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1. ダーク・スター
《ネタバレ》 いや~ショボいショボいとか言いつつも、これがなかなかどうして結構よく出来ている。まさか人間と爆弾が現象論についてディスカッションする映画なんて世界中で探してもこれ一つでしょう。ビーチボールもしくはゴムボールにしか見えないエイリアンにおちょくられて、マジ切れしている乗組員の姿も笑える。最後はサーファー姿のあまりのカッコ良さに泣けてくる(うぅ…)。[DVD(字幕)] 7点(2005-07-10 13:15:36)(笑:1票)
2. 旅芸人の記録
『霧の中の風景』は素直に素晴らしい!と思ったのですが、これはいくら何でも退屈すぎです。一種の回顧録として、こういう激動の時代を歩んできた人たちにとっては「分かる分かる」ということになるのでしょうが、如何せん無知な自分には難解すぎました。終始感動とは違う意味で大量の涙が溢れ出してきます。ただ観ていて長回しということを忘れさせるほどの長回し映像は素晴らしい。結局感想は「ヤクセンボーレ!」ということで。ただ単に自分の馬鹿さ加減を露呈しているだけのような気がしますが、4時間もの時間を費やしたからには何かしらレビューを書きたいのです(わがまま?)。[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-05-29 11:22:51)(笑:1票)
3. 探偵[スルース](1972)
いつ面白くなるんだろう、と辛抱強く待っていたらそのまま終わってしまったという感じ。世間では傑作の誉れ高い作品のようですが、僕には合いませんでした。まず思っていたほどコメディではなくそれほど笑えない。いくらゲームとは言えお互いにやっていることは度を越えているので、どんでん返しによる痛快!というよりも観ていてただ不快感だけが残りました。それでもローレンス・オリヴィエとマイケル・ケインの心理戦を見られただけでもこの映画を観た価値はあると思うし、もともとが舞台劇というだけあって凝りに凝ったセットや小道具は必見です。不気味な笑い人形から、ピエロに扮装したマイロが梯子を登るシーンは絵的にもユニークでした。それにしても「スルース」ってそういう意味ですか・・・、どうやら僕は初めからこの映画の見方を間違えていたようです(汗)。5点(2004-08-26 21:56:35)
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