきたら、自衛隊の隊員たちがみんな鎧を着ていた・・・とかだったら面白かったのになー。[映画館(字幕)] 5点(2005-06-24 00:05:47) 4. ゼブラーマン もう作り手も自己満足で作ってますね。それに観る側がついていけるかどうかが評価の分かれ目かも。私はちょっとついていけなかった。笑いの要素も質がちょっとマニアックすぎるかな。架空の存在であるヒーローが次第に本物の、真のヒーローになっていく、という映画ではクレヨンしんちゃんの嵐を呼ぶジャングルのほうが面白い。まあ比べられるもんじゃないかもしれないけど・・・。6点(2004-02-14 15:34:07) 5. 千年女優 うーん8点(2003-12-25 14:42:21)
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