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プロフィール
コメント数 210
性別 男性
年齢 62歳
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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  第十七捕虜収容所 《ネタバレ》 捕虜収容所に、中盤、新たに中尉が収容されてきて、主人公が同じ士官候補だったことがわかる会話のシーンがある。中尉は家柄がよく、金の力で士官に昇進したが、主人公は裕福でなかったので士官になれず、軍曹止まりだったのがそこでわかる。この人物設定により、本筋の逆転劇に加えて、毛並みのよさにものをいわせたエリートに対して、自分の才覚だけが頼りの雑草野郎の人生上の逆転劇が同時進行するのが、この脚本のうまいところであり、観終わった後痛快な気分になる所以だと思う。「どこかで会ってもお互いに知らないふりをしような」という科白が何度観てもかっこいいのだが、大人になった今その科白をかみしめると「俺はは中尉から金をせしめて金持ちになるが、それは俺が自分の力で稼いだ金なのであって、戦争が終わって金の無心のために俺に近づいてきても無駄だ」という収容所仲間への先制パンチにもなっていてまことに如才がない。捕虜という不自由な境遇のなか、利己主義に陥ることなく個人主義を貫き通した孤高の主人公の精神的な強さはたいへん魅力的で、昔も今も、私の憧れの人物像のひとつである。9点(2005-03-08 22:56:09)

2.  ダイヤルMを廻せ! 《ネタバレ》 ヒッチコックが他の監督といかに違うかがよくわかる作品。この法廷シーンは余人には真似ができない。なんと、被告の顔が数十秒大写しになって、裁判官の声が挿入されているだけ。そこには、弁護人と検察との丁々発止の攻防も、傍聴席のざわめきも、陪審員の心理描写も何もない。冤罪による死刑という極限の人間ドラマを描きこむことにはなんの興味もないようだ。ルメットやワイルダーでは絶対に見ることができない彼の真骨頂がここにある。また、本作では会話のシーンで登場人物がとにかくよくしゃべり、少々鼻につくくらいだが、それだけに、科白が全く無い、夫が一人になっていろいろと細工を施す数分間のシーンがひときわ際立つ演出になっている。グレース・ケリーにいろいろなことをさせて、彼女がハッピーになるようにもっていきさえすれば、殺人だろうが、違法捜査が行われようが、不倫が成就しようが、観客は満足すると見切っているところに凄味がある。9点(2004-12-14 00:00:10)(良:3票)

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