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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 失われた週末 音楽やそれに伴う雰囲気は結構緊迫してますが、内容はそんなに大した話じゃない。偉大なる小品という感じ。しかし中毒になる心理はかなり伝わった。やりたいことがあるのに自信がなくてできない。そういう自分が嫌いで嫌いで仕方なく、もううまいとも思えなくなった酒を飲んで一時の現実逃避。救いの手を求めているはずなのに、手を差し伸べてくれる真面目でしっかりした兄がコンプレックスの対象になってしまい、ひねくれてしまう。一途に愛してくれている女性も負担に感じて拒絶してしまう。そのジレンマに苦しむ様子がつらく、刺さった。同じことを自分もしていないか、と。7点(2004-03-21 22:35:07)
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