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プロフィール |
コメント数 |
450 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
大阪府出身、岡山県在住、阪神・下柳と同年月日生 |
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1. 釣りバカ日誌
私には、この映画のタイトルを聞くだけで思い出すこがあるんですよね~。作中で、ど素人のスーさんがいきなり釣れて、浜ちゃんがさっぱりのコントラストを描いて笑いを生み出しているところがあります。数年前、会社のイヤ~な気分屋の上司にバス釣りに誘われ、さっぱり釣りには興味なかったものの「えっ、前から行きたかったんですよ~」とかいってホイホイついていきました。当日は、上司より先に釣り上げるような事態になってはならぬと、とにかくバスが明らかにいなさそ~うな池の端の澱んだ水面めがけて、竿を振り下ろし、明らかに倍速フィルムのような不自然な速さで釣り糸を巻くことを繰り返してはいたものの、肝心の上司が一向に釣れず・・・そうしているうちに私の竿になにやら重みが・・・帰りの車の中の雰囲気は察知の通りでありました。ということで、この映画にはなんの恨みつらみもないのですが、どうしてもこの車中の雰囲気が、私にとっての釣りバカ日誌の1ページであり、ご丁寧にシリーズ化にもしてくださって、毎年あの上司(その後すぐ東京へ異動になられた)の顔を思い浮かべては、一式そろえるのにそれなりに高くついた釣り道具、一度しか使われなかった釣り道具、いったいどこへ置いたかな~と、少しの間詮索する時間が私にとっての年中行事の一つなのであります。5点(2004-10-08 23:22:06)(笑:1票) (良:1票)
2. 罪と罰(1983)
《ネタバレ》 オープニングの虫を斧で真っ二つにするシーン。このシーンが最後になって効いてますねー。作品全体を支配していたとは。さてこの映画は、とにかく主人公ラヒカイネンを“待つ”映画ですね。エヴァは彼の良心と愛を待ち、警部は自供を待ち、友人はフェリーにやって来るのを待つ。そして観客は彼の心の隙に溶け込む希望を待つ。私も予定調和として彼の無表情にいつしか希望が宿るものと思い込んでいた。裏切られた。最後までラヒカイネンに突き放されたのは、エヴァとともに、われわれ観る者でもあったのだ。ラスト、ラヒカイネンがその中に消えていく刑務所の扉。その扉の隙の無さ、頑丈さは、どんなものをも拒む彼の心象としてなんとも余韻を残す。7点(2004-04-15 16:49:46)
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