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1.  007/スペクター 《ネタバレ》 -Spectre- specterのイギリス読みで“幽霊”。タイトルを象徴するようなお祭り『死者の日』から始まるのがまた格好いい。 今回でクレイグ・ボンド・シリーズ最後のレビューです。シリーズ共通だけど、5作品とも前半に印象的で派手なアクションシーンが入り、今回の007スッゲー!!ってなり、後半のアクションは平凡なのか、あまり記憶に残ってなくて、再見して『あぁ、こんなだったな』ってなるパターンだったと思う。 007シリーズの魅力は、派手なアクションはもちろんだけど、世界各地の美しい映像を流して、まるで世界旅行をしている感覚を味わえる事。今回はメキシコの死者の日。有名なお祭りだから、なにかで観たことはあるけど、流石にあの巨大な骸骨の山車を中空正面から捉えるカットは旅番組レベルでは観た記憶がない。そこから5分強のワンカット撮影で、異国のお祭りの賑やかさ、路上の雑多感、イベントを楽しむ観光客なんか観ながらの旅行気分を。美女を放っておいて屋上を軽やかに移動するボンドの格好良さと、任務の緊張感をいっぺんに味わえる。屋上にて、さっき路上で観たお祭りの続きが観えるのも、その世界に入り込んだ感覚を味わえて、シリーズイチ素晴らしいオープニングだったと思う。 ・・・と、ここまで書いてあの死者の日のパレードが、2016年から始まった新しいイベントだったと知った。つまりメキシコ人がスペクターを観て、「映画のアレ、カッコよかったから、死者の日に実際にやってみるべ!」ってなって開催されたと知った。あのパレードももっと昔からあるモンだと思ってた。外国の映画をそのまま自分たちの文化に取り入れるって、メキシコ人凄い。 OPのメキシコはもちろんだけど、ローマの街をスーパーカー2台が駆け抜けるカーチェイスは豪華だし、アフリカの列車の旅は絵葉書のように美しい。雪山の上のガラス張りの病院(レストランだそうな)は、雪国育ちには光熱費が心配になる建造物。世界って広いな。 悪の組織の会議、怪力男、ボンドカーや腕時計などの秘密兵器、ネコ、タコ…本作は前作以上に歴代007のオマージュ、ある意味スパイ・アクションの王道的な描写が多い。カジノ・ロワイヤルがリアル路線で成功したことを考えたら、前作スカイフォールくらいのほうが、バランスは良かったかもしれない。 オーベルハウザーは優しそうな容姿のせいか、ボンドを苦しめる強敵の印象が弱い。あの痛そうな拷問の効果(結局ノーダメージだったの?)もイマイチわからない。最後のヘリの撃墜から逮捕の流れも、そこに行くまでもうひと絡みくらい欲しかったし、スペクターという組織の根の深さを伝えるために、もう一作くらい作ってほしかった。 引退したボンドがボンドガールを隣に乗せて、DB5で去っていくエンディングは、シリーズの締めくくりとして、とても良かったと思う。このあともう一作出来たけど、この終わり方が私の考える理想的な最後だった。[映画館(字幕)] 7点(2022-01-13 23:54:39)《改行有》

2.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 -Skyfall-造語。あるサイトに“天が落ちても正義を成就せよ”というラテン語の格言から引用…って書いてあったけど、真偽の程は定かではない。 クレイグ・ボンドも安定の3作目。前の2作が前編・後編だったので、実質本作からが新しい展開となる。 列車上のアクションで、パワーショベルの橋を渡った後、カフスボタンを直すのが、何とも言えないくらいセクシーで格好良い。アクションヒーローは沢山居るけど、こんな仕草が似合うのはやはりジェームズ・ボンドだなって思う。あと前作にあった“2秒で切り替わる忙しいカメラワーク”も出てこないので、迫力のアクションを安心してじっくり楽しめた。 死んだと思われたボンドが復帰テストを受けるのは新鮮。スパイの秘密兵器を少しずつクレイグ・ボンドのリアル路線の世界に馴染ませてくるのも面白かった。もっとも、現実にありそうな銃と発信機とシンプル。本シリーズは秘密兵器で冒険はしないんだな…と思わせといて、マシンガン搭載のDB5登場にニヤリ。テーマソングの使い方も見事。射出座席もあるよ。って感じにシフトノブの蓋を開けるボンドがお茶目。これ1作目でディミトリオスから巻き上げたDB5(改)だろうか? 前作のボンドが、スパイなのにコマンドー並みに暴れまくってたけど、今回はMI6の仲間との連携、チームワークを感じさせた。Qが若者だったり、現場エージェントが実はマネーペニーだったりと、今までのイメージを覆すお馴染みのキャラの登場のさせかたで、往年の007らしさを上手に取り入れてきたと思う。最高齢のボンドガールをMが熱演。ボンドだけでなくMも人間味がどんどん出ていて良かった。Mの交代劇も『そうなるんだぁ』と納得してしまった。あれ、名字がマロリーじゃなかったら“M”じゃなくなってたのかな?ボンドの手に渡る犬の置物も涙を誘う。 今回ボンドの出生地が舞台で、ジェームズ・ボンドというのがコード・ネームじゃなく本名だったことに軽く驚いた。 エンディングでお馴染みの『JAMES BOND WILL RETURN』も、てっきりコード・ネームだからこそ。と思ってたから…[映画館(字幕)] 8点(2021-11-25 23:51:08)《改行有》

3.  タクシー運転手 約束は海を越えて 《ネタバレ》 親ひとり子ひとり。タクシー運転手と乗客の、一期一会のほのぼのした映画…と思いきや韓国の黒歴史の映画でした。 光州事件。この映画を見るまで知らなかった。 1980年といえば割と最近の出来事、8年後にオリンピックをやる国で、同じ民族に銃を向ける事件があったなんて… 政治に無関心なキム。大金のために人の仕事を横取りとか、面倒に巻き込まれたくないからUターンとか結構酷い。 当時の10万ウォンは37万円くらいらしい。こりゃ大金だけど、命をかける金額かというと… 危険には目を瞑って光州に行くキム。ソウルから光州まで270kmくらいだって。結構な距離だな。 緑のコロコロしたタクシーが可愛い。小さいなぁ、Nワゴンの方がデカイんじゃないかな?60万kmも頑張ってるのが良いね。 でもあの車でソウル→光州270kmはキツイ。 光州の町並みは、荒廃して無人で不気味だけど、どこか懐かしさが感じられる。日本で'80の町並み再現の大変さを考えると、CGなのかな?よく出来ている。 光州の人が良い人ばっかり。おにぎりくれたり、タクシー直してくれたり、泊めてくれたり。こういう細かい描写から、キムとピーターが感じる事件の怖さと軍に対する怒り、同胞が傷つけられる悲しさが伝わってくる。 殴る蹴るの暴力が、人に銃口を向けるまでに発展。キムと光州のタクシー運転手たちが、自分に出来ることを命掛けで行うのは観ていて辛い。あんな緑のコロコロした小さい車で、軍のライフル銃を防げるとは思えない。ファンさんは無事だったんだろうか? でも無事帰れて、無事ウンジョンに会えてよかった。大家さんも娘に優しくしてくれてよかった。 最後にピーター本人が出てきて、この物語もある程度実話をベースにしていることが解った。 でもなんで、偽名使ったのかな。保身のため…かなぁ?信頼は海を超えられなかったか?(※解決済み) カーチェイスはともかく、東京のホテルで提供されるサッポロラガーのラベルが当時の楕円形のものなのが再現度高い。[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-08-09 23:17:24)《改行有》

4.  ターミネーター:ニュー・フェイト 《ネタバレ》 ~Dark Fate~暗黒の宿命。何故か日本ではニューフェイト(新たな宿命)になってた。順番で言えばターミネーター6にあたる作品。 制作にキャメロンが入ったってことで、期待感が高まった。 冒頭、サラ・コナー若くないか?…そしてあれは、ジョンじゃないか!エドワード・ファーロング演じる、私たちのジョン・コナーじゃないかっ!! もうね、冒頭5分、28年ぶりに本物のジョンを観られただけで1800円払った価値があったね。 ジョンが殺されたことはショックだったけど、完璧なものの続きを作るっていうのは、こういう、観る側にも痛みを伴う事なのかもしれない。 かつてエイリアン3で、キャメロンは自分が作った(私たちが)愛すべきキャラクターを3人も殺された。自分が残した希望を、別な監督に抹殺された。 他人の手によりこねくり回され、無職の空き巣や、砂鉄のラスボスにされた不遇な英雄ジョン・コナーを、本作では生みの親の手によって美しい姿のままで殺した。『どうして2で終わってくれなかったんだ?』と言わんばかりに。 劇中サラが「ジョンの写真1枚持っていない」って、新作の度に顔が変わるジョンに対するキャメロンの皮肉に思えた。Dark Fate=暗黒の宿命か… 3を彷彿とさせる骨格とリキッドメタルの敵ターミネーター。半分人で半分機械、サルベーションのマーカスを思わせるグレース。ジェニシスから加わった年とともに老ける設定のT-800。本作では過去の失敗を全否定するのではなく、過去の良いところを上手く取り入れて昇華していると思う。 新たなジョン・コナー≒ダニー。新たなスカイネット≒リージョン。次に続きそうだけど絶対次はないだろう。 輸送機でのアクションとか凄いんだけど、何が起きてるかよく解らないのが今風。可能なら市街地カーチェイスとか、年寄りにもわかるベタなアクションにしてほしかったかな。 リンダ・ハミルトンって、ターミネーター以外に大きな当たり役がないし、出演本数も多くはないんだけど、本当にすごい女優だ。あの年齢であの筋肉、あの風格。1本のシリーズで全部出しきってる、大女優。 しかし、シュワもリンダも歳をとったなぁ。 劇場で、シュワたち一行が山小屋を出る辺りから、ポツポツと席を立つ人が…映画が詰まらない訳じゃない、トイレが我慢できないんだ。 私たちファンも、歳をとったなぁ…[映画館(字幕)] 8点(2021-08-06 00:40:13)《改行有》

5.  ターミネーター:新起動/ジェニシス 《ネタバレ》 ~Genisys~Genesis(創世記)をモジッた造語。架空のコンピューター・システム名。 この作品は日本でも英題でも“ターミネーター5”とは呼ばれない。 シュワルツェネッガー本人が久々にT-800を演じるとのことで楽しみにしていたけど、リアルタイムには観られず。 初見はテレビでやってたのを録画して観たんだと思う。今回DVDで見直したけど、内容殆ど忘れてた。 「誰だお前?そして、お前は誰なんだ??」スタートレックTNGのオブライエン似のジョン・コナー。せっかくクリスチャン・ベールで納得していたのに、これは無いだろう。しかもちょい役ではなく敵側のボス・キャラとか、これはあんまりだ。 カイル・リース。『ハイスクールではクォーターバック。週末はジム通い。昼食代わりにプロテイン飲んでるぜ』みたいなマッチョ・ゴリラがカイルだって?カイルと言えば生傷だらけで、細いけど無駄のない締まった身体、影のある疲れた表情だろう。こんな、どう考えても色っぽい作業(合体)に不向きなゴリ…カイルに、1984年の草食系なサラが惚れるとは思えない。 タイムスリップ直前まで、焼失したはずのサラの写真を持っているカイル。あぁ…この作品は3や4の続きとか以前に、1とも繋がってないんだ。って解釈。これはもう、5とは言えないわ。 タイムトラベルしてからは間違え探し的な再現度の高さで、とても見応えがある。フォークリフト付きのトラックの黒人おじさんお久しぶり。ゴロツキ3人組も出てきた。4よりリアルさを増したシュワのCG。もう1人老けたシュワが出てきて…おぉ!面白い! サラもかなり変わっちゃったけど、9歳から鍛えられてたら顔も引き締まるってことで、納得しておこう。 T-1000も『銃では倒せないけど、当てることで動きを止められる』表現が良く出来てたと思う。このT-1000を倒すまでは合格点。 ここから未来へタイムトラベルが訳がわからない。このタイミングで未来に行ったら、まだカイルと“合体”してない訳だからジョンは産まれないよな…。2017年でジョンが産まれても意味ないよな… それとT-800を一体捕まえてチップ奪えば、タイムマシンがチョチョイと出来るわけ??本作まで少なくとも3体も奪われてるんだから、抵抗軍もタイムマシン使い放題じゃん。 それ使ってか、突然現れるジョン(推定45歳)。サラはまだ子供を生んでないから、未来の子供(歳上)が出てきても、どんな感情で迎えるんだか…2017年に行って、更に老けたT-800は面白かったけど…う~ん。 ジョンとダイソンの息子が出てきたけど、2が存在しない時間軸だから、ジョンとダイソンの子は、子供の頃会ってないんだよな… 今度はジョンがターミネーターに!…って、こんなことしたらもう末期だ。 この砂鉄のジョン・ターミネーター、なんで2017年に来てカイルやサラの命を狙うのかイマイチ解らない。なんで?今二人を殺したら、何かあるの? 最後はT-800がT-1000のリキッドメタル機能を手に入れて終わり…何だこれ?どの辺の層にニーズがあったんだ? T-800をアップデートしたり、英雄ジョンを悪人にして殺したり、サラを肉食系美女にしたり、カイルを役立たずにしたり…迷走極まれり。って感じ。 1を観た当時はカイルとサラの逃避行が成功するよう、心のなかで何度も祈ったけど、今作の生存ルートは、別な人たちの別なお話だ。[地上波(吹替)] 3点(2021-08-05 23:46:41)《改行有》

6.  ダイ・ハード/ラスト・デイ ~A Good Day to Die Hard~『頑強に抵抗するには良い日だ。』インディアンの死生観を表すことわざをもじったもの。ちょっと陽気でハッピーな原題を、なぜわざわざラスト・デイという邦題にしたのかは疑問。作品の出来のイマイチさから、最終作を印象付けて観客動員を稼ごうとしたのか… 5年くらい前にTVでやってるのを観ました。せっかく1~4まで見直したのに、5は手元にないし、借りたり買ったりするほど面白かった記憶もないので、なにか余程の機会に改めて見ることがあれば、きちんとネタバレでレビューしたいと思います。 3でスピードやリーサル・ウェポンっぽさを取り入れ、4で-24-っぽさを取り入れ、今作では007やミッション・インポッシブル、ボーン・シリーズっぽさを取り入れようとしたのかな?って思いました。そのせいでダイハードっぽさが相当薄まった印象です。 1と5だけ観ると、同じ設定上のキャラクターとは思えません。[地上波(吹替)] 4点(2021-06-20 22:39:38)《改行有》

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