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1. 超アブない激辛刑事(デカ) カリー&ペッパー
話は軽いノリの刑事モノにありがちなパターン。
「どこが激辛やねん。」と突っ込みを入れたくなる、ベタで大甘なギャグの連続でコメディとしては「しょうもない」という評価が妥当です。
しかしどうしたことかこの映画、アクションシーンになると急にテンションが上がる。
カーアクションや銃撃戦はどれも本格的で比較的丁寧作られているし迫力満点。
特筆すべきは密輸団のボスを演じたブラッキー・コー(本作の監督・アクション指導兼)の凄まじい威圧感で、カリー&ペッパーを見つけると些かの躊躇も無しにショットガンをブッ放す様はマジで恐いです。
クライマックスの船上を舞台にしてのカリー&ペッパーVSコーの一騎打ちは“痛さ”がストレートに伝わってくる壮絶さで見ごたえあり。
しょーもない刑事コメディものだと舐めてかかると痛い目見るかもしれんです。(結局どっち?)[DVD(字幕)] 5点(2005-12-28 14:03:07)《改行有》
2. 沈黙の戦艦
セガールの映画がハリウッドの水戸黄門と呼ばれるのは、ただの旅する爺さんに身をやつしている水戸黄門が実は偉い人物(詳細は忘れた)であるように、必ず何らかの平凡な職業に着いてはいるが、実は格闘技の達人というパターンであるからだと思う。
本来セガール映画もこのやつしによってもたらされるカタルシスが売りだったのではないでしょうか?
もっとも彼の場合、初めから強そうに見えるのと、やりすぎなまでの最強ぶりがたたって台無しになってしまっているのだけれども…。[DVD(字幕)] 6点(2005-12-25 20:00:00)《改行有》
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