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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 第9地区 ドキュメンタリー風のテイストで作ったことはセンスが良い。現実感がでてくる。SFながらテーマ性も、南アを舞台にしたり人種差別問題想起させたりと優れている。解り易いくらい。ただ人が撃たれた時に木っ端微塵にする演出は少し・・・。良い作品でした。[ブルーレイ(吹替)] 9点(2011-02-28 19:38:17) 2. ダークナイト(2008) ここでのあまりの高評価にビックリ。原作とか背景とか知らないからなのかなあ。映像美はあった。ジョーカーのキャラクターや意匠も十分に評価できる。でもさっさと殺っちゃえそうなのに十分にジョーカーしぶとすぎる。普通に楽しめた娯楽作品でした。自分にとって。6点 20/11/23 再見 ジョーカーの悪っぷりが良かった。とはいうもの、そのほかの腐敗っぷりに胸焼けする。アーロンエッカートはどうもこのくらいの蔵が似合う。7点に変更。[地上波(吹替)] 7点(2012-08-20 18:11:43)《改行有》 3. ダウト ~あるカトリック学校で~ 《ネタバレ》 事実上二人芝居を観たことになるなあ。どちらの演技も素晴らしかった。メリルの厳格かつ粘着的な、またフィリップの寛容かつ冷静の演技。クライマックスは両者のプライドをかけたかのような演技合戦。素晴らしかった。キリスト教の素地がないと理解が浅くなるかもしれないけど、それでも堪能できた。冒頭の神父の説教、そしてラストエンド。しみじみ味わいながら、余韻にひたれた。この手の設定の映像やロケーションはさすがにハリウッド毎度上手いなあと納得した。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-02-07 14:40:48) 4. ダンサー・イン・ザ・ダーク とにかくいろんな意味で重い。ビョークの圧倒的な存在感に感嘆。主人公にとってはなにものにも替えがたいものがあったんだろう。眼であり息子であり。その運命と責任感の一方にミュージカルに夢見るのも理解できる。いい映画だと思います。[DVD(吹替)] 7点(2010-03-19 16:06:25) 5. ダ・ヴィンチ・コード 原作未読、サスペンス調で結構面白かった。トムハンスクのいつもながらの好演も映画の評価を上げる。ただ追って側の人間関係、行動が少し?。謎解きがあっさりしてたのとダヴィンチがあまり出てこなかったのが残念。音楽もよかったし、ロケーションもいい。[地上波(吹替)] 7点(2009-05-23 13:39:33) 6. タイムライン 後味はスッキリ。こっちは欧州の歴史に疎いんでちょっと背景掴みにくい、英仏の区別も面倒。でも、よくあるテイストとは言えSFと歴史物を上手くコラボ。戻ってくる仕組みが少しちゃち。いい絵はとってあるしいい娯楽作品。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-10 22:28:39) 7. ターミネーター4 名作の呪縛から逃れることができず、デジャブのような作に。オマージュと言うべきかリスペクトと言うべきなのか。私には冒涜とか悪ふざけにしか感じませんでしたが。ただただ苦笑いです。できれば「おっ、ニヤリ」としたかったです。新たな提案もないままただ作ってみたんですけど的な内容になってしまっている。25年前なら許されたシチュエーションも21世紀になった今ではツッコミ無しで許されるとか言うとそうも行かないだろうし。マシン型人間に触れたことのあるジョンのマーカスに対する異常な警戒心も?だし。カイルもせっかく押さえたんだからスカイネットもあっという間に殺してもよさそうなものだし、そもそもカイルが最重要人物であることはスカイネットは知るよしもないはず、ジョンのみがその価値を知っているはずだし。スカイネットもネットという割りにはなにか昔のコンセプトの巨大コンピュータ型だし。なんかドッチラケ的な感じ。映像音声の迫力に免じて6点。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2010-03-17 22:26:59) 8. ターミネーター3 ああ、あの名作ターミネーターがこんなことに。ストーリーはこの際仕方ない。続編とのからみもあるから。で繋ぎとしての面もあるから。しかし、演出、演者によってここまで駄作になってしまうとは。無意味に長く緊張感にも欠ける逃避行。強すぎる設定なのにたいして威圧感のないTX。恐怖感を表現できないケイト。少し織り込まれてたユーモアもB級感をかえって醸し出す。悲しい気分です。 そんな中でも、将来ジョンがシュワに殺られるクダリはなかなか興味深かった。[地上波(吹替)] 5点(2009-06-09 13:29:30) 9. ダイ・ハード4.0 名作ダイハードの名を借りたただのアクション映画になってしまった。このシリーズ回を重ねるごとにパワーダウンしているのが少し悲しい。今風にサイバーテロになっているけどちといまいち。やっぱりダイハードってなったら限られた空間の密室アクションでないと。今やドキドキ感と言うのはないね。気楽に観れる日本の刑事ドラマと一緒。でもまあ面白くは仕上がっている。あまりに都合がいいということと悪役がとてもヌルいのが気になるが。F35戦闘機がらみの映像はすごい。世界一ついてないダイハードな男というより、世界一死にそうにない都合のいい男のムービーと思ったほうがいいね。点数はダイハードっていうからにはの期待感に肩透かしを食らわされた点で辛めに5点。[DVD(字幕)] 5点(2008-06-07 16:59:36) 10. 大日本人 最初見始めた時はなんという凡作、松本さんのひとりよがりかなと思ったけど、段々日本における日本的な風景をシュールな目で切り取る作品なんだなあと好意的に思えるようになった。とは言え、一般受けは全くしないだろうし、そもそもこの手の作品は超ミニシアターからじわっと上に上がっていくもので、いきなりの大公開では観客も戸惑うだろう。解かる人にだけ解かればいいというスタンスで作っているんだろうから、理解できない人を責めてはいけない。ダリの「記憶の固執」的な感じかなあ。松本さんの監督処女作、もっと解り易いかたちで天才松本を表現してもらいたかった。[CS・衛星(邦画)] 4点(2013-11-07 12:54:37)
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