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プロフィール |
コメント数 |
210 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=8512182 |
年齢 |
49歳 |
自己紹介 |
映画は娯楽である。笑ったり泣いたり学んだり、空想という鑑賞時間を過ごす「芸術作品」である。実際に映画づくりを体験していない人間に、映画批評が出来るとは思えない。プロの批評家でもなく映画を作った経験も無いのだから、作品のシナリオや背景など、基本設定に理屈っぽくケチをつけるようなナンセンスな行為はなるべく止めにしたい。映画好きのハシクレとして、作家が作った作品を、素直に楽しみ、感動できる姿勢を何よりも大事にしたいと思う。 |
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1. タイタニック(1997)
豪華客船をまるごと造ったセットはもちろん、あの楽隊やベッドに横たわる老夫婦など、映画の随所まで散りばめられた徹底的な考証を基に再現されたリアリズムは確かに素晴らしい。パニック映画という部分では大変リアルに感じられ、思わずスクリーンに引き込まれた。公開当時はジャックとローズのラブロマンスに涙した方々も多かったが、あの二人には泣けるほど感動はできなかった。むしろプロに徹して死んでいった楽隊の人々、「海の上のピアニスト」のように彼らを主人公にしたらもっと涙できたかもしれない。自分に置き換えて考えると、人間のエゴむきだしになるあの究極の状況で、彼らのような冷静な行動をとれるとはとても思えない。女子供を先に逃がし、ワインを片手に決闘やギャンブルに興じ、あるいはプロとしての職務を全うした彼らの究極のダンディズムは尊敬に値する。5点(2004-10-28 00:47:16)
2. ターミネーター2
特にSFアクションという分野において、続編になって更に面白さと凄みが増した良い例の映画だ。全編で敷いた伏線を更に発展させ、その上に友情、母子愛、別れの切なさなどありとあらゆる感動的な要素を絡ませ、期待以上の出来で見る側を見事に裏切ってくれる。手に汗握るストーリー展開も見る側を決して飽きさせない。シュワルツネッガー主演の映画では最高の出来だ。[地上波(吹替)] 8点(2004-05-08 01:59:05)
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