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プロフィール |
コメント数 |
1187 |
性別 |
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年齢 |
58歳 |
自己紹介 |
短くって、切れ味のいいレビューには「良」投票してしまいます。 |
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1. 茶飲友達
《ネタバレ》 2013年に起きた事件をモチーフにしているとのことですが、今も必ずこのような事案が発生しているはず。切実なニーズと莫大な市場が想像できます。新人のティ・ガールである若葉に指導する形で、仕事の概要を観客に見せるパートなどうまいなと思いました。喫茶店での勧誘シーンも、なんか伊丹十三監督の女シリーズのよう。■しかし。この舞台だからこその超絶面白い高齢者ギャグ(不謹慎)が放り込めたんだと思うが、終始シリアスな話運び。鑑賞後のトークショーでの監督を拝見して、面白話もお手の物だったんだろうけどあえて入れなかったんだと思いました。■また、こんな仕組みが警察に摘発されないわけにはいかないのですが、警察の説明が「ルールを逸脱したから」というのもなあ。おそらく、実際には、軽度の認知症がらみや、年金から何からつぎ込んでしまうような、ルール云々以前の実害があったはず。これはこれでいいじゃんという面ばかりで、負の側面が少ない。■こんな実話よく残ってたなっていう、せっかく良いカードを引き出したんだから、もう少し高い役(やく)を狙ってくれればよかったのにと思っています。[映画館(邦画)] 7点(2023-04-02 13:30:02)
2. ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。
《ネタバレ》 うーん。ワタシには、素人をダシに使って山師(製作陣)が電波少年やってる映画のように見える。もちろん、妹さん自らの希望で北朝鮮の姉に会いに行ってるのだと思うし、純粋に、北朝鮮での姉の友人である日本人妻のための行動だったのだと思うが、結果として、ヒドく日本人妻のことを傷つけてしまうような作品になっている。しかも、不必要に。作中でいってたじゃん。「うれしいのが半分。そうじゃないのが半分」。彼女たちが本当は求めてないようなことを、わざわざ日本の身内にアポなし(ホントか?)で相談しにいったり、ツイッターの「自己責任論者」まで見つけてきて、対立軸を作り出してあおって。他にもいろいろ考えさせられるような部分はありましたが(なぜ、北朝鮮の一市民は昔の心優しい日本人に見えるか、など)、なんかこの映画、オラは好きじゃないです。[映画館(邦画)] 2点(2021-12-13 17:03:57)
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