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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 早春(1956) 《ネタバレ》 小津作品の中では最も長い作品(144分)とか。小津作品では珍しいと思う不倫を扱った作品で夫婦を描いた作品。夫婦ものでは「お茶漬の味」とか「淑女は何を忘れたか」もあったけど、また違った印象。ありがちな妻を迎えにいって仲直りというわけでもなくさりげなく終わらせてる。特に見せ場というシーンもないけど飽きずに楽しめた。終始プンスカしてる淡島千景が良かったなぁ。[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-05-31 23:32:31) 2. 續 宮本武蔵 一乗寺の決斗 《ネタバレ》 稲垣浩の「宮本武蔵」三部作の第二作目。東映版とは違って単独で見るにはちょっと厳しいかも。唐突にはじまって中途半端な終わり方という印象。それにメロドラマの傾向が強いと思う。岡田茉莉子と八千草薫のバチバチが見られます。それにしても又八役が三國から堺左千夫に代わってるのは一体・・・。この辺もマイナス要素。[ビデオ(邦画)] 6点(2006-06-22 23:47:56) 3. 続・丹下左膳 《ネタバレ》 前編よりもさらに虚無的な作品になってます。刀の呪いで血に狂う左膳は机龍之介なんかよりも凄まじくホラー的。ほとんど化物じみてます。アンチヒーローや宗教、破滅的な展開も大菩薩峠に似たものを感じます。全篇通しての印象は主役の割りに左膳の出番が少ないってのが不満。ストーリーがごちゃごちゃしてわかりにくいのもマイナス。せめてもう少し保存状態がよかったらなぁと。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-04-18 21:31:50) 4. 曽我兄弟 富士の夜襲 登場時の錦之助の衣装が笑っちゃうぐらいにかわいくてアイドルって感じする。千代之介とのコンビもいい。他には13歳の北大路欣也もかなりかわいい。月形・大友・片岡とキャストもなかなか豪華です。そんなぐらいでストーリーは普通。晴着がもらえなくて泣いてる錦ちゃんが面白い。6点(2004-05-23 03:00:28)
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