|
プロフィール |
コメント数 |
123 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
新作をどんどん観に行く、というよりも好きな作品を何度も繰り返し観るタイプです。 よろしくお願いいたします。 |
|
1. ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間
《ネタバレ》 劇場公開時に映画館に観に行って以来、久々に観た。なんとも観念的な作品である。リンチの作品は大なり小なり全て観念的なのかも知れないが、当該作品は特に。TVドラマは、当然ながらTVで放送される事が前提となっており、ある程度フォーマットに即した作られ方をしているものであるが、ここでは「TVドラマとしてはやりきったのだから、映画は映画で好きにさせてもらう」と言わんばかりの大胆な演出がされている。もはや同じツイン・ピークスの名を冠していながらも、映画とTVドラマでは「似て非なるもの」と言えるだろう。TVでは最初はおとなしく描かれていたローラの私生活や父親の異常性も、当然全てネタバレしているので当該作品では最初から全開であり、ローラに至ってはもはやああなるしかなかったと言うくらい破滅的な生活をしているのが分かる。この辺りのエロ・グロ演出は正に映画ならではのものだろう。
ドナ役のララ・フリン・ボイル以外、主要キャストが軒並み出演しているのは嬉しい。また、正に体当たり的なシェリル・リーの怪演も特筆に値する。わずか数分の出演ながら強烈な印象を残すBowieの出演も忘れられない(しかも全く意味が分からない!(笑))。リンチ節は思いっきり発揮されているが、間違ってもTVシリーズを観ていない人やリンチワールドに免疫の無い人にお勧めできる作品ではないので、この点数とさせていただく。[DVD(字幕)] 6点(2016-10-25 07:13:34)《改行有》
2. 椿三十郎(1962)
《ネタバレ》 これぞ日本が世界に誇る活劇映画だろう。かつて日本映画が世界中に影響を与えていた時代があった。これもそんな時代を象徴する一本。そりゃあこれだけ面白ければ、人種なんて関係ないだろう。
アクションもユーモアもたっぷりで、1時間半があっという間に過ぎて行く。
「手前が馬鹿だと思われてるのを気にしねえだけでも大物だ」
「10人だ!手前らのやることは危なくて見ていられねえや!」
こういった震えが来るくらい格好良い台詞を、願わくば現代の邦画でももっと聞きたい。[ブルーレイ(邦画)] 10点(2015-10-17 10:20:00)《改行有》
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 1 | 0.81% |
|
2 | 1 | 0.81% |
|
3 | 1 | 0.81% |
|
4 | 4 | 3.25% |
|
5 | 12 | 9.76% |
|
6 | 16 | 13.01% |
|
7 | 27 | 21.95% |
|
8 | 33 | 26.83% |
|
9 | 20 | 16.26% |
|
10 | 8 | 6.50% |
|
|
|