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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. テス 当時20歳のナスターシャ・キンスキーのあの美貌。この作品の醸し出す“寒い官能”とやらについて語られた記事を本で読み、観てみて何となくその意味が分かった。テスが醸し出す大人と子供の中間の危うい、それでいて絶対的な色気、それがゆえに運命が悪い方へと転がって行く。つまりは体感温度の低い性愛映画なのだなあ、と(大体、監督がポランスキーだから、本質はエログロ性愛映画には間違いない)。派手な性描写なんか一切ないのに、何だかエロい。ちなみに宮崎駿監督が、この映画のTVスポットの、苺をくわえるテスの姿を見て、「こんなドキドキする映画は絶対観に行かない」と思ったらしい(笑)。8点(2004-05-22 17:37:22)
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