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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 浮雲(1955) 《ネタバレ》 これが成瀬巳喜男の最高傑作で映画史上に残る名作と有名な「浮雲」ね・・・。現時点では名作とも面白いとも特に思えないなぁ・・・。似たような作品では「雪国」とか「秋津温泉」とかは評価高いのわかるけど、これはなんか暗すぎな気が。この手の作品が名作とされてるのってアル中と娼婦を描いた作品がアカデミー賞獲るのと近い感覚が・・・。[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-06-16 23:30:24) 2. 噂の女 《ネタバレ》 黛敏郎の音楽といい、作品の舞台、終わり方も後年の「赤線地帯」と似たような作品だけど個人的には「赤線地帯」よりも質が上かなと。能のシーンでの田中絹代の表情、娘に対する嫉妬も良かった。大谷友右衛門の卑怯ぶりは木村功に似たものを感じた。↓久我美子は確かに「イージー」言ってます。あの時代に「イージー」なんて言うなんて...まぁオードリー風の格好からしてアメリカかぶれだったのかもw[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-05-28 00:10:09) 3. 美しい庵主さん 清楚可憐な尼さんに芦川いづみ、対称的に活発な浅丘ルリ子、どちらも美しいです...。特に芦川いづみの尼僧姿は夏目雅子の三蔵法師よりも素晴らしいです。ルリ子が旭に「あんた少し変態じゃない? ああいう人に好奇心以上の変な色気を感じるなんて少し異常よ」とか言ってるけどいやいやいや…。ストーリー的には特にどうということはないけど芦川いづみファンなら必見の作品でした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-03-16 02:12:08) 4. 歌麿をめぐる五人の女(1959) 歌麿の絵のモデルになった女は評判になるので、女達は競って歌麿に近づく。しかしお抱え絵師の狩野派はそんな歌麿に嫉妬し、腕を折ってしまう。掌を返すように人々は歌麿から離れていく。そんな中変わらず歌麿と接するのは野添ひとみであった…。大筋こんな感じで、五人の女は格的に淡島・野添・中田・淡路・山本の五人。淡路・山本はモデルになってるシーンがなく、毛利郁子や春川ますみのほうが五人に入りそうな役柄。豪華キャストを楽しむぐらいでそんな面白くもなかったです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-16 23:30:21) 5. 浮草 唯一の大映作品というだけあって、今までにはない感じ。小津映画にしては台詞が乱暴だけど関西弁がそれをあまり感じさせない。京マチ子はジェラシーさが感じられてGood。全体的には34年版の方が好きです。そっちを先に見たというのもあるかもしれないけど。7点(2004-04-08 20:11:40) 6. 麗しのサブリナ ん~なんか普通っていうのかなっ。めんどくさいこと言っててよくわからなくもある。『月は届かないもの』とか好きかも。ところどころおもしろかった。7点(2003-08-03 20:11:30) 7. 裏窓(1954) リザが同じ服は二度と着ないというお洒落さがすてきでした。8点(2001-11-28 21:43:53)
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