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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ウィニング・パス 《ネタバレ》 ストーリーは至って普通。各要素は提示するだけで掘り下げが足りず、深みなし。最後は自分がシュートを撃たずに誰かにパスするのだろうと思ったら、自分でシュートを撃つんでびっくり。あそこはベタでも誰かにパスして、主人公の成長を表すべきなんじゃないのかね。[CS・衛星(邦画)] 4点(2008-05-01 23:48:29) 2. 運命じゃない人 良い時の宮籐官九郎に三谷幸喜エキスが少し入ったようなイメージ。時間が微妙に何度も戻りながら真相、というかその裏側を明かしていくある種のザッピング的構成が絶妙。時間の受け渡しがとても上手く出来ている。観たことも無いような役者が殆どというのもこの映画を素直に楽しめるポイント。良作です。[CS・衛星(邦画)] 8点(2008-04-20 18:22:00) 3. UDON 《ネタバレ》 とにもかくにも長い。このネタで130分以上の長尺とは正気ではない。必要ならしかたないけど、明らかに要らないと思われる部分も目に付くし、間延びしているというかくどいというか無意味に長いシーンも多々。キャプテンウドンは、それ単体としてみればそこそこ面白いけど、映画の中では浮いている。要らんですなぁ。雰囲気だけで説得力のないナレーションもマイナス。やはり要らないものが多すぎる。削ぎ落とせるものは皆削ぎ落として、しっかり100分くらいに纏めてくれればそれなりに良い娯楽映画になっただろうに。[DVD(邦画)] 4点(2007-04-08 21:21:13) 4. ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 《ネタバレ》 頑固な親父に、ドラッグに不倫と、実話といえ定番。目新しさは無いわけで、ならば見せ方や音楽に心惹かれるものが欲しいがそれもなく、どこか焦点もボケ気味。主人公にまったく魅力を感じられないのは致命的で、盛り上がりどころであるはずの舞台でのプロポーズも、脅迫じみていて好きになれません。主人公が愛せるキャラなら、あのシーンも感動出来るシーンになったんでしょうけど。[DVD(字幕)] 4点(2007-01-20 18:13:15) 5. Vフォー・ヴェンデッタ 《ネタバレ》 一年かけて人民蜂起を目指し、人の心に革命を植えつけていく様は思ったよりも説得力がある。ちょっと饒舌過ぎて醒めなくもないが、特段飽きることなく楽しめます。最後の爆破シーンも迫力十分で良い。[DVD(字幕)] 6点(2006-11-17 23:00:41) 6. 海辺の家 男の情熱に、次第に周りの人間が感化されていく姿は見ていて楽しい。思ったほどの感動はなかったけど、十分な及第点。[DVD(字幕)] 7点(2006-06-18 08:59:25) 7. ウォルター少年と、夏の休日 ありえないなんて言葉は無粋になるファンタジー。全体に悪い部分もなく、良くまとまっています。「ビッグフィッシュ」を思わせるラストも良かった。でも何故か物足りなく感じてしまいました。[DVD(字幕)] 5点(2006-06-12 18:07:12) 8. ウォーターボーイズ 気楽に楽しめる青春コメディでした。多くを求めなければ十分楽しめますよ。[DVD(字幕)] 6点(2006-06-10 18:34:01) 9. ヴァン・ヘルシング モンスター総出演なのに、この盛り上がりのなさはなんなんでしょう。[DVD(字幕)] 3点(2006-05-16 16:05:03) 10. 歌え!フィッシャーマン ノルウェーの漁村の猟師による合唱団を追ったドキュメンタリー映画。村人の独白と歌で進んでいくが、実に生き生きとした人間性があり、楽しい。[DVD(字幕)] 6点(2006-05-16 16:00:49) 11. 運命を分けたザイル 映画というより、山岳事故の再現ドキュメンタリー。こんなんどうやって撮ったんだろうと思う映像がちょこちょこ出てきて驚く。実際の事故の当事者の話を交えて進行するが、外人特有のくだらないジョークが混じったり、自分を英雄のように勘違いしてるんじゃないのか?と思えるような部分や格好つけな部分を感じて嫌な感じがする。確かにあの状況で生還したというのは凄まじい精神力のなせる業だろうから、凄いとは思うんだけど、なんか傲慢な奴だなという印象ばかりが残る。まあドキュメンタリーとしては良質です。[DVD(字幕)] 6点(2006-05-02 21:44:46) 12. 海を飛ぶ夢 《ネタバレ》 大体、これが尊厳死と言えるのんだろうか?主人公は脳死でもない、機械によってなんとか生かされている訳でもない、重い病で苦しんでいる訳でもない。元気に毎日憎まれ口を叩きながら、随分悠々と生きている。しかし、こんな状態の自分に我慢出来ないから死にたいんだという理屈。尊厳死にかこつけた自殺志願にしか見えません。何十年も介護してくれた周りの人間に対する顧みは一切無い。むしろ、みんなの為に俺はこんな身体でも今日まで生きて来てやったんだと恩着せがましい主張をしている。なんだかなぁ。尊厳死はともかく、それにかこつけた自殺なんぞに肯定は出来ません。[DVD(字幕)] 3点(2006-04-28 23:53:49)(良:1票) 13. 宇宙戦争(2005) 《ネタバレ》 こういったパニック状況を、一市民の視点で描いたことは良いと思うが、脚本があまりに酷い。そもそも子供が随分とアホ。息子は何の訓練も受けて無いくせに何故か軍隊と一緒に戦いたがるし、娘は何かとパニクリ(そういう病気という設定なんだろうが)、そこで?というようなとこでも悲鳴をあげる。親父はまあまあ納得出来る行動をとったものの、地下室でパニクリ喚く男を「見つかってしまう」という理由で殺してしまう。そのくせ次のシーンであっさり捕る体たらく。 親子愛や家族愛をテーマに打ち出したいなら、せめて娘を成長させて欲しかった。親父との絆が強くなったようなシーンの後でも、娘は相変わらずギャーギャー叫び、親父をほっぽって何故か外へ飛び出すんだから、どっちらけ。おまけに無理やり宇宙人を生身で登場させたが、おばかに映るだけ。原作が100年前のせいということもあって、これだけの攻撃が出来る文明にサーモシステムすらなく、目視での探索してたり、無理に時代を現代に置き換えたが為に数々の違和感が生まれているような。金はたっぷりあるんだから、100年前の設定のままセット組んで作ればいいのに。ラストのオチより、息子があの状況を生き延びてたことの方が、大どんでん返しだったよ。[映画館(字幕)] 3点(2006-04-18 08:28:57)(良:2票)
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