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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 運命じゃない人 久々の大当たり映画! 皆さんおっしゃるとおり脚本の完成度がズバ抜けてます。このホンが完成した段階でこの映画の成功は半ば約束されたようなもの。勿論、そのホンを見事に形にした出演者とスタッフに拍手! 最高の映画をありがとう! もう何を書いてもネタバレになりそうなんで敢えて感想は書きませんが最後に一言。これからDVDを借りて観ようと思っている方は、本編を観る前に絶対に予告編を観ないように! きっと衝撃度が全然違います。[DVD(邦画)] 10点(2008-01-22 20:51:37)(良:1票) 2. 海を飛ぶ夢 尊厳死が許されるか否かという以前に、僕は「人生とは一体誰のものか?」ということについて考えずにはいられなかった。ラモンは最初から最後まで自分の現状を否定し、尊厳ある死を望み続ける。確かに四肢麻痺状態の彼からすればこれまでの28年間は屈辱と絶望感に満ちたものだっただろうし、そこから脱却したいという気持ちを頭ごなしに否定する気にはなれない。「がんばってください」とか「生きていたらいいこともある」なんて言葉が逆に相手を傷つけることもあり得ることも十分承知している。しかし、時として「誰かのために生きる」人生というのもまた必要なのではないか(この場合、介護してくれる兄夫婦や甥のために)。こんなことを言うとラモンに「俺の人生は俺のモンだ。どうしようと俺の勝手だ」と言われそうだが、どんな人間も一人では決して生きてはいけないのである。つまり、自分を取り巻く家族や友人もまた自分の人生の一部であり、ラモンもまた彼らの人生の一部なのである。彼の死は彼だけのものではないのだ。映画は『人生は義務ではなく権利だ』と述べていますが、僕は権利であると同時に義務も伴っていると考えます。「自由」という行為に必ず「責任」が伴うのと同じように。[DVD(字幕)] 7点(2006-02-25 01:00:00) 3. 宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 相変わらずこの人は、破壊描写だけは超一流ですね。でもドラマはグダグダ。いまいちトム・クルーズのキャラクターが掴めないし、うるさいだけの娘は鬱陶しいし(トムじゃなくても「黙ってろ!」といいたい)。トムはクレーンの腕が超一流らしいが、そのことが後のストーリーに全然活かされていないのはなぜ? それに『ジュラシック・パーク』ならまだしも、人類の存亡を賭けた戦いの最中になんで一軒家でのかくれんぼをあんなに延々とやる必要があるのか? 対する宇宙人もマヌケすぎて困った。トライポッドを地中に埋める時に「それ」に気づかなかったのか、お前ら? しかし本作最大の謎は、大阪の人達が一体どうやって連中を倒したのかってことですね。[DVD(字幕)] 5点(2005-11-22 01:00:03) 4. WXIII 機動警察パトレイバー パトレイバーのオリジナルメンバーが絡んでくるのって、観覧車のシーンとラストだけだが、このシーンでさえ彼らが出てくる必然性など全くない。あの程度の攻撃なら軍用ヘリでも十分であり、レイバーを2体も出動させるまでもない。これらは要するにパトレイバーという枠で物語を進めるための苦肉の策でしかないのだ。しかし中途半端にレイバーの世界を借りたおかげでどうもしっくり来ない印象だけが残ってしまった。怪獣はパトレイバーの世界観にあってない気がする。[CS・衛星(吹替)] 4点(2005-11-20 15:38:48)
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