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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 精神 《ネタバレ》 しんどい。いろんな意味でキツい視聴体験でした。メリハリのない編集で綴られる素材は、精神科の出来事とはいえ、このぐらいなら日常的にも目にするシーンだよなというもの。世の中、みんな病んでるんじゃんというツラさ。前作「選挙」では、開票結果という一応のオチがあったのだけれど、本作の「当事者」の皆さんは、限りない日常を生き続けていく。この素人のみなさんのプライバシーをつまびらかにして大丈夫?という心配。「観察映画」って標榜するのは、主観を排したいという気持ちなのでしょうが、観客としては心の置き所が見つからないで、そわそわしっぱなしの居心地の悪さ。ドキュメンタリーこそ、エンタメ要素が必要なんじゃないか。[DVD(邦画)] 5点(2018-04-07 17:21:15) 2. 青春☆金属バット 竹原ピストルさんが好き。圧倒的な声量と突きつけてくるような歌詞。それでいてナイーブ。そんな彼の10年前の姿を拝めたのは収穫でしたが、…。しかし エンディングテーマ「ならば、友よ」がまた良いだけに、本編中の焦燥感に駆られた彼の表情がツライ。いやいや、こういう(映画の)現場にも立ち続けてきたから、今のピストルさんがいるんだと思いますよ。[DVD(邦画)] 4点(2016-07-09 07:26:51) 3. 戦場でワルツを 《ネタバレ》 ドキュメンタリーをアニメーションでやる。しかも、かつてない手触りの画風。モチーフは中東紛争、サブラー・シャティーラ事件。ワタシには新味たっぷりの本作。観終わった今、正直、創作多国籍料理を食べたあとの納得して良いのか分からない、あの割り切れない気持ちでいっぱいです。なんか、いろいろと残念なオレですみません。[DVD(字幕)] 5点(2014-10-20 11:56:18) 4. 選挙 《ネタバレ》 「党員」の皆さんのメンタリティっていまいちよく分かっていなかったのですが、つまりこの悲壮感漂いつつも滑稽なお祭り騒ぎが大好きな人たちだったのね、と合点がいきました。なんの主義・主張もない落下傘候補こそ、彼らにとっては格好の御輿。翻弄される主人公候補者が気の毒になり、開票結果に安堵してしまいましたが、同時にあの皆さんのしたり顔にゲンナリもする。昨年の衆院選での自民党の圧勝。皆さん、今もご健在のようでなによりです。[DVD(邦画)] 8点(2013-04-20 05:44:33) 5. セルラー 《ネタバレ》 なんか、うまいなあ。孤軍奮闘、とにかく劇中走り回るライアンは、ダイハードのジョンマクレーン刑事を髣髴させます(大げさ?)。みなさんおっしゃるとおり、唯一援軍になるウィリアム・H・メイシーのストーリーへの絡み方がホントいいです。技ありの作品。[DVD(字幕)] 8点(2013-01-06 18:36:42) 6. 世界最速のインディアン 《ネタバレ》 う~ん。おじいさんの話をみたような気がしないんだ。ただ、真っ当な大人の冒険譚をみた気分です。かっちょいい。ジブリの「紅の豚」のテイストだったと思います。(赤いインディアン号とかもね)。で、もちろん、好きです。[DVD(字幕)] 8点(2012-03-31 06:18:04)(良:1票) 7. 全然大丈夫 《ネタバレ》 ゴンチチっぽいBGMも相まって、類似作は「無能の人」とみましたが、それには及ばない感じ。「無能~」は結婚して子どももいるのに、どうしようもない助川助三でしたが、本作のあかりにしろ、輝男にしろ、結婚前なワケです。生活苦みたいなのが、底辺に流れてないと、それでも大丈夫と言われても、そりゃあんたらは、まだまだ全然大丈夫だよって思ってしまう訳です。できれば、蟹江敬三と鳥居みゆきのストーりーをもう少し見たかったですね。[DVD(邦画)] 3点(2011-10-10 21:09:56)
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