みんなのシネマレビュー |
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21. Dearダニー 君へのうた 《ネタバレ》 巨万の富を築きながらも自堕落な暮らしぶりのロックスターに人生のやり直しを決意させた43年前に書かれたジョン・レノンからの手紙。息子一家とのエピソードはとってつけた感が否めない。宝物の手紙の上のクスリを吸引する姿に変わるのは簡単ではなく一進一退なのだと思わされる。落ちそうで落ちなかったアネット・ベニングの魅力が際立っていた。パチーノの人生とダブるところがあるのだろうかと思うと共に健在ぶりに大満足の作品。[DVD(字幕)] 7点(2016-05-02 22:50:29) 22. テナント/恐怖を借りた男 《ネタバレ》 イザベル・アジャーニが狂気に引きずり込まれるのだろうと思いきや、狂気に陥ったのはポランスキー自らだった。ジワリジワリ感は「反撥」「ローズマリーの赤ちゃん」と同様。演じたい願望が叶った喜びがあったのか、病的さ加減は二作を上回る。このような作品を自作自演する奇才・ポランスキーを堪能させてもらえました。[DVD(字幕)] 7点(2015-08-18 03:16:46) 23. ディアボロス/悪魔の扉 パチーノの一人舞台場面ありきの作品。何度観たか分からないこのシーンのはじけっぷり、イカレっぷりはパチーノ名場面集のひとつでサイコーです。マネキンに見えてしまうキアヌ・リーブスも忘れられません。その他はあらかた忘れてしまいましたが・・・[ビデオ(字幕)] 7点(2010-04-10 23:08:12) 24. ディック・トレイシー 初めて観ました。パチーノが最初に登場したとき顔では判断できませんでしたが声で分かりました。激昂する、説教する、小悪党を思う存分演じていて「おっ、やってるやってる、今日も快調」と声をかけたくなります。もう一人のお目当てホフマンの役柄と登場シーンの少なさは残念でした。原色の街は美しく幻想的で、うまくまとまっているストーリーも良くなかなか楽しい作品でした。7点(2005-02-01 21:11:19) 25. テイラー・オブ・パナマ 《ネタバレ》 カレの原作・脚本とは思えないお粗末なMI6に唖然。アメリカに対する落とし前はどうつけるのでしょうか? 金持ってホイホイ逃げ切るってアカンでしょ。 コメディのような話ですが主要3名の熱演ぶりに笑えもせず。 違うキャストでコメディに振り切れてたら楽しめたかなぁと思えた作品。[インターネット(字幕)] 6点(2023-10-02 02:17:14)《改行有》 26. 天国は待ってくれる(1943) ヘンリーの一代記は地獄に堕ちる事は何もしておらず、とりたててドラマチックでもなく、笑えるところも少なく抑揚に欠ける作品。ヘンリーのいとこやマーサの両親の心中を思うと、人はその生涯で誰かをこっぴどく傷つけているのだなぁと実感させられる。[DVD(字幕)] 6点(2018-11-17 23:10:58) 27. 天使(1937) 三角関係のありきたりな内容ながら、粋な演出による洗練された映像美はお見事。[DVD(字幕)] 6点(2017-12-23 22:58:44) 28. テキサスの五人の仲間 《ネタバレ》 観ていて虫唾が走る情けないヘンリー・フォンダが招いた窮地をジョアン・ウッドワードはどのように脱するのか見入ってしまう。逆転勝利はめでたいながらも都合が良過ぎる気がしていたら、「五人の仲間」の意味が解って醒めてしまう。特に健気だと思っていた子供を思うと後味の悪さが募る。[DVD(字幕)] 6点(2016-08-01 12:48:49) 29. デストラップ/死の罠 マイケル・ケインの目力を改めて実感します。何となく想像した通りであったラストにがっかりしましたが、二転三転する中での登場人物の絡みは見応えがありました。[DVD(字幕)] 6点(2011-07-01 19:34:20) 30. テキサスの四人 お目当てアルドリッチ監督らしさを感じたのはアバンタイトルだけでした。 折角の出演だったチャールズ・ブロンソンの見せ場無しの小悪党ぶりが残念。 フランク・シナトラ、ディーン・マーチンが醸し出すノホホンとした雰囲気に名匠も「ダメだこりゃ」と思ったのかどうだか・・・ 画面に映えるアニタ・エクバーグを初めとした衣装スタッフの仕事ぶりに加点。[DVD(字幕)] 5点(2023-08-20 23:55:09)《改行有》 31. ディボース・ショウ ジョージ・クルーニー出演以外の知識無く。タイトルロールのコーエン監督に「ヘンなの借りてしもた・・」 愛とお金の天秤の傾き具合が描かれていて監督らしいヘンなキャラは居るものの、超絶美男美女のお陰で気楽に観れました。ジェフリー・ラッシュの出演理由を知りたいところです。[DVD(字幕)] 5点(2023-07-17 16:34:13)《改行有》 32. 鉄格子の彼方 娼婦殺しのお尋ね者が歯痛の為ジェノバで下船。街で出会った少女とその母親との束の間の恋が描かれたいかにもなメロドラマ。三人の関係がリアリティを持ったのもので、そこに絡む少女のヤクザな父親に何となく先行きが見えて期待したのですが、今一つ彼の悪辣さが薄く肩透かし。結末と併せて歯痒さが残念な作品でした。[インターネット(字幕)] 5点(2023-06-27 16:54:28) 33. 鉄路の闘い フランス国鉄職員達の抵抗奮闘ぶりが描かれています。名だたる名優を起用した「大列車作戦(1964)」のようなドラマ性が皆無のドキュメンタリー作品に、史実を知った以上の感慨が無く。 ナレーターがシャルル・ボワイエというのに「エーッ!」即確認しましたが違うように聞こえました。[インターネット(字幕)] 5点(2022-12-04 11:38:43)《改行有》 34. 提督の艦隊 《ネタバレ》 お目当てルトガー・ハウアーがあっという間に退場するのに「そんな殺生な」愕然。人物も史実もまったく知らず「へぇ」連発。真の愛国者が狡っ辛く立ち回るヘナチョコ野郎に死地に追いやられるという時代と洋の東西を問わない顛末を見せつけられます。中でも鑑賞歴中最悪であった兄弟虐殺シーンに萎えてしまいました。繰り広げられる戦闘模様に大大大好きな帆船が眺められてウットリという気分にはなれませんでした。[インターネット(字幕)] 5点(2021-10-13 01:50:26) 35. 天才作家の妻 40年目の真実 《ネタバレ》 この邦題は意味不明なもの及び詐欺的なものとは違い内容がほぼほぼ分かってしまうという点が悪質、要猛省! 予想そのままの展開で豪華俳優ながら盛り上がるところもなく、とってつけたかのような結末もテンション下がるばかり。ノーベル賞という大きな舞台でありながら、ちっちゃな話に萎える作品です。[インターネット(字幕)] 5点(2021-07-25 10:22:32)《改行有》 36. Disney'sクリスマス・キャロル ディズニーらしい豪華キャスト目当ての鑑賞。分かった人はコリン・ファースとボブ・ホスキンス。分からなかった人はゲイリー・オールドマンとジム・キャリー。筋立ては知っているので映像美に注目。力作過ぎたのか頭痛が起き、84年版のジョージ・C・スコットの魅力には遠く及ばない観ていて嫌になってきた空回り感が強い作品。[DVD(字幕)] 5点(2020-05-24 22:32:49) 37. デビル(1997) 決着のつけ方のお粗末さに二大スター競演の弊害を見ました。何時もの天下無敵の活躍と毛色の違うハリソン・フォードに対するブラッド・ピットのデビルぶりをもっと際立たせないといけません。[DVD(字幕)] 5点(2009-10-27 04:52:02) 38. テロリスト・ゲーム<TVM> 核爆弾を列車でイラクに運ぶ。ソ連将軍陰謀の理屈がイマイチ分かりません。クリストファー・リーは良い感じでしたが。 ピアース・ブロスナンはアレクサンドラ・ポールに美味しいところを持って行かれて今一つでありました。 やはり2発目がね・・・・ずっこけました。[インターネット(字幕)] 4点(2023-09-03 06:24:54)《改行有》 39. ティエリー・トグルドーの憂鬱 ステファヌ・ブリゼ監督、ヴァンサン・ランドン主演、カンヌ男優賞受賞、フランス100万人動員。期待特大でしたがダメでした。集団解雇されたアラフィフ男の求職模様、並びに、万引Gメンとして摘発した客やレジ係の不正模様は結構に生々しいものの、辛気臭いだけのハナシを延々と見せられてウンザリです。社会が悪いから自分も悪いことしてしまうのだ、とでも言いたいのでしょうか。負け組と負け犬は別物だと言いたいところです。[DVD(字幕)] 4点(2021-11-02 03:14:02) 40. 電送人間 大笑いした「キャバレー大本営」に1点、全身金粉ダンサー(007ゴールドフィンガーの製作者は本作を観ていたのだろうか?)に1点、天知茂をサイコパスにしたような中丸忠雄の眼力と台詞回しに2点。ストーリー、ロマンス、サスペンス、何れも観るべきものが無い凡庸な作品。[インターネット(邦画)] 4点(2021-05-17 08:55:25)
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