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プロフィール |
コメント数 |
330 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
評価の基準は、自分が何回も見たいと思うことと、他の人にぜひ見てほしいと思うことです。8点以上は、ほぼ全部2回以上見ています。画像の豪華さは評価にあまり関係なく、脚本重視。アニメとコメディに若干甘いかも。それと、昔見た作品を記憶でレビューすることはしていません。原田知世版の時をかける少女は、当時の評価なら10点ですが、今の若い人に見てほしいとは思わないので、レビューしていません。 漫画レビュー始めました。映画と違って、つまらない作品は途中で投げ出すので、基本、面白い作品しかレビューしません。そのため、レビューの平均点は高くなります。 |
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1. 世界最速のインディアン
《ネタバレ》 「会社を定年退職後に、昔からの夢を実現するために~」なんて話を想像してたんだけど、全然違った。
あらゆる意味で「現役」なの。しかも結構危なっかしい。
整備不良のオートバイで出たらマズイでしょう。命に関わるし。
主催者側も「ルールは大事だが、ルールを破るのもまた大事だ」なんて言っちゃうし。
それでいて「憎めない奴」だから許されちゃう。
こういうジジイ像は、邦画じゃちょっと考えられないけど、アメリカ映画だから、見てるこっちも許しちゃう。
作品のテイストは、ボブスレーを扱った「クール・ランニング」に近いかな。
なんかほのぼの見られる感じが。
あっちもカルガリー五輪の実話ベースだし。
ちなみに、このカルガリー五輪において、メダリストしか出場できないはずのフィギュアスケートのエキシビションで、5位の伊藤みどりが出てきたのを思い出した。それも最後の最後で。
試合では観客総立ちの演技だったので、「ミドリはなぜ出ないのか」という外人観客の抗議が殺到したためだという。
こういう「粋なルール破り」ができるのもまた、外人ならではなんだよな~。[DVD(吹替)] 6点(2012-08-26 23:20:52)《改行有》
2. 千と千尋の神隠し
公開時、3回も見に行ってしまった作品。
今回久しぶりに見たけど、やはり凄いなあ。
宮崎駿の作品は、自分の趣味と違うんだけど、これだけは別。
企画の段階からして凄いと思う。
日本独特の宗教観である八百万の神を描くってことは、外国で売ることを拒否しているのと同じ。
でも、これはまだいい。
しかし、主人公をブサイクにするってのは、キャラクター販売を拒否しているのと同じ。
これは解せない。このストーリーの中で、ブサイクでなきゃいけない必然性がない。
単に、宮崎駿のワガママとしか思えない。
普通、こういうワガママし放題の映画(=作家性が強い)は、ひっそり公開されてひっそりと終わる。
ところがコイツは、大宣伝とそれに似つかわぬ奥の深さで史上最高のヒット。
では、この映画の良さって何だろう?
自分の場合は、今セピア色で覚えている5歳頃の漠然とした不安を、極彩色でキッチリ映像化してくれたことにある。
特に序盤、日が暮れて元に戻れなくなるシーンは、まさにそれで、本当に見事。
それから後も、たくさんの不安定なキャラクターと映像で、自分を釘付けにした。
終盤は、ちょっと説明調で慌ただしいけど、これはこれでアリだろう。
大の大人に疑問を抱かせないテンポがあって、なんだかわからないけど涙が出る。
初めて宮崎駿を天才だと思った。
この映画は凄え。[DVD(邦画)] 10点(2008-09-24 00:23:12)(良:1票) 《改行有》
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