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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 戦場にかける橋 《ネタバレ》 最後の最後は確かに面白い。 だが、そこにいたるまでがとにかく長い。 早川雪洲のキモいオヤジ感が半端ない![インターネット(字幕)] 6点(2022-09-28 21:31:03)《改行有》 2. 青春怪談(市川崑監督作品) 《ネタバレ》 1950年代の日本映画の良さが詰まった作品。 そして北原三枝はスタイルが美しい! 細いだけでなく、姿勢が良いんだろな。 あと、テキパキとした所作と、さっぱりとした語り口、実に魅力的な女優さんだ。 それに対し一番笑ったのが、轟夕起子が池で溺れかけて、それを助けようとした山村聰が思わず「重い」と言ってしまう場面。 思わず言葉に出てしまった感がすごくあって、妙にリアルで爆笑してしまった。[インターネット(邦画)] 7点(2021-05-05 22:12:13)《改行有》 3. 成功の甘き香り 《ネタバレ》 これって、悪者を最後に沈めて終わらせようという、結論ありきの構成。 これじゃあ、つまらない。 これに対して夜景の美しさ、怪しさは素晴らしく良く映されていて、惚れ惚れとした。 兄の妹に対する執着という、どうでも良いことが物語の主軸になっていたことも、個人的には興味が湧かなかった。[ビデオ(字幕)] 5点(2017-05-13 01:54:51)《改行有》 4. 戦国群盗伝 《ネタバレ》 脚本の「山中貞雄」色は感じられず、潤色の「黒澤明」色が著しく出てしまっている。 なので、山中貞雄の面影を感じたい人、つまりは、『人情紙風船』の凍りついた様な殺伐感、『百万両の壺』で感じたあの躍動感、『河内山宗俊』の粋な世界を期待して観ると、確実に裏切られる。 一方で、黒澤明好きならおそらく無難ながらも楽しめる時代劇だと思われる。 良い人・悪い人が明確に別れすぎた人物設定、強引で都合よすぎる展開、悪い人たちが簡単に死んでいく予定調和なラスト、とまさにハリウッド映画的な短絡さ。 これで娯楽作として素晴らしい出来なら、それなりに楽しめただろうに、残念ながら本作はそれほど娯楽性という観点においても突出してはいなかった。 三船敏郎に鶴田浩二、志村喬に千秋実、そして司葉子、と贅沢な布陣だけに、何とも勿体無い。[映画館(邦画)] 2点(2009-06-27 01:39:19)《改行有》 5. 青春群像 《ネタバレ》 フェリーニが初期の初期に放った「青春映画」の傑作。 個人的には、「一人、汽車で町を出ていく男と、それを駅で見送る少年とのシーン」が最も印象的。 初期(1950年代)フェリーニ作品には、こういった「終盤の印象的な会話シーン」が多く、それはフェリーニにしか演出できないレベルのものだと私は思う。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-04 09:57:26)《改行有》
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