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1. ダニエラという女
ストリーを読んで、シリアスなちょとミステリアスなドラマを想像して鑑賞しました。実際始まりはそうなんですが、途中で中途半端な感じのコメディみたいになります。イタリア歌劇の音楽を使っていて、大げさな台詞の言い回しもあって、出だしの印象とはまったく異なってしまいます。ちょっと前衛がかった舞台劇っぽいような印象です。これならいっそ、ムーラン・ルージュのようにミュージカル仕立てにしてしまった方が良かったかなあと思います。表現したいことはわかるような気もするのですが(純粋な愛・真実の愛?)、その表現方法がどこか間違っているように感じました。モニカ・ベルッチは相変わらずきれいなんですが、マレーナやアレックスの時に比べたらやっぱりちょっと年取ったなあって感じです。肉付きも良くなっているしねえ。ところで英語題名の、HOW MUCH DO YOU LOVE ME? って、最初にフランソワが提示した高額な報酬(1ヶ月15万ユーロ)と、愛情の深さをかけているのかな?だったら、いいタイトルですね。[映画館(吹替)] 4点(2007-11-23 13:30:40)
2. ターミナル
トム・ハンクス、ちょっと苦手。空港内で右往左往なんて退屈よねえ、と思って見ていながら、なぜか退屈していない自分が不思議。これって、空港が舞台の「グランドホテル形式」?そういえば、「大空港」って昔の映画も空港が舞台のグランドホテル形式よねえ。でも、あの映画は結構盛り上がりがあったけど、この映画は平坦で抑揚がないなあ。空港のセット(ロケ?)だけで、あんまりお金かかってないんじゃない、などと思いながらも、なぜか退屈せずに最後まで楽しめて、結構、後味の良い、気持ちの良い映画でした。[DVD(吹替)] 7点(2006-09-10 20:29:43)
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