みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 大統領の陰謀 本作を観ただけではウォーターゲート事件の全容は今一つ掴みきれませんが、ニクソン大統領辞任から僅か2年後に製作されていることを考えれば、余計な説明など不要だったことももっとも(鑑賞の際には事件の予習が必須)。駆け出し記者の勢いと、記事を守ろうとする会社の姿勢が事件解明に繋がったことも良く解ります。ジャーナリズムを純粋に信じられた古き良き時代でした。映画としては、そこはかとないサスペンスを感じさせながら、決して過剰にならない淡々とした演出が良い。ラスト・シーンも、現在では考えられない程の余韻を残していて秀逸。当時としては当然、話題性先行のハリウッド型企画だったと思うんですけど、本格的社会派作品として仕上げた製作陣の姿勢も現在からは考えられないですね、7点献上。[映画館(字幕)] 7点(2005-11-11 00:02:31) 2. 太陽を盗んだ男 当時はゴジ(ゴジラの意)と呼ばれて勢いのあった長谷川和彦監督が、ディレクターズ・カンパニー設立前に、個人的な核テロリズムという希有な題材を、その勢いのまま撮り上げた一本。菅原文太と沢田研二という個性も手伝って、まれに見る勢いのある邦画に仕上がっていました。その勢いたるや、当時は実際にローリング・ストーンズまで呼んでしまおうと画策した程だそうです。そのパワーの再興を願い6点献上。6点(2001-10-04 13:30:53) 3. 大空港 その後、エアポート○○っていう続編だかどうかも分からない映画が量産されましたっけ。私はアルフレッド・ニューマンのテーマ曲が耳に残る、いわゆるパニック映画の原点と記憶してします。また、その後一時期流行るオールスター・キャストの原点でもありましたっけ(「ダイ・ハード2」と比べちゃいけません)。ということで7点献上。7点(2001-07-29 22:39:38) 4. タワーリング・インフェルノ 何を隠そう、私が初めて観たハリウッド映画がこれです。それまで東宝版ゴジラ(しかもメカゴジラ以降)しか観たことなかった私に、本当に衝撃を与えてくれました。当時はオールスターキャストと言われてもピンとこなかったですが、確かにすごい面子でしたね。現在のジェリー・ブラッカイマーのように当時はアーウィン・アレンが一世を風靡してましたっけ。ということで7点献上。7点(2001-07-16 14:43:57)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS