|
プロフィール |
コメント数 |
147 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
http://blog.livedoor.jp/c_koba_86/ |
年齢 |
36歳 |
自己紹介 |
☆進学準備。 4月から無事大学生になることが決定しました。 色々受けた末、幸か不幸か自宅からチャリで10分という近場に収まったため、ほぼ準備することがなくなりました(-。-;) 高校のが10倍以上遠かった(´Д`)
そんな感じで、暇さえあれば映画観てます☆ 目指せレビュー数200です! |
|
1. 誰も知らない(2004)
《ネタバレ》 カンヌ国際映画祭で賞を受賞し、世の人々に注目された本作。賞がなければ文字通り「誰も知らない」作品になっていた可能性もあるくらい小さな作品なのだが、インパクトとメッセージ性は大きい。本作で注目したいのは、「いつの間にか」や「何となく」の表現の仕方。現実の世界で、つい最近出会った人と「いつの間にか」仲良くなっていたという経験はないだろうか?初対面のことは覚えているのに、仲良くなっていった過程は「何となく」しか覚えていないのである。例えば、明が近所の中学生と友達になる過程。ここでは明がゲームセンターへ行き、店内を見て周るというシーンしかない。その後、明が笑って友達と自転車に乗っているのである。同様にして、紗季と出会うシーンもそうだ。こんな風にして、人との出会いは「いつの間にか」ということが多い。しかし、本作にはそれが落とし穴なのだということが描かれていたように思える。母は、きっと「何となく」生きてきて、「いつの間にか」子供が4人もいて、そしてまた「何となく」生きているのだ。子供を持つことは「何となく」では済まされない。本作が「誰も知らない」作品にならなくて本当に良かったと思う。[DVD(字幕)] 7点(2005-12-11 21:41:15)(良:2票)
2. ターミナル
《ネタバレ》 前半はかなり良かった。主人公のビクターは、自分とは全く関係ないことから入国が出来なくなるのだが、その時点で空港の職員や通りかかる人々、誰一人として彼を助けることをしない。それどころか、英語をうまく喋れない彼を、まるで見世物のような扱い。そこがアメリカという国と重なって見えて、なかなか風刺が効いていて面白いと思った。しかし、全体的にコメディ作品としてビクターを描いてしまったため、結局は彼を笑うことしかできないというのは非常に残念だ。そして、物語もアメリアが出てきたあたりからグダグダ。結局恋愛物語に発展し、更には泣かせたいのがミエミエのオチ。とにもかくにもジャンルを一つに絞ってほしかった。前半7点、後半1点で平均4点。[DVD(字幕)] 4点(2005-05-30 07:11:31)
|