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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 2ガールズ 原題は「愛し合う2人の女の子のトンでもなくマジな大冒険」とでも訳せば良いんでしょうか。タイトル程トンでもない冒険が繰り広げられる訳ではありませんが、映画は非常に初々しくて楽しい「ガール・ミーツ・ガール」型のラヴ・コメディになってます。私が特に気になったのが、主人公の暮らすゲイの叔母の家。「ゲイの家庭」と言うよりも、これは「コミュニティ」と呼んだ方が良い。主人公はゲイだから叔母さんの家にいるのか、叔母さんと暮らしてるからゲイになったのか? ま、そんなことは置いといて、二人の女の子の恋愛の過程はストレートのそれと全く変わらない。同系統のスウェーデン映画「ショー・ミー・ラヴ」よりも「明確な」レズビアン映画になってますが、本作はその気の無い人でも充分楽しめると思います、7点献上。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-04-02 00:00:56) 2. 月とキャベツ 行き詰ったミュージシャンが謎めいた美少女に出会い、田舎の自然の中で再起を遂げていく物語。恐ろしく長い「One More Time, One More Chance」のビデオ・クリップって感も無きにしも非ずですけど、また、山崎まさよしがアイドルなのかどうかも別として、本作みたいな映画こそが「アイドル映画」と呼ばれるジャンルの基本形でしょう。ミュージシャン本人の歌を物語に絡め、その歌うシーンがクライマックス。全く新味も捻りも無いつまらない話ながら、ファンも満足の仕上がりだと思います。これでヒロインが蒼井優だったらと思うのは、無い物強請りとゆーものでしょうか、5点献上。5点(2004-10-29 00:34:25) 3. 次に私が殺される 一番のシーンは巻頭の地下鉄のシーン。ヒロインが飛び込み自殺の現場に近づき、カメラがスローモーションで徐々に現場を写していく。いよいよ現場が映ろうという瞬間、ヒロインが地下鉄職員に引き戻されて映らず仕舞い。ここで観客は「自殺現場が見たい」と絶対に思った筈。この、人間の「残虐指向性」こそが本作のテーマになっている。ハリウッドで作ればただの学園ホラーに成り下がりそうな題材を、アメナーバルという人の雰囲気作りで一段上質な映画として踏み止まっているのは流石。でも所詮学園ホラーだよなぁ、これは。6点献上。6点(2002-09-29 17:12:04) 4. ツイスター 【ドラえもん】さんに同感ですが、たった1日で何回も竜巻に出くわし追いつ襲われつする都合良さ、タンクローリーさえ巻き上げてしまう竜巻が何故あんな小さい物を巻き上げないのか、そしてアンブリンだと監督が誰であろうと、どうして誰もがスピルバーグ風の演出・映像になってしまうのか、ということが気になりました。確かに時間を忘れさせてくれる良質の娯楽大作なのは間違いないです。6点献上。6点(2001-11-28 21:06:47) 5. 追跡者(1998) この上司にしてこの部下あり、上司は徹底して部下をこき使うけど、その指示は超的確で尚且つ部下への愛情に溢れています。だから部下からの信頼感も半端じゃない。理想のチームプレーが描かれています。スナイプスが冤罪なだけに、追う方も追われる方もどちらも応援してしまう不思議な感覚。個性溢れる連邦保安官の面々に6点献上。6点(2001-09-26 17:07:25)(良:2票) 6. 冷たい月を抱く女 ニコールの顔ってこういう映画に合ってますよね。狂言で子宮取っちゃう程の詐欺魂、あっぱれ。せっかく子宮まで取ったんだからラストの半狂乱も納得できます。映画としてはそこそこってことで6点献上。6点(2001-08-04 11:17:31)
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