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1. ディア・ハンター
戦争映画は「衝撃」や「悲惨さ」を『感動』と取り違え易くて点数が付け辛い。面白さの評価では無く、人に薦めたい映画ではないので6点と言う事で…。この映画は一方的なアメリカ視点で描く事で、アメリカ自らの愚かさを浮き彫りにしている印象です。マイケルは超人的な強さで描かれ、勲章もらって帰って来るけど、ヒーローの姿ではない。友達の婚約者に慰めを求める始末。ロシア系移民の微妙な身の置き場の無さもからめて、アメリカ人によるベトナム戦争の空しさを詰め込んだ形だろうと思います。前半の長さや唐突なロシアンルーレットなど構成に疑問はあるけど、183分という長時間、様々な思いを噛み締めるのも悪くはなかったです。今ではサイコオヤジになってしまったウォーケンですが、この頃は若さと美しさで輝いていますっ!ニックという繊細で悲しいある意味普通の青年を丁寧に演じていて印象的。もう一度見たいとは思わないし、楽しめる内容では有り得ませんが、心に残る映画です。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-26 11:42:09)
2. デスペラード
なんつうか、ここまで来ると映画と言う名の面白映像だよ(笑)。作り手がウヒャウヒャ大笑いしながら仕事してそう。最後に登場する無敵の友人二人(?)の武器のバカバカしさは感動すら覚える。でも人殺し過ぎだから点数は低め。血生臭い。5点(2003-10-01 17:22:28)
3. テルマ&ルイーズ
《ネタバレ》 ラストは正直、唖然としてしまった。崖っぷちにダイビングしていく車を「ポカーン」と見つめてしまいました。ラストまでは感情移入も出来たしそこそこ面白かったのに…。なんでそうなるかな?結局私は二人の心を理解出来てなかったのね。しょぼん。6点(2003-09-03 19:29:20)
4. デッドマン・ウォーキング
俳優として大好きなティム・ロビンスが、監督として正面きって問題提起してくれたうれしい作品。アメリカでは積極的に論じられる「死刑」の問題ですが、日本では本当に曖昧なままですよね。理由や背景を考えない訳には行きませんが、強姦殺人も、死刑執行も、人が人を殺める事にかわりはないわけです。私は加害者側も被害者側も経験が無いので、断言する事は出来ないのですが「死刑があって当然」と、当たり前に思う事だけはしたくない。こんな話、友達にでもしようものなら即刻ウザがられてしまうのですが、この映画を観て少し心のわだかまりが解けた気がしました。8点(2003-09-02 09:18:39)(良:1票)
5. デッドゾーン
中学生の時TVで観て、クリストファー・ウォーケンの虜になりました。最近ビデオで観直しましたが、うむ、やっぱり面白い。ウォーケンの表情が切ない…。見事な当り役です。血ドバドバ、CGバリバリにしなくても、これだけ緊張感や悲しさをきめ細かく表現すれば、素晴らしい作品になるわけです。御見事。8点(2003-08-28 07:52:21)
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