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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
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1.  太陽(2005) (少し長くなりました) 一番の驚きが、公開から既に2ヶ月も経過した地味な「芸術映画」を上映する劇場が、ほぼ満席になってたこと。図らずも本作が提示したのは昭和天皇に関する歴史問題ではなく、皇室はそれなりの商売になるってことじゃないでしょうか。歴史映画として英王室や米大統領を描く作品は一つのジャンルを形成してますし(人気もある)、皇室典範の改正問題が話題に上ってることですし、歴史を無視した右翼の妄言や現実感の無い左翼の戯言にも飽きがきたし、総理大臣が国会の場で堂々と憲法改正を主張する時代にもなったことだし、そろそろニュートラルにこの題材を「日本人の手で」映画化しても良い時期なんじゃないでしょうか(大ヒット間違いなし?)。で、恥ずかしながらアレクサンドル・ソクーロフ作品は初体験でしたけど、薄暗い映像、微かに響き続けるノイズやBGM等がこの監督の持ち味なんですかね(意図する所は良く解りませんが…)。クレジットでは俳優以外に日本人名を確認できなかったんですけど、脚本や演技に関してはどの程度この監督が関わってるのか気になります。余り違和感なく(むしろリスペクトさえ感じた)、そして面白く観られたので、これはロシア人単独の力ではないでしょう(「あ、そ」なんて台詞は日本人じゃなきゃ書けない)。神であり、国家元首であり、海洋生物学者であり、夫であり、父であり、そして洗練された文化人であった昭和天皇は、戦後、人間となり、国民を照らす太陽であろうとする。独裁者は排除しなくちゃなりませんが、陽いずる国から「太陽」を取り上げる訳にはいきません、7点献上。[映画館(字幕)] 7点(2006-10-22 00:06:52)

2.  誰も知らない(2004) 現代の東京にあってはファンタジックにさえ見えてしまうこの状況に、「実話」という重みが有無を言わせぬ説得力を与えている。しかし映画のテーマは、元になった事件そのものには無く、「子供の生存能力」と「社会の社会性の欠如」にある(私的な印象は「サラーム・ボンベイ!」や「酔っぱらった馬の時間」等に近い)。彼らは誰にも知られないのではなく、社会性の欠落した、もはや社会とは呼べない社会に生きる我々には「見えない」のです。今この瞬間にも受難の中で生きる、我々には見えない子供達が大勢いる筈です。話は変わりますが、日本の子供にも残っていたこのサヴァイヴァル力には、不謹慎ながら私は少し嬉しくなり、何不自由無いガキ共にこそ「千と千尋の神隠し」とセットで観せたいと思いました、7点献上。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-17 00:37:56)

3.  たそがれ清兵衛 作品から受けたのは「大人の映画」という印象。それは大人向けの映画という意味でも、鑑賞に知識や経験が必要な小難しい映画という意味でもなく、まるで映画自体が暫く寝かせてあったかの様に円熟していたという印象です(ということは、作り手が円熟していたということなんでしょうけど…)。本作の風景やディティールの演出の前では「ラストサムライ」の「武士道」も霞んで見えます。しかしそれでも、派手好きだということも手伝って、現代の庶民を代弁した様な本作より、死に絶えた崇高な理想を描いた「ラスト~」に軍配を上げてしまう私です。あと、何かと評判の宜しくない岸恵子ですけど、映画の作りとして本作は最初から以登の回顧録な訳ですから、ラストまでこの作り方で正解だったと思います。という訳で、7点献上。7点(2004-03-12 16:45:36)(良:2票)

4.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) (ちょい長め) 男臭い肉体派(ショーン・コネリー)→?(ジョージ・レーゼンビー)→キザな二枚目(ロジャー・ムーア)→また男臭い肉体派(ティモシー・ダルトン)→再びキザな二枚目(ピアース・ブロスナン)と来て、ローテーションから言っても、今回再び肉体派としての登用となったダニエル・ボンドの第一作(もの凄くビルド・アップされた文字通りの肉体派ボンドになってます)。何とかダニエル・クレイグを売り出したいという製作サイドの気持ちも、タイトルバックで如実に現れてました(何と女性のシルエットが全く登場せず、格闘とクレイグのアップで野性味を強調)。で、雰囲気的にはやはり肉体派だったティモシー・ボンドの作品に近い仕上がり。唯、序盤のヤマカシ・アクションは確かに凄いんですけど、以降にこれといった見せ場が無いのが辛い。カジノ・シーンも「シンシナティ・キッド」等程には息詰まる感じがせず、2時間24分が結構長く感じられました。脚本も全体的に少し唐突な印象。ま、それでも充分楽しめる娯楽映画にはなってました。ということで、ダニエル・ボンドの今後に期待して、6点献上。[試写会(字幕)] 6点(2006-11-30 00:09:01)

5.  ダーク・ウォーター 《ネタバレ》 「仄暗い水の底から」は未見、そして原作も未読なのでどこまで脚色が違うのかは判りませんが、主人公が結局取り殺されちゃうストーリーを、よくハリウッドが映画化したなぁという印象。個人的には、追いつめられるジェニファー・コネリーの精神状態にもっと重点を置いても良かったと思いますし、全体的には確かに地味。また、水の中から死体を見つけて、一旦終わったと思わせてから本当の恐怖がやって来るという「リング」と全く同じ構成が気になりました。しかし、後半は少しゾッとさせて貰ったし、これはこれで中々良く出来た怪談話だとも思いました。そういうことで、折角協力したのに、この縁起の悪い映画のお陰で益々不動産価格が下がってしまった(?)というルーズベルト島団地の人達に、6点献上。[映画館(字幕)] 6点(2005-11-20 00:05:20)

6.  ダニー・ザ・ドッグ いつの間にかフランス一のB級映画人になっていたリュック・ベッソンと、アメリカ一のB級アクション・スターを目指す(?)ジェット・リーのコラボレーション第二段。従って、本作は必然的にB級映画となってます(だからA級俳優のモーガン・フリーマンは本作に全く似合いません)。マンガみたいな設定のストーリー展開は非常にチンケ。その代わり、ワイヤー等を最小限に抑えた格闘シーンは、中々迫力あるものに仕上がってました。前半のハイライトは多勢に無勢の狂犬ファイト。クライマックスは謎の刺客との一騎打ち。特にトイレの個室の中での戦いは、ユエン・ウーピンが見事な殺陣をつけて、「T3」のトイレ・ファイトを軽々と超えてます。それにしてもこの内容だと、ちょっと前なら絶対ヴァン・ダムが主演だったよなぁ…、6点献上。[試写会(字幕)] 6点(2005-06-20 00:40:16)

7.  ターミナル 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」が、近年稀に見るほど映画監督の演出力を見せつけた作品だったので、JFK国際空港を一からこさえて撮影したという本作にも、当然の如く期待を持って臨みましたが、今回その点では、ほんの少し期待外れでした。「キャッチ・ミー~」と比べて話自体が地味だからしょうがないのかもしれませんけど、自由自在に撮影できる筈の、折角作った空港セットが今一つ生かされていない様に感じました(本作では、敢えてオールド・スクールな演出手法を目指したのかもしれない)。ところで、アメリカの空港に一人で降り立ち、英語も喋れないのに乗り継ぎ便に間に合わなかった経験を持つ私には、このシチュエーションは笑い事じゃなかった。この経験が鑑賞の妨げだったのかもしれません、6点献上。6点(2004-12-15 00:19:42)

8.  堕天使のパスポート 西欧先進国の最下層で生きる不法移民達の、残酷すぎる現実を描く社会派サスペンス映画。ロンドンが舞台のイギリス映画ながら、登場人物は皆「ガイジン」(因みにオドレイ・トトゥは主人公ではありません)。確かに途中までは社会派っぽいんですけど、最後は中途半端に勧善懲悪ハッピー・エンドって感じになってしまって、個人的には残念です。あと、解説にはシェナイはクルド人らしいと書かれてますけど、劇中には一切その事が出てこないので、彼女が何故そうまでしてアメリカに行きたいのかが私には伝わってきませんでした。でも、中々の良作だとは思いますよ、6点献上。6点(2004-09-03 00:06:32)

9.  ターミネーター3 一作目は面白いB級映画、二作目は多少間延びしたA級アクション映画と、前作を特に神聖視していない私にとっては、確かに前二作には劣るものの、それなりに面白いアクション映画でした。特に「実写」の迫力が十二分に感じられるオープニングの(お約束の)大型車アクションには大満足です。ヘリコプターに押し潰される人(って、人じゃないですけど…)という映像も初めてだった様な気がします。それにしても皆さんご指摘の、コリン・ファレルを潰した様な顔のジョン・コナーには少しカリスマ性が足りない様な気は私もしました。そしてラストの展開には私も吃驚仰天です。まさかこうなるとは…。こりゃ完璧に「4」がありますね(宣伝コピーはこれに決定→「今度は戦争だ!」)、6点献上。6点(2003-08-14 06:35:10)(良:1票)

10.  タイガーランド ベトナム戦争終盤、国中が戦争に意味を見出せていない中で行われる新兵訓練。職業軍人ではない新兵達も、この負け戦に向けた訓練の意味を問わずにはおれない…。ジョエル・シューマカーが「ドグマ」に毒されて出来上がったハリウッド製のドグマ的映画は、国内だけで語られるベトナム戦争物。ほとんどのシーンを手持ちカメラと自然光(太陽という意味ではなく、室内に於いてはそこにある電灯)だけで撮影。キューブリックとは正反対のアプローチですが、俳優に肉薄したザラついた映像には説得力がありました。それにコリン・ファレルが、強そうで強くなく弱そうで弱くない不思議な魅力を発揮。「マイノリティ・リポート」の前には要チェックの映画です。ということで、6点献上。6点(2002-08-24 23:25:07)

11.  TAXi2 ここに「キス・オブ・ザ・ドラゴン」と「ヤマカシ」の原型があったんですね。これらや前作と比べれば遙かに面白いと思います。馬鹿映画は突き抜けてこそ映画として成立します。千葉ナンバーでパリを突っ走るランサーには、埼玉ナンバーでカリオストロ公国を突っ走るブルーバード並に笑いました(私もフランス人は他の西洋人より日本に詳しいんだなぁとは感じましたよ)。悪人が前回はドイツ人で今回は日本人。これはただ単純に国際競争力のないプジョーがドイツ車と日本車をコケにしたいだけだったんですよ、きっと。そんな訳で、6点献上。6点(2002-05-05 16:27:37)

12.  タッチ(2005) あだち充のマンガは絵柄が好みじゃないこともあって、真剣に読んだことはありません。当然、このアニメも見ないまま育ってきました。そんな人間からすると普通のスポーツ青春映画として、まあまあまとまってた様に見えます。そしてそんな私でも、主題歌に合わせて長澤まさみが駆け出すシーンにはグッと来るものがありました。唯、浅倉南にも長澤まさみにも思い入れは無いので、ヒロイン的にはこんなもんかな。単なる素人だと思ってた斉藤兄弟は、想像してたよりも随分頑張ってた印象。しかし、犬童一心とコンビでやってきた蔦井孝洋のメジャー慣れしてない映像は大きなマイナス点。もしかしたらスタジオ・セット及びデジタル撮影の経験がほとんど無いんじゃないかな。かなり薄っぺらい映像に見えました、5点献上。[CS・衛星(邦画)] 5点(2007-02-09 00:03:04)

13.  誰にでも秘密がある 《ネタバレ》 艶笑度がやや高めてありますが、基本的には「アバウト・アダム/アダムにも秘密がある」のまんまリメイク。しかしラストに、物語のコンセプトを180度変えてしまう変更が加えられている。アダムが三姉妹を独り占めして(見方を変えれば三姉妹が理想の男を共有して)終わる「アバウト~」に対し、リメイクでは理想の男はこの世に存在しないものとし、三姉妹と冴えない男達が急ごしらえのカップルを作って終わる。艶笑度を高めておきながら、何で良識に縛られた陳腐なラストに変更してしまったんだろ?(オリジナルのアダムの目的も私には良く解りませんでしたが、本作のビョン様のやりたかったことはもっと解らない…) この辺に韓国社会に根付く男女関係の保守性が表現されてるのでしょうか? 5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-10-08 00:04:14)

14.  タイヨウのうた シンガーソングライター・YUIが色素性乾皮症を患う少女を演じた、至ってオーソドックスな難病映画。YUIの歌うシーンが多くあるので、アイドル映画としてはファンも納得の仕上がりだと思います(近くにいた女子2名は「セカチューより全然良かった」と話してました)。そのYUIですけど、雰囲気的には蒼井優を髣髴とさせ、演技の拙さが逆に初々しさとなっており、中々良かったです(本作で一番の大根は麻木久仁子)。すっかりおじさんとなってしまった私は、YUIという人の存在すら今まで知りませんでしたが、主演映画が作られる位だから人気があるんでしょうね。で、彼女の堂々とした歌唱シーンこそ本作の目玉だと思うんですけど、演出や音合わせ(音響設計)に手抜きが感じられるのが残念でした。そんなことで、5点献上。[試写会(邦画)] 5点(2006-06-09 00:04:32)

15.  ダ・ヴィンチ・コード (長々とお邪魔します) 原作はあっという間に読んでしまいましたが、それは犯人探しのミステリーや逃走劇のサスペンスが優れていたからでは決してなく、偏に、豊富な薀蓄で肉付けされた「説」が異様に面白かったから。つまり、この物語から「豊富な薀蓄で肉付けされた説」を除いてしまえば、意外性も何もないB級ミステリーしか残らないのです(特に二つ目のクリプテックスのパスワードと「地図」が示した聖杯の場所は、「コード」を読んだ途端に察しがつくほど単純)。で、肝心の映画版ですが、「説」は描かれてても、もちろん豊富な薀蓄で肉付けする余裕など残されてはいないので、案の定、超駆け足のB級ミステリーになってました。幸い私は原作を読んでいたので、原作読者なりに楽しむことも出来ましたけど(少し「ハリポタ」ファンの気持ちが解った様な気がする)、映画としては「ナショナル・トレジャー」の方がずっとマシです。また、私も今回「4K PURE CINEMA」というデジタル配信上映を体験してきましたが、大元がフィルムだった為か、「エピソード2」のDLP上映程のクォリティは感じませんでした(クレジットも含めた字幕は際立って明瞭でしたが…)。そんなことで、唯一人原作のイメージ通りだったポール・ベタニーと、最も原作からかけ離れてたオドレイ・トトゥに、5点献上。[映画館(字幕)] 5点(2006-06-02 00:04:08)(良:1票)

16.  ダック・シーズン とある集合住宅の一室に住む14歳の少年とその友人、隣に住む16歳の女の子、そしてピザを届けに来た宅配人の四人が過ごす、ある日曜の午後を描いたほのぼのコメディ。本国メキシコでは大絶賛を浴びたということですけど、私には今一ピンと来ませんでした(余談ですが、我々がほとんど「日本アカデミー賞」を無視してる中で、「メキシコ・アカデミー賞独占」という触れ込みにどれ程の価値があるかは判りませんネ)。元来インディ映画が好みではない上、笑いのオチ(次に来る台詞)がことごとく予想のつくものばかりだったで、私は余り笑えませんでした。また、「自分探し」や「人との繋がりたがり」といったテーマにも少し飽き飽き。因みに、エンドロールの終わりにもオチがあるので、最後まで席を立たない様に。5点献上。[試写会(字幕)] 5点(2006-05-13 00:05:09)

17.  奪還 DAKKAN アルカトラズ かなり見飽きた感のある、非常にオーソドックスな密閉空間での対テロリスト・アクション映画ではありますが、確かにセガール映画という「ジャンル」に限れば、私も良く出来た方だとは思いました。私的2005年度ワースト1作品「イントゥ・ザ・サン」なんかと比べれば傑作に見えます。物語的にほとんど意味を成さないFBIの潜入捜査官等の設定に、セガール映画らしい馬鹿馬鹿しさが表現されてて微笑ましいです。FBIエージェント役のクローディア・クリスチャンという人は、たぶん初めて見たと思うんですけど、中々貫禄があってカッコ良い女優さんでした。そんなことで、5点献上。[地上波(字幕)] 5点(2006-02-11 00:04:21)

18.  丹下左膳 百万両の壺 モノクロ・スタンダードで映像・音声共ボロボロ、おまけにGHQにカットまでされてしまった70年前のオリジナルを、平成の世にリメイクする意義は十二分にあったと思う。しかし、オリジナルが邦画史上屈指の傑作(てか、画期的作品)だったことや、そもそも「丹下左膳」というキャラクター自体ほとんど忘れられてる現在に、「丹下左膳餘話/百萬両の壷」単体で提供することには無理もあったと思う。ま、そういうことは置いといて、本作だけを見てみれば、モノマネ大会的感が無きにしも非ずですけど、基本的にオリジナル脚本に忠実だったので、それなりに楽しくは観れました。私が特に気になった点は2ヶ所。まず、左膳の過去のシーンはいらない。「化け物の如く強い男」がいきなりやられてちゃ絶対マズい。このシーンを入れたからって左膳の説明には全然なってないし…。そして、和久井映見。この役は極妻・高島礼子辺りがぴったりだったんじゃないでしょうか、5点献上。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-19 00:04:40)(良:1票)

19.  ダウン オランダの俊英ディック・マースがハリウッドに招かれて、出世作「悪魔の密室」をセルフ・リメイク。「悪魔~」は高評価のホラーだっただけにずっと観たかったんですが、悔しながらも未見。で、楽しみにしていた本作ですが、いや~、久しぶりに正統B級映画を堪能させて貰いました。出てくるモチーフは失笑する程のB級。わざわざハリウッドでリメイクすることも無かったんじゃないでしょうか。ホラー女優と化しつつある期待のナオミ・ワッツも話の本筋に絡んでこないし、全体的には今一つの印象。でも、この映画の観賞後に立ち寄ったビルのエレベーターに一人で乗る時、映画のことを思い出してほんの少し怖くもなりました。ということで、役名“nanny from hell”さんに、惜しくも5点献上。5点(2002-10-06 18:42:53)

20.  ダスト 血生臭い「フライド・グリーン・トマト」って感じでしょうか。とにかく老婆の話す物語が何を伝えたかったのかが、さっぱりと解らない。マケドニア分離独立の歴史? トルコ軍の非道振り? ラスト・カウボーイの生き様? 一人の女を巡る兄弟の確執? そして更に肝心なのは、このホラ話(?)が黒人青年をどう変化させたのかということ。これが解らない。「フライド~」でも、老婆の語った物語自体にはピンと来ませんでしたが、あの映画には、話を聞いた中年主婦の人間性回復という明確なテーマがあった。これでは、いくら派手なガン・ファイトがあっても退屈してしまいます、4点献上。[地上波(字幕)] 4点(2005-04-05 00:09:03)

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