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プロフィール |
コメント数 |
706 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
ソフト化されたタイミングでのレビューが中心です。2008年、子供の頃から夢だった自宅シアタールームがついに実現しました。(100~110インチ程度、音響2.1ch)できるだけネタバレせずに書いていますので文章がおかしい場合もあると思いますが、暖かい目で見守ってやってください。(2014初登録) |
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1. ウォーターワールド
《ネタバレ》 昔は楽しい映画だと思いましたが20数年ぶりに見返してみるとかなりの駄作でした。
序盤は物静かなコスナーから物語の重厚感も予感させるものの、早々からフェードインする女性が鬼門。この女性が大して美しくもなく、コブ付き&中途半端に喧しいので観客からは邪魔なだけの存在です。悪党組ともキャラがバッティングしてしまっており、全体的に落ち着きがない映画に成り下がってしまったような気がします。小さな女の子はとても落ち着きがあり雰囲気も良いので、女の子だけ連れて行ったほうがずっとドラマチックだったように感じます。
土&海底都市のギミック、ミュータント=エラ人間の設定は非常に面白いものの、ほぼその設定らも生かされていません。陸地に行ってからも面白くならず、終いには眠気が襲ってくる始末です。製作費は結構かかってそうですがキャスト・設定・脚本と、全てが中途半端で非常に残念な映画でした。[インターネット(字幕)] 3点(2019-08-11 15:25:01)《改行有》
2. 海の上のピアニスト
当時仲が良かったピアニストに勧められて見た映画です。最初は乗り気じゃなかったのですが、トランペッター(マックス=プルート・テイラー・ヴィンス)の導入部が素晴らしくて一気に物語に引き込まれました。嵐の中ピアノと踊るシーンはファンタジー過ぎますが、その後の展開は悪くないです。ピアノ対決ももちろん素晴らしかったのですが、一番には1900ナインティーン・ハンドレッド(ティム・ロス)の心の葛藤がなかなか奥深くて味わいがありました。
単純に、、ナインティーン・ハンドレッドは船を降りる度胸が無かっただけだと思われますが、この構図は普通の人が巣立つ(大人になる・独立する)という単純な図式にも当てはまります。個人的には何となく彼の心境も理解できました。ニートや引きこもりといってしまうと言葉は悪いのですが、やりたいことだけをやり続けられる人生というのも、ある意味幸せなのではないかと感じます。私も事情が許されるのであれば、出来ればあのような生き方をしてみたいと思ったりもします。
通常版とイタリア完全版を比較しましたが、どちらかというと長尺版のほうが全体的に丁寧な印象でした。ファンタジーなわりに生まれから丁寧に描かれていて、もしかしたら「真実なのかもしれない」と思わせるような演出は素晴らしいです。ただ、ファンタジーすぎて随所にシラケるようなシーンも挟まっているので若干点数を落としてしまいましたが、映画としては素敵な作品です。後に見た同監督の「ニュー・シネマ・パラダイス」と比較するとかなり好きなタイプの映画だったといえます。[ビデオ(字幕)] 7点(2014-09-04 16:45:16)《改行有》
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