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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 大魔神 《ネタバレ》 小さい頃に観て以来の再鑑賞。 大魔神といえば埴輪のような優しい顔から一度変わる憤怒の表情ですが、実際は圧政に苦しむ人々の願いを聞き入れて悪者を成敗する神様。 とはいえ1作目ではまだ「魔神」となっているので、領域を侵されたことに憤慨して在らん限りの破壊をし尽くす魔神、というかほぼ破壊神でした。 この終盤20分のスペクタクルは今見ても十分迫力ありますし、文字通り蹂躙されて悪役が可哀想なレベル。とはいえ、前半〜中盤で悪事の限りを尽くしているので自業自得なのですが。 実際に約4メートル半という大きさも妙な説得力がありますし、最後に至るまでのドラマも時代劇として面白い、しかも最後もあくまで魔神なので前も悪も関係なく蹂躙し、純真な想いによって封じられる、という展開も非常に良く、とても面白い作品でした。[CS・衛星(邦画)] 8点(2023-01-05 14:42:18)(良:1票) 《改行有》 2. 大頭脳 《ネタバレ》 大頭脳ってどういうこと?(笑)って思ったら、天才ゆえにブレインとあだ名されている泥棒というくだりでなんとなく納得。 「情人よりも脳の質量が多いので頭が片側に傾いてる」そんなバカな!(笑)と思った次の瞬間本当に傾いて、あ、これってそういう類の作品なのね、とさらに納得。 とてもこいっくチックな脱獄のシーンや、真っ二つになる車、空に舞う札びらなど、後世の作品でさんざん見ることになるシーンばかりですが、どれも面白く、またオープニングやエンドロールに流れるテーマ曲もなかなか癖になるものでとても面白かったです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-30 21:43:21)《改行有》 3. 太陽がいっぱい 《ネタバレ》 まずアラン・ドロンがやたらと格好いい。 完全犯罪をもくろんだつもりが、思わぬところからほころびが出て、嘘が嘘を呼び、彼は新たに殺人を犯す…。 綿密に計算されていて、見ていてとても楽しいし、トムがフィリップを殺したがる気持ちもわからんでもない。 根底から這い上がり、束の間ではあるが夢のような生活を送るトム。 しかし、上流階級の生活は、太陽がいっぱいで、影を背負いながら生きる者には明るすぎた。 ラストの場面は本当にお見事![ビデオ(字幕)] 8点(2007-04-02 05:26:29)《改行有》 4. たたり(1963) ゴシックホラーの古典ですが幽霊の存在をカメラワークと音響だけで表現しきったところが凄い。ホラーに下手なCGはいらないと言う事をモロに物語ってます。特に後半に歪んだ映像や音響などで表現された幽霊は見えないからといって存在しないわけではない、といわんばかりに物凄い存在感があリます。古典ホラーの名作。7点(2004-03-22 22:59:15) 5. 007/ゴールドフィンガー この映画ってスパイが最もスパイらしかった時の映画ですね。さすがに現行のピアーズ・ブロスナンに比べて少し見劣りする(ようなきがするだけで決して劣ってるわけじゃない)ショーン・コネリーですが、今と違ってちゃんとスパイらしい行動もしてますね。個人的にはこの頃よりも歳を取って風格の出てきた今のほうが好きですけど。それでもなかなか楽しませていただきました。でもやっぱり最後の展開が少し都合よすぎるな…というのが気になったので少し引かせていただきます。5点(2004-02-24 01:57:06) 6. 大魔神逆襲 《ネタバレ》 【2023年1月5日更新】 逆襲とはついていますが今回の魔神様は逆襲というより純真な子どもの願いを聞き入れてのご出動。 前2作に比べて子どもが主人公にはなっていますが、途中川で溺れ死んだりと今見ると結構ハードな展開。今なら絶対にできないでしょう。 それでも今回の魔神様の蹂躙も迫力満点。神様ですから鉄砲はもちろん大砲でも傷なんて付けられません。そして腰の宝刀を初めて抜いて悪者を成敗。時代劇(一応)の悪役でここまで派手に成敗されたのはこの作品くらいでしょう。 もちろん今回も一方的に蹂躙され悪役が気の毒になるレベルなのですが、これまでの所業を考えたらまあ仕方ないでしょう、ということで、これ以降シリーズが終わってしまった作品ですがそれでも面白い作品でした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2003-10-16 04:18:37)《改行有》 7. 大魔神怒る 《ネタバレ》 【2023年1月5日更新】 1作目を見ていると、大魔神が出てきてしまうとそれだけで物語が終わってしまう(破壊され尽くしてしまう)ので、最後しか出てこないのはわかっているのでそれを考えるとやっぱり登場するまで長いなーとは思ってしまいます。 ですが今回の大魔神は雷鳴を呼んだり風圧で炎を消し飛ばしたり挙句炎を撃ち出したりしてシリーズ一レパートリーの多い攻撃方法でそれだけで見ていても楽しいです。 前作では前も悪もない魔神というポジションでしたが今回は明確に「悪役」のみを攻撃しているので、それはちょっとなーとも思いますが、今回も面白かったです。[CS・衛星(邦画)] 7点(2003-10-06 18:39:05)《改行有》
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