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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. つきせぬ想い 《ネタバレ》 香港恋愛映画の傑作。 飾り気のないシンプルなストーリーに、ベタな展開。 だけど、ツボはしっかりおさえている。 イー・トンシン監督の確かな手腕を感じ取れる素晴らしいラブ・ストーリーだ。 ラストは悲劇として幕を閉じる。 が、しかし、それは決して後味の悪いものではない。 愛する者同士は、いくら愛し合っても、いつかは死によって別離せざるを得ない。 そんな二人にとって一番大事なことは、どれだけ純粋に、そして真剣に相手を愛することができたか?ではないだろうか。 その点において、本作の二人は互いを真剣に愛していた。 別れるには早過ぎたかもしれないが、一瞬一瞬がとても輝き、幸せに満ち溢れていた。 あの無邪気にはしゃぐ二人の笑顔が忘れられない。 短い時間でも二人が一緒に居られ、互いを真剣に愛することができたならば、二人の心の中にはきっと美しい思い出が残るに違いない。 それよりむしろ、この取り残された男からすれば、彼女が死ぬ前に彼女と出会えたことが幸せだったと考えることもできるのではないだろうか。 そして、この女性は、独りで死ぬことなく、死ぬ前に自分を本当に愛してくれる彼と出会えて良かったんじゃないだろうか。 そういう風に別の角度から二人の人生を考えてみると、単純に悲劇なだけのお話だとは言えないんじゃないだろうか。 男と女にとって何が本当に幸せか? それを観る者に鋭く訴えてくる含蓄のあるラブストーリー。 香港恋愛映画の奥深さを垣間見ることができた作品であった。[ビデオ(字幕)] 8点(2009-07-12 17:13:50)《改行有》 2. 月はどっちに出ている 映画的な面白さに満ちた、ユーモアとペーソスあふれる傑作。 バブルが弾けた後の、90年代前半に作られたというのも興味深い。 岸谷五朗は相変わらず良い役者ぶりだ。 もう少し尖った役が彼に最も合っているような気もするが、本作での彼が演じた主人公も、どこか憎めない人間くささがあって、これはこれで良い。 ただし、もう少し尺が短めの方が、更に余韻が残った気がする。 全体的にメリハリがなく、淡々と進みすぎなのがたまにきずだが、それでも最後まで楽しむことができた。 終り方も素晴らしい。 「どんな苦境に追い込まれても、人生何とかなるもんさ!」 そんなメッセージが聞こえてくる様なラストだ。 「大したことないさ!」 ラストで岸谷五朗が小木茂光にそう言う。 これは、北野武の『キッズリターン』のラストシーンを彷彿とさせる。 人生は苦難の連続かもしれないが、どんなに沈んでも、こういう気概をもって生きていきたいものだ。 そういう元気をくれる作品という意味でも、本作を高く評価したい。[ビデオ(邦画)] 8点(2008-06-08 20:42:18)(良:1票) 《改行有》 3. 冷たい血 AN OBSESSION この頃の青山真治は、ほんとヤバイですね・・・[ビデオ(邦画)] 4点(2007-10-15 12:08:56) 4. 釣りバカ日誌5 おそらく後で振り返ると、どれがどれだか分からなくなるというシリーズものの性でしょうかね。[映画館(邦画)] 6点(2007-10-13 10:55:42) 5. 釣りバカ日誌4 私も中本賢が運転する水上バスで通勤してみたいなぁ~[映画館(邦画)] 6点(2007-10-13 10:53:30) 6. 釣りバカ日誌3 丹阿弥谷津子に対する扱いがあまりにも酷いとは思えませんか?? あまりに酷い扱いで思わず笑ってしまいました。[映画館(邦画)] 6点(2007-10-13 10:52:29)《改行有》 7. 釣りバカ日誌6 石田えりが出ている最後のシリーズ作品。 それがとても残念。[映画館(邦画)] 6点(2007-10-13 10:51:21)《改行有》 8. 釣りバカ日誌7 1から6まで全てリアルタイムで映画館で観てきましたが、石田えりが出なくなってその記録もストップしました。 やはり主要キャストが変わるってのは痛いですね。[映画館(邦画)] 5点(2007-10-13 10:50:45)《改行有》 9. 次に私が殺される アナ・トレントの「みつばちのささやき」後が観たくて鑑賞。 内容は、まあ普通。[ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-10 19:56:49)《改行有》
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