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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ターンレフト ターンライト 《ネタバレ》 物語の主役である男女が最後の最後で出会うとか、運命や偶然をテーマにした恋愛物は幾つかあるけど、ここまで両者がニアミスしまくる映画は初めて観ました。原作は絵本なんですか、一体どんな絵本なんでしょう…。観ていてここまで鈍感なカップルが世界にいるのか?と思える程の壮絶なすれ違い、そのすれ違いが切なくも面白いです。脚本のテンポが良いんでしょうね。離れ離れになった二人の関係の繋がりを電話や紙切れ、または赤ちゃんや犬などの存在を使って表したりと映画的でユニーク!最後の見事再会を果たした後も、二人の“その後”を簡潔にワンシーンで描いているところに好感が持てます。日本でもこれくらい勢いのあるラブストーリーを作って欲しいですね。ただ一つ気になったのがこの映画のもう一つの主役である邪魔者カップルの存在、キャラクターは面白いけど結局彼らは成長しなくて良いのか…?と思ってしまいました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-03-16 18:16:43)(良:1票) 2. たそがれ清兵衛 普段は時代劇なんて全く観ないのですが・・・、観るとしても黒澤明の時代劇ぐらいですかね。この映画はとても良かったです。ただ人生を平凡に生きたかった一人の男、たそがれ清兵衛。彼の生き様は全てにおいて誠実であり、また悲哀の人生でもあった・・・。監督の自己満足的作品が量産される今の邦画界において、こういう映画の存在は実に貴重なものだと僕は思います。山田洋次監督の次回作「隠し剣 鬼の爪」、いくら時代劇に乏しい僕でもこれを観たら絶対に期待せずにはいらない作品だ。今から公開が素直に楽しみです。8点(2004-03-06 00:37:56) 3. 堕天使のパスポート 《ネタバレ》 自分は移民でも不法入国者でもないので(当たり前だ)、ちょっと主人公たちの気持ちに理解し難いところもあったけど、実際にこういう臓器売買等の実態があるのかもしれないと思うと遣り切れない気持ちになります。普段我々が何気なく日常の中で感じている"自由"、その自由への代償を支払わなければならないという現実が存在する事実。最後に彼らが取った行動は決して正当化できるものではないですが、純粋に愛する者を救う為だという理由で素直に納得できました。事実スカッとしたし。それからオドレイ・トトゥはやっぱり才能ある役者さんですね。「アメリ」や「愛してる、愛してない…」でのブッ飛んだ役柄から、こういうシリアスな役までこなせるとは。これからも一歩一歩着実に俳優としてのキャリアを積み重ねていって欲しいです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-11 17:12:38) 4. タイムマイン 《ネタバレ》 アインシュタインの相対性理論もびっくり~!ていうかまさかこれほどまでにショボい映画だったとは・・・。あれだけやっておいて最後まだ懲りてないのかよ、主人公。もう勝手にしてくれ。4点(2004-04-20 17:54:46)
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