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1. 戦場のピアニスト
《ネタバレ》 いま見終わりました。素直に良い作品だと思います。
ただ他の人も書いていますが主人公は少し運が良過ぎですね。
それはともかくとしてこの手の映画は見続けるのが痛いです。
この映画もそうですが途中で吐き気を催すというか。。。
子供は見ない方が良いでしょう。
戦争と言う状況が進行し
それが人種絶滅と重なった時にどうゆう過程を経て行くのか?それが克明に描かれています。
主人公は名の知られたピアニスト。家族と共に絶滅収容所に送られる寸前
友人に助けられて生き残ります。その後彼の同胞達は武装蜂起したりますが
彼は何とか生き残る道を選びます。
彼の友人が言います。「逃げ出すのは簡単だよ。しかしそれから生き延びるのは至難の技だ」と。
まさにその通りで彼は生き延びる為に様々な同胞達の善意に縋って
何が何でも生き延び様とします。何度も死に掛けますが それは信念などでは無く
死ぬ事への恐怖や人間の生存本能と言う物なのでしょうか。
ともかく彼の周りで味方が虫けらの様に殺されて行きます。
でも彼は戦いません。恐怖で震えながら割れたガラス越しからそれを見ている。
「無駄死にだ」とも言う。
有る意味卑怯とも取れる行動ですが 自分はどっちなのかと考えれば
やはり彼の様に震えているだけでしょう。
つまり戦って死ぬのも人生なら
最後は敵であるナチス将校の哀れみや善意に縋って生き延びるのも人生だと思いました。
彼は敵である若い将校の前で堂々とピアノを弾きます。
悲しく激しく。そして若い将校も心を打たれて彼を助けてしまう。
やがてドイツは敗北します。若い将校はソ連軍に捕らえられ
彼もまた解放されたユダヤ人に「私は戦場でユダヤ人ピアニストを助けたんだ」
と命乞いをします。
この場面が戦争と人間(1個人)の関係を如実に表す場面でしょう。
素晴らしい着想だと思いました。
戦争はかくも愚かしいですが
私達の生きる現在でも適当な理由を付けて戦争を始めてしまう
愚かしい大国が現実に有る。過去に何も学ばずにです。
歴史は繰り返すしか無いのでしょうか?それを考えると少し鬱に成りますね。
そのぐらいリアリティーの有る映画です。
[映画館(字幕)] 8点(2013-12-13 20:02:27)(良:2票) 《改行有》
2. 戦国自衛隊1549
《ネタバレ》 ともかく話を広げ過ぎて全然収集付かなく成ってるのもお構い無しにテレビ的な流れ作業で撮っちゃった映画ですか?
そんな気がしました。
辛うじて見れるのは先発の自衛隊が石油精製所とか作って歴史を変えるウンヌンと言う所までで
あとはもう時代考証などお構いなし。最後はアングリと開いた口が塞がらない映画に仕上がってます。
こういう映画作るのは勝手ですがこれが字幕付いて諸外国とかで上映された日には日本映画の本質そのものが笑われそうですよ。
なんかこれのハリウッドバージョンウンヌンと話が進んでる見たいですが止した方が良いです。
世界に恥じ晒すだけです。
なんと言うのでしょうかね。
製作者側に目が無いと言うより巨額な予算掛けて作ったけど酷い出来だった。
しかし元は取る算段で全てが回って行くというか。。。それ以外考えないっていうか。。。
というかこれ角川映画がプロダクションしてるんですよね。
いや~酷い。あらゆる意味で。
それしか言い様が有りません。。。[地上波(邦画)] 2点(2006-07-01 00:19:49)《改行有》
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