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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 007/ムーンレイカー 《ネタバレ》 もはやスパイというより秘密兵器自慢人間になってるのでは?と思わせるストーリー。 冒頭のパラシュート降下の場面等迫力のあるシーンもあるけれど、所々に挿入される笑いのセンスがいちいち作品の質、とまでは云わないまでも勢いをなくしているように思う(ま、それでも俺は好きだけどね・笑)。 また、前作に引き続いての登場となる殺し屋ジョーズ…といっても前作を最後のほうしか見ていないので、何でまたコイツ!?と思った。 まあ、非常に個性的なキャラクターであるのは違いないけど、完全に化け物のような扱いなのは如何なものかと。 それに、ラストの宇宙でのバトルに関してはもう、完全に作品が違うんじゃね?と思えるような出来上がり。 これまで色々と荒唐無稽な事やってきてると思うけど、今回はそれがピークに達しているんではないか、と思う。 …とは云うものの、終盤、ジョーズとメガネっ娘の場面では、ちょっと感動してしまったので、おまけして6点(笑) …それにしても、BGMに荒野の七人とか流して、良いんですかね!?[地上波(吹替)] 6点(2007-02-04 19:53:13)《改行有》 2. ダンウィッチの怪 《ネタバレ》 とりあえず前に撮ったビデオを見返してみました。 いや、確かにチープですよ。 でも、予算が少ない割には、ウィルバーの兄ちゃん(弟か?)の造形を、チープさが目立たないように何とか工夫してるあたり、憎めない作品だとは思うんですね。 原作の話の構成上、こういう変更も、仕方ないような気もしないでもないですよ。 冒頭のアニメーションだとか、音楽だとかは、なかなか良いと思うんですよ。 しかしですね、冒頭で字幕が“ヤグ・サハ”っていってる時点で、この映画の全容が、見えた気がしました…。[地上波(字幕)] 4点(2006-04-08 02:56:00)《改行有》 3. ダーティハリー 《ネタバレ》 イーストウッドはこれでスターダムにのし上がったと言っても過言ではないくらいの刑事モノアクション映画の傑作。なんと言ってもイーストウッド扮するハリー・キャラハンのアンチ・ヒーローぶりが魅力的だし、後半のキレぶりがなんとも凄まじいアンディ・ロビンソンもまたはまり役。犯人を殺してサンフランシスコ市警のバッジを川に投げ捨てるという、“ダーティ”の名に恥じないくらいに一筋縄ではいかない終わり方だけれども、それがかえって男臭さを強調して、今のヒーローモノとは違う凄みを生み出している。8点(2004-06-26 04:26:12) 4. タクシードライバー(1976) この世界から自分を逸脱した存在と考え、夜の町を見据えて“ゴミ溜め”って云うのがもの凄く印象に残る。いつまで経っても周りに馴染めず、日に日に孤独感が募っていって、あるとき出会った一人の女の子のために凶行に走って行く主人公。しかしそれはただの狂気ではなく、周りを取り巻く狂気に我慢が出来なくなったから。ラストの銃撃戦は派手さはないが、殺伐とした音楽に暗い映像で、より一層狂気をかもし出しているし、段々と強行に走って行くデ・ニーロの姿は「わらの犬」のダスティン・ホフマンのように冷酷な存在だけど、それがまた物凄いはまり役である。最後は決して事態が改善されたわけではないが、それでも、どことなく晴れ晴れとした雰囲気を醸し出している。7点(2004-05-19 15:26:05) 5. 007/死ぬのは奴らだ ロジャー・ムーアはなかなか良いと思いますよ。…でもねぇ、これってスパイ映画ですよね!?正体のバレる諜報員ってどうなんでしょう…それに話がオカルトの方に進むのもちょっといただけない。ポール・マッカートニーが音楽を担当した事でも話題になったそうですが、別に好きでもないし。まあ、見所はあると思いますけど、個人的には少し…ですね。それにしても、007で“フェイス・オフ”を拝めるとは思いませんでした(笑)5点(2004-02-28 20:20:01) 6. 脱出(1972) 前半は大自然の恐怖と狙われる事への恐怖、後半は打って変わって犯罪を犯してしまった者達が必死に証拠を隠蔽しようとするサスペンス風味の映画。今では悪役ばかりやってる様な気がするジョン・ボイドの繊細な一面が見れただけでなんか得した気分。6点(2004-01-05 02:18:13)
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