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プロフィール |
コメント数 |
1047 |
性別 |
男性 |
年齢 |
30歳 |
自己紹介 |
とにかくアクションものが一番
感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます
備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません 10点…大傑作・特に好き 9点…好き・傑作 8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く |
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1. そして父になる
《ネタバレ》 最近(2013年)、生まれて60年を過ぎてから病院で「取り違え」が生じていた事が話題になっていたので、いつか見たいと思っていたこの作品を見た。
個人的には家族に「血の繋がり」は関係ないと思う。
「家族」というのは一種の共同体。
例えば養子。
血のつながりが無くとも、引き取る側が「家族」、引き取られる側が「家族になりたい」と言うならそれで家族だ。
「サザエさん」というアニメがあるが、あそこに婿として磯野家に納まっているマスオという男がいる。
この男もサザエと出会う前は「赤の他人」だった。
それがサザエを愛し、子供をもうけ磯野家に迎えられた・・・。
このように家族とは「別の血を流す者どうしが心で結ばれる」事で出来上がるのだ。
そこに子供がいなくともだ。
サーカスなら曲馬団どうしの絆、村なら村ぐるみの絆・・・「人類みな兄弟」という言葉は当たり前の考えとさえ言える。
「義弟」やら「義母」ならいくらでもなれるワケだし。
ただそこに心の通い合いが無い家族は家族とは言えない。それだけは確かであろう。
だ今回の件は事情が少し違う。
「親は誰?」という話。
産みの親が亡くなっているなら育ての親の元でそのまま暮らせるが、今回は産みも育ても健在と来たもんだ。
実にありふれたテーマ、実にシンプルかつ複雑な話。
親の心と子の心の違い。
男と女の心の違い。
そこら辺をシビアに描いたからこそ、この作品は評価されたのだと思う。
むしろこんな時代だからこそ、改めて普遍的なテーマに挑んだからこそ良いのだ。
一番良かったと思うのが、子供が産みの親の家に「戻る」というところだ。
親にとっても子にとっても複雑な心境、居心地と嫌悪感、ただそれが慣れれば・・・。
ラストの「父になった」結末は中々考えさせられる幕引きだった。[DVD(字幕)] 9点(2014-12-16 21:38:33)《改行有》
2. それでも夜は明ける
《ネタバレ》 スティーブ・ロドニー・マクインの現時点での最高作。
今まで黒人差別との戦いを描いた作品は数多くあったが、マクインのこの傑作は新しい歴史を刻んだと思う。
画面を覆う黒いコントラストの“闇”が、暗黒の歴史と向き合うソロモンの物語に一層の深みを与える。
麦の穂を狩る黒き人々、それを監視する白き人々。物語は奴隷農場?と思わしき場面から始まるかと思いきや、話は過去に戻ったり現代に戻ったりと行き来して全貌を明かしていく。
奴隷として農場を転々とする12年間・・・それでも「奴隷のプラット」ではなく「ヴァイオリン弾きのソロモン」として彼は戦い続けた。。
ところで、なんで間に本名の“ロドニー(Rodney ”を入れるかって?
俳優のスティーブ・マックィーン(Steve McQueen)とスペルがまったく一緒だからだよっ!!
まぎらわしいんだよ、監督本人が何もしなくても配給会社が気を利かせろよ・・・と言いたくなる。
いちいち「黒い方のマックィーン」だの
「監督の方のマックィーン」だの
「マックィーン(監督)」だの面倒くせえんじゃボケえっ!!!
どっちか知らない人は「あれ?こんなガングロだったっけ」とか
「こんな野球少年みたいな人だったっけ」と著しい混乱をきたすワケよ。
いやきたせよ人間として!(何の話だ)
じゃあ“R”付ければマックィーンでも良いだろって?
そうもいかないんだ。
何せスティーヴン・R・マックィーン(Steven R. McQueen)って人がいるからさ。
俳優マックィーンの孫にねぇ!
何で“ん(N)”が付くだけなんだよっ!せめて「スティーブ・マックィーン3世」とかもっと工夫できるだろうっ!俳優名を決める時点で考えてくれよ頼むから!
オマケになんだ“R”って!?
“R”なんなんだよ!?
単語を続けろよ!
イニシャルだけとかナメてんのかテメえはっ!?
ロベルト(Roberto)か?
それともロバート(Robert)か?
父親はチャド・スティーブン・マックィーン(Chadwick Steven McQueen)なのに・・・何で孫の方はスティーブンが先なんだよ・・・。
というワケで、俺はスティーブ・ロドニー・マクインとしてこのロンドンはウエスト・エンド出身のイギリス人を応援していこうと思う(バイク大好きな方のマックィーンはアメリカのインディアナ州ビーチグローブ出身です)。[DVD(字幕)] 9点(2014-10-10 19:12:24)《改行有》
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