みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ダイ・ハード3 《ネタバレ》 日曜洋画劇場で観賞☆私は、普段は洋画を英語音声・英語字幕で観ることにしているのですが、この『ダイ・ハード』シリーズに限っては吹き替えのマクレーンの声が頭にこびりついてしまって、もう吹き替え以外では観られません!!(笑) 今回サミュエル・L・ジャクソンさんが出演してるのがわかってテンション上がりました!若いですね・・・。個人的には最近のサミュエルさんしかあまり知らないので、今と昔の風貌が違いすぎて最初サミュエルさんだとわからなかったです。しかしなんかシュッとしてスマートな彼はちょっとかっこよかったです。 今までシリーズの『1』『2』と観てきて、これって必ずマクレーンは行きずりの誰かとタッグを組んで事件を解決するってパターンなんですね。そのパートナーとマクレーンが何かと口げんかをしながら、徐々に協力し合い、ラストには男の友情が芽生えるってのが面白いですね。なんか、良い意味で男臭くて良い。 今回の事件もまたスケールが大きかったですね。警察・街・学校などあらゆる公共施設を巻き込んで、爆破予告を利用して誘導し、意図的に作った無人地帯である準備銀行の金塊を狙うという・・・。その手口に「はぁ~」と感嘆しながら観ていました。しかしこれだけの規模の大きい事件に、ほぼマクレーンとゼウスの二人だけで対処してしまうというのが、良くも悪くもすごい話だと思う。「いや絶対無理だろ」って反面、「そうでなきゃ映画にする意味も無いか」とも思う。 特段二人が輝いたシーンがあるってわけではなかったですが、ブルース・ウィリスさんとサミュエル・L・ジャクソンさんのダブルキャストは見応えある作品でした。面白かったです。[地上波(吹替)] 7点(2011-11-19 10:10:30)《改行有》 2. ダイ・ハード2 《ネタバレ》 結論から言えば、『1』と同じくらい面白かったです。『1』観て直後すぐにこれ観たからかもしれませんが。 でも『1』よりショッキングなシーンは増えましたね。乗客満載の飛行機が墜落・爆発とか、ラストに悪役たちも飛行機ごと爆発とか。まあ映画だし、スケールが大きくなれば被害も大きくなるものだと割り切って見ました。そのへん割り切れば、緊迫感のある良質なアクションもの。ただ今回はタンクトップ無かったですね。タンクトップヒーローで盛り上がるのは日本だけなのだろうか、特に『2』ではその辺意識はしてなかったようだ。まあ真冬の空港が舞台じゃ仕方ないっちゃ仕方ない。 今作も行きずりの野郎たちと友情を築いていくジョンにテンション上がりました。地図を保管してるじいちゃんや、最初はいがみ合っていたロレンツォとも最後の最後で和解し、あぁ『ダイハードだなぁ』としみじみ(あくまで『1』、『2』二作を観ての感想なのであしからず)。内部から裏切りが出ることや、上述のスケールが大きくなったことなど、シリーズの雰囲気は崩しすぎないマイナーチェンジ具合が私は好きでした。[地上波(吹替)] 8点(2011-10-31 13:00:49)(良:1票) 《改行有》 3. タイタニック(1997) 《ネタバレ》 人間がどこまで理想を目指して生きれるか、また反対にどこまで本能あるいは欲望に従って生きれるか、それら二つを同時に示してくれた映画でした。人類全体を見ればとても大きいとは言えない船の中でここまで両極端に描かれた人間像はある意味とてもショッキングでした。乗員分のライフボートの用意がない豪華客船タイタニック、記録を作りたいがために船を急がせる船長、貴族相手のためか60人乗れるライフボートに12人しか乗せないクルー達、緊急事態でも自分のことしか考えない貴族達、そしてそのような人を人とも思わない環境の中でそれに抗い、人間的にお互いを愛そうとしたジャック(=レオナルド・ディカプリオ)とローズ(=ケイト・ウィンスレット)、付け加えて、最後まで自分達の道に生きた音楽家達。このどっちにもつかず平凡な生活を送っているオレには本当にショッキングなものでした。 ラストで船が沈んでゆくとき、冒頭で見た船の沈む様を再現したコンピュータ画像が頭にちらつきました。最後にはどうなるかということがわかっているだけに、まだ沈んでいない船を見てとても切ない気持ちがありました。 しかし、現在から過去を知ると言うことはまさにこういうことなんでしょう。私たちの過去の見方と言うとせいぜい本を読んでいつ何があったか覚えるという程度のものです。“本当に”何があったかを知るには、やはり“その場にいる”ということが最善で最良の方法なんだと思います。そしてその最良の方法に限りなく近いのが映画なんだろうと感じました。実際に全くあの通りだったとは言いませんが、タイタニック号の悲惨さだけは充分過ぎるほど伝わってきました。あり得ない話かもしれません、あり得ない恋愛かもしれません、しかしタイタニック沈没後海上で凍死した大勢の人たちはまぎれもなく真実だったのでしょう。そういった“真実の部分”をはらむが故にとてつもなく重い余韻を残す、そんな作品でした。 10点(2005-01-20 12:34:17)(良:6票) 《改行有》 4. ダイヤルM 《ネタバレ》 ちょっと規模のでかい痴話げんかってところだろうか。 なんか三人が三人とも大した理由も持たずに下らん理由で殺人まで犯そうとするのが全然理解できなかった。 ラヴコメディとか見てたら自分の嫁さんと他の男が不倫してたなんてよくある話やしね。そういうのに見慣れてしまったせいか、不倫が発覚した時点で妻殺害を思いつくスティーブン(=マイケル・ダグラス)の考えが全く理解できない。嫁さんのエミリー(=グフィネス・パルトロウ)もなんか考え方に一貫性が無く、スティーブンを部屋で待ち伏せとかしてるわりにすぐにスティーブンに説得されてしまうあたり、なんか見ごたえが無かった。 DVDで別エンディングの方も観たんですが、まあどっちでも大したこたないなと。スティーブンを怪しんでたモー探偵との探り合戦とかあったらもうちょっと楽しめたかも。 唯一のこの映画の見所といえばデイヴィッド(=ヴィゴ・モーテンセン)の絵画でしょうか。なんとこれ、デイヴィッド役のヴィゴ・モーテンセンが実際に描いた絵を使ってたそうです。食事をすっぽかされた時のエミリーの絵への殴り描きは圧巻でしたね。「怒り」がおもいっきり表現されてました。 ロード・オブ・ザ・リングを観た後に「うわ!ヴィゴ・モーテンセン出てる!!」って思って借りてしまったけど失敗だったかな。3点(2004-08-09 13:23:23)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS