みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 椿三十郎(2007) ほぼ同一の脚本が方や95分、一方は119分。 芝居のスピード感・テンポの差は歴然だ。 オリジナル版は比較的長回しのショットが多いが、 その1ショット内での役者の台詞廻しやアクションの動作(特に走り)がまず素早い。 そして場面転換のカッティングもまた大変スピーディで小気味よい。 それを基準としてしまうと、蛇足というべきスローリプレイなどを含め リメイク版は役者の芝居の勿体ぶりからして冗長と云う以外ない。 全体が締まっていればこそ、中盤でのおっとり母娘のユーモアが活きてくる はずなのに。 それとも現代の「大作」は100分で十分語り切れる作品でもとにかく2時間に 無理やり水増しさせねば気が済まぬらしい。[映画館(邦画)] 4点(2007-12-02 18:47:53)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS