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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. つみきのいえ 同じ年よりもの、家族の絆、時の経過を描いたものでいえば、同じくアカデミー賞を受賞した「岸辺のふたり」の方が勝っていると思うが、水の底に沈んだ昔の記憶というテーマが意表をついていて面白かったし、ほろ苦かった。何より独居老人の切なさは、きれいごとではなくぞっとするほどだ。ナレーターがなくてもいいのは、おじいさんがセリフをいう必要がないからで、それこそが実は一番不幸なことなのだ。こういう環境にいるお年寄りが、たとえば久しぶりの知人と1日ゆっくり話をしたら、その翌日はのどが枯れて声が出ないことがあるということなど、若い人はどれくらい知っているだろう。[DVD(邦画)] 7点(2010-03-22 23:40:04)
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