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プロフィール |
コメント数 |
565 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
三度の飯より映画好きです。どうぞよろしく。 ※匿名性ゆえの傲慢さに気を付けながらも、思った事、感じた事を率直に書いていますので、レビューによって矛盾が生じていたり、無知による残念な勘違いや独善的で訳分らん事を書いているかもしれませんが、大きな心でお許し下され。 ※管理人様、お世話になっております。 ※レビュワーの皆様、楽しく読ませて頂いております。
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1. 壮烈第七騎兵隊
《ネタバレ》 カスター将軍についてほとんど何も知らないのですが〝悪名高き〟という印象を持っていたので、このヒーロー然とした姿はおそらくかなり美化されており、自伝的な部分は嘘っぱちもいいところだと思います。…がしかし、虚構の映画としての部分は見事な出来栄えです。
カスターを演じるエロール・フリンは根っからの陽性なので勝手放題しても憎めず、そのヤンチャっぷりに好意を抱きたくなってしまいますし、妻となるオリヴィア・デ・ハヴィランドもとても美しく撮られています。 また特に後半部分が素晴らしく、自分を酒で陥れた相手に酒でお返しをくれてやるカスターの鬼気迫る姿や、リトル・ビッグ・ホーンでの戦闘シーンの凄さは圧倒的です。
でも、やはり記憶に残るのはカスター夫妻の別れのシーンです。最後の戦が致命的なものになるとお互いに悟っており、カスターは形見として時計を残し夫人は日記を綴っている、その時を告げるラッパの合図で感動的な別れの口付けをすると、カスターは覚悟が決まり振り返りもせず出陣し、見送る夫人をとらえたカメラが引いていき彼女がパタリとくずれ倒れる姿をとらえている…歴史的事実など知らなくともこの美しいシーンを見れば、もう二度と二人の幸せな時間は訪れないのだと察せられ、目頭が熱くなってきてしまうのです。[DVD(字幕)] 8点(2009-10-13 18:21:22)(良:2票) 《改行有》
2. そして誰もいなくなった(1945)
《ネタバレ》 原作との比較はナンセンスだと思いますが、原作と異なるこのハッピーエンドはいただけません。もちろん敢えて同じオチで勝負する必要性など何処にも無いのですが、アメリカ的なオチとしたことで作品の簡潔さが損なわれています。そればかりかそれにより全体のムード自体の変更も余儀なくされ、シリアスさは影を潜めコミカルになり道化役まで登場し、カップルで楽しむような作品となり本作の真の面白さは消え失せてしまっているのです。引っくり返った足先や電気傘で顔を隠すなどの洒落たシーンは随所に見られますが、原作を面白がった読者としては甚だ期待を裏切られた思いなのです。・・・もっとも、原作を読んでいなければストーリーの後追いなどしなかったでしょうから楽しめたような気もするのですがね。[ビデオ(字幕)] 6点(2007-02-08 18:36:32)
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