|
プロフィール |
コメント数 |
604 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/ |
自己紹介 |
2004年から映画専門サイトをたちあげました。 ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。 リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ ザフューチャーなどのアンブリンもの。 十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・ 自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ 思いも変わると思います。その中で、共感できる人が 多ければ売れるのでしょうね。 たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・> と、マニアックな映画にも手をつけますが、 できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、 子供時代に帰ってるみたいです・・ それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・
|
|
1. 卒業(1967)
《ネタバレ》 どう見てもダスティン・ホフマンが21歳には見えないのです・・
当時はもう30歳でしたがそれでも30歳にも見えません。
同じくらいの年で今トビー・マグワィアがいますが、彼なら大学生役は大丈夫と思う。
そういう違和感があるのもついて行けなかった要因です。
あとまだあります。
音楽が合っていない・・私はサイモン&ガーファンクルの大ファンなのですが、
この映画に合っているようで合っていないと思いました。
爽やかすぎる(爆)歌詞の内容も合っていない(ミセスロビンソンは除いて)
(この時代に青春を過ごした人が観れば合ってると思うかもしれませんが・・)
でももしリメイクするならS&Gの音楽を使ってほしいです。
ダスティン・ホフマンを嫌いというわけではないんです。
21歳にしてはふけすぎてる(当時のファッションを割り引いても)
しかし・・どこにリチャード・ドレイファスが出ていたのだろうか??
ドレイファスもふけ顔なんですが見落としてしまった・・
配役でよかったのがホフマンのお相手の親子(特に有閑マダム)
逃げる花嫁願望が特に理解できかねます。
ジュリア・ロバーツの例の映画は頭が痛くなった。
ドラマチックなのかもしれないけれども、
式は式であとで別れりゃいいのにとか思うんだなぁ・・
その場だけでも相手のことを考えましょう(って古いんだろうか)
特にメロドラマ系が嫌いな私はコミカルだったのでそれはよかったけど・・
シリアスで普通なホフマンとの違和感が成功したラブコメでしょうか。
カメラワークは賛否両論あるかもしれませんが、
こういうマニアックな撮り方は結構好きです。
古い映画も参考にしているんでしょうね。
最初のほうでミセスロビンソンのヌードのフラッシュバックが出てきますが、
あれはこの年代からしてすごい斬新です。
今でいえば「セブン」に使われていましたが、
シドニー・ルメットのかなり古い映画「質屋」ではひつこいくらい使われていました。
もしかしたら「質屋」が元祖かもしれません(ヒッチコックは裏窓しか見てないのでわからない)
少し傾いた画面は第三の男だし、クローゼットからの見せ方は十二人の怒れる男・・
ニヤニヤしながら観ていたのですが(私は特異なカメラワークだけの映画でも観るかも)
[ビデオ(字幕)] 6点(2005-08-10 12:21:55)《改行有》
2. ソドムとゴモラ(1962)
《ネタバレ》 レンタ屋に行くとまず歴史とSFを探すのですが、SFは最近SW見終えたし、
今見る歴史は旧約聖書~ローマ帝国までを基本としているので、
題名を見て「これ、天地創造でよくわからなかった章だな」と、
借りるのをためらったのですがまあ見ないとわからない。
なるほどこの章は時間かけないとよく理解できない。
天地創造ではソドムとゴモラという町は身内のいさかいが絶えず、
殺戮を重ねていてそれに怒った天使がロトと取引をし、
相変わらずどうしょうもないこの町を焼き尽くしてしまうんです。
天地創造の天使が町を焼くシーンは確かに面白かったんですが、
町の歴史や人間関係があっさり説明されてよくわからなかったので、
この作品を見ることですんなりと理解できました。
もしかして本当に真面目に作っててつまらないかも??と、
十戒のような大げさな場面はないかもと見ていたのですが、
戦闘シーンになるとこれが予想を裏切って面白い。
私は三国志が大好きなのです。
この戦闘は魏の国が呉の国を攻めるシーンを思い出しました。
戦法がよく似ていたのですよ。
待ち伏せ、火責め、水攻めとそっくりです。
映画の戦闘シーンは戦術を見るのが好きなので、
戦闘の迫力や壮大さなどは二の次の興味です。
戦争になったのもソドムの女王の兄弟の陰謀からなんですが・・
ソドムの女王は放浪の民ヘブライ人(いつも放浪なのね)たちを、
ソドムの近くに住まわせました。
女王の兄弟は政権を奪うためあらゆる策略を練る。
ヘブライ人のリーダー神(エホバ)のしもべロトが知恵と勇気で、
精鋭部隊相手に戦い(最終的にはダムを壊し水攻め)ソドムの市民となります。
が、地位を得たロトに反発する同胞も・・
身内の裏切りもありロトは監禁されますが、
牢獄で神の使いを見るのです。
後半のクライマックスで町が壊れていくさまなどは、
これリミイクしても面白いんじゃないのかな?と思いました。
ロトの妻になる女性の存在も面白い。
女王の奴隷でありロトに献上された身分ですが、
実はソドムのスパイなのでした。
でもロトを愛し妻になります。
ロト役、もうちょっと老けてたほうがいいかなぁ。
しかし・・ロトの紋章だっけ??ドラクエまたやりたくなった。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-17 07:12:53)《改行有》
|