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1.  天使の宿り木 「飾り窓」の娼婦がある日突然、見知らぬ女から、自分の息子を孤児院から引き取って連れてきてほしいという無理矢理な依頼を受ける、という出だし。しかもそれをつけ狙ってくるマフィア的存在も見え隠れします。そうするとこれは「グロリア」的世界かと思ってしまいますが、あそこまでサスペンス色はないですし、もちろんハードボイルドでもありません。むしろ、あまり物事を深く考えていない主人公と、割と冷静な突っ込みを入れてくる少年(むしろ青年に近いですが)の会話術が楽しいです(ところどころコメディチックですらあります)。ただその中でも、フランスなだけに(?)、少年と娼婦の禁断のラブストーリー風味もほんのりあったりはしますが、そんなに露骨ではないです。全体としては、どこか特定の場所に行こうとしているという体裁で実はどこに行っているのかよく分からないという描写も含めてファンタジックな雰囲気に覆われていますが、それもそれで味わいがあったりもします。[DVD(字幕)] 6点(2024-01-02 23:47:32)

2.  敵は本能寺にあり タイトルがもうそのままずばり、明智光秀による「本能寺の変」のお話です。ストーリーは誰もが知っている内容で、それを手堅くまとめています。が、あまりにも基本枠どおりに進んでいくため、特に光秀の部下などを中心に、もっと話が膨らませられなかったのかと思います。一方で家族関係には淡島千景や岸恵子を投入していながら、それも何となく中途半端に終わっています。とはいえ、この頃はまだ光秀については社会的には悪役イメージが強かったと思いますので、その時点でこの人を主役とする作品を残したという歴史的な意味については評価したい。[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-10-18 03:15:50)

3.  手紙(1997) 《ネタバレ》 亡くなった夫から手紙が来ました、というのが主題のはずでありタイトルでもあるんだけど、そもそも夫が亡くなるまで1時間以上。最初の手紙が来た時点で残り20分。いや、その時点でおかしいと誰か気づきましょう。もともとの夫婦の描写自体、表層的な断片の連続でドラマも何もないんだけど、肝心の手紙が来てからは、単に来ましただけで終わっています。しかも最後はビデオレターって、それならひねりも謎も何もないじゃん。作品の全体を壊しかねない締め方です。つまり、設定だけで制作者が満足してしまって、その後を何も考えなかったということです。[DVD(字幕)] 3点(2023-09-19 00:16:14)

4.  テリー・ギリアムのドン・キホーテ 《ネタバレ》 始まっていきなりの二重構成に何じゃそりゃと思っていたのですが、最後までそのまま自信満々に押し切ってしまったのにはびっくりしました。どこまでも広がる妄想力と、それを何としても作品内に具現化させるという底なしの執念。まさにこの監督ならではです。しかし、一つ一つのシーンはきちんと撮られているだけに、通しで見ていると頭が痛くなってくるのも事実です。最後にヒロインがサンチョ・パンサになるというオチなどは気が利いているだけに、もう少し焦点を絞って尺も縮めたら名作になったのではとも思いますが、そういう理性的なやり方ではこの作品はできないか。[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-08-03 00:07:14)

5.  天地明察 暦だの天文だの算術だのというテーマの伝記映画とはなかなか硬派な、と思いながら見始めたのだが、いつまで経っても面白くならないのでびっくりした。突っ込みどころはいろいろあるが、やはり最大の問題は、この突出した異形の才能を有する主人公に、その辺のフリーターにしか見えないこの役者を当ててしまったことではないだろうか。そのためかどうか、周囲の役者全員はもちろん、照明や音楽などのスタッフからもやる気が感じられないという現象が発生している。結局、テーマは二の次で、ほとんどホームドラマレベルに対象を矮小化したものになってしまっている。[CS・衛星(邦画)] 2点(2022-08-31 01:55:53)

6.  天使を誘惑 百恵・友和作品というのがにわかに信じがたいくらい、内容もなければ見ていて面白くもない。とりあえず苦労して同棲している2人のああだこうだがあるんですけど、各エピソードはただ流れ去っていくだけだし、制作者はこの2人をどう持っていきたかったのかも分かりません。しかも、その主人公両名がそもそも魅力的でも何でもないというのが、何でこのキャストでこうなってしまうのかというか・・・。●あとそれとは別に、結城しのぶのひどい使われ方にもびっくり。この人の映画出演は貴重なのに。●一方で、比企理恵の女優デビュー作(出番は一瞬ですが)としては大いに意義ありかも。[DVD(邦画)] 3点(2022-05-26 00:18:52)

7.  天国の笑い声 《ネタバレ》 それぞれいろいろ問題がある4人の相続人に対し、遺言で相続の条件が示される。という初期設定からほとんど予想できる展開ですが、基本に忠実であることは大事です。まさにコメディの教科書です。変な角度の見方ですが、脚本や演出に取り組み始めた人の課題素材としても適しているかもしれません。●4つのエピソードのいずれにも都合よく美女が絡んでくるのですが、どれも似たような感じなのはご愛敬でしょうか。しかし、それとは別にごく僅かな登場で実は一番鮮烈な印象を残しているかもしれないヘップバーンの自然なスター性は、やはりさすが、と言わなければなりません。[DVD(字幕)] 6点(2022-05-23 01:33:48)

8.  テルマエ・ロマエⅡ 《ネタバレ》 前作で前置きは終わっているので、今回は最初から飛ばしていく。往復の回数が多いのはちょっと安直ではないか?とは思いつつも、それだけネタを詰め込もうという姿勢は嫌いではない。後半は順当に各登場人物が収斂していって、まあ定番どおりの作り。しかし、邦画には珍しいほど美術や衣装やエキストラもきちんとしているのは、偉いと思います。[CS・衛星(邦画)] 6点(2022-04-23 00:50:44)(良:3票)

9.  ディープ・アンダーカバー 《ネタバレ》 主人公が潜入捜査官として組織の一員となり、重要人物(会計士)を拷問にかける・・・というのが軸なのですが、前半は、時系列を工夫したり、それっぽい示唆・伏線シーンもちりばめられたりと、工夫は見られます。しかし収束のところで、結局その辺を生かしきれず、つじつまも合わずに低調なまま終わってしまいました。まあ大体、キャスティングのフィッシュバーンとクロムウェルというのがいかんでしょ。画面に出てきただけでネタバレに近いです。[DVD(字幕)] 4点(2022-04-11 00:12:20)

10.  デヴィッド・バーンのトゥルー・ストーリー 架空の町を舞台に、デヴィッド・バーンが案内をしていく・・・という仕立てなのですが。えーと、その、つまり、何がどうつながっているのかさっぱり分からない作品です。とりあえずこのカットが撮りたかった、と思しき今ひとつ趣旨不明なシーンが脈絡なくつながれているだけです。同名アルバムからのヘッズの楽曲にはつい耳と身体が反応しますが、見どころ(聴きどころ)はそこだけです。音楽の天才に映像の才能があるとは限らない、という当たり前の事実が隅々まで再確認できる作品でもあります。[DVD(字幕)] 4点(2022-03-25 00:34:22)

11.  天使のはらわた 赤い教室 《ネタバレ》 何かね、肝心の名美があんまり「堕ちてる」感じがしないんですよ。最初の村木との出会いのところで、すでに蓮っ葉というかぶっきらぼうというか、とにかく一般人的な雰囲気があまりないので、行きずりの男との肉食系セックスも、最後の乱交も、ああそうですか、にしか感じられない。ところどころ見られる長回しも、必然性や演出があって撮ったというよりも、ただ撮っただけに見えてしまう。[DVD(邦画)] 5点(2021-12-10 02:05:31)

12.  デジャヴ(2006) 《ネタバレ》 まあデンゼルがあれこれ機械をいじって、格好良く活躍して解決するアクションものなんだろうな・・・と思いながら見始めたら、全然違っていました。まず、「4日前(だけ)の過去の状態が見られる」「アングルも場所も指定できる」「しかし巻き戻しや早送りは不可」というこのご都合主義な絶妙な設定!しかもそれを自信満々に、ストーリーの進行上自然に納得させる強引な説得力!さらに設定に溺れずにその条件をフル活用しており、片目ずつで過去と現在のカーチェイスだなんて、これまで考えた人がいたとしても絶対に真面目に撮ろうとは思わない代物です。そして後半では反転してタイムトラベル・ラブロマンスに飛翔します。ここでは、シンプルだからこそ力強いヒロイン宅での伏線回収を堪能しましょう。あとのラストはそこから想像したとおりに収束していくのですが、とにかくトニー・スコットの職人技術的エンターテインメントが全開の作品でした。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-01-17 01:19:40)(良:1票)

13.  天国は待ってくれる(1943) 《ネタバレ》 導入部からして、主人公のあれこれの女性遍歴が語られるのだろうと思っていたら、案に相違して、夫婦讃歌の王道大河ストーリーでした。駆け落ちが2回あるというのもなかなかのギャグなのですが、その2回目の駆け落ちの際、もう駄目と思わせておいて妻の心が変容する部分の脚本が秀逸です。最後、美人の看護婦が部屋に入った後を見せないのもいい余韻があって、その後主人公は閻魔大王に適当なことを言っていますが、実はほかにもいろいろ合ったんじゃないの?とか想像する余地もあったりして。ただ、全体的には、構成がかっちりまとまりすぎていて、むしろ観念的になっているような気もするので、よくできているとは思っても、突き抜け感には不足しているように感じました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-12-14 01:49:30)

14.  テキサス アラン・ドロンがコメディなんですね。しかし、「僕はコメディもできるんだぜー!」みたいな変な気合の入り方をしていて、妙に空回りしています。脚本も、いい感じに笑えそうなんだけど、肝心なところで落ちない。ツボの位置は正しいんだけど、押し方を間違えている、という感じでしょうか。結局最後は、そこまでせっかく揃えた登場人物の数々を料理しきれずに、グダグダに終わっています。[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-10-28 01:52:44)

15.  デュラン・デュラン:アンステージド 《ネタバレ》 デュランというバンドは、90年代中盤くらいの時点ですでに、「何とまだ頑張って活動してます!」みたいな捉えられ方をしていたのです。そこから20年経ってもまだ健在です。彼らもまた「怪物」の1つです。●というわけで勇んで見てしまうわけですが、見た人は誰でも10秒で分かるとおり、デヴィッド・リンチがグシャグシャにかぶせて崩しまくった特殊映像があまりにも酷すぎる。メンバーのステージの姿を邪魔しまくっている上に、それ自体に何の表現の意味があるのかも分からないという、最悪の手法。●そんなわけで映像面では躊躇なく0点なのですが、"Planet Earth"とか"Notorious"とか"Hungry Like The Wolf"とかが炸裂してしまうとつい体が反応してしまうので、点数はその辺に対して。他方で、セットリスト全体はむしろ近時の曲中心であり、懐メロヒットパレードになっていないところも良い。●個々のメンバーで見ると、サイモンはすっかり熊親父になってしまったのに、一声発すれば昔のとおりのチャラチャラ声(褒め言葉)なのは偉い。ジョンは渋いミドルになりましたねー、かつて一番嬌声を浴びていたのはこの人なのですが。ロジャーはほぼ違和感がないのですが、昔から老け顔だったのかな。そして「元祖男性版クール・ビューティー」のニック・ローズは、顔に皺は刻みつけられても、やはりキザ道を貫いておられます。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-09-02 01:53:27)

16.  天使が降りた日 天使をテーマとした5篇のオムニバス作品、なのですが・・・根本的なところで、1篇ごとにいちいちタイトルやらクレジットを出すのって、一体何なの?と思ってしまいました。だとすると、その5篇をあえて1つに集めるべき統一テーマというものは存在しない、ということになりますし、鑑賞上の精神環境としても、一つ一つが全部ブツ切りになってしまいます。というより、何かのコンクールの応募作品を順番に見せられているような感じ、ですね。なお内容としても、全編を通じて、その辺で「ただ撮っている」だけのカメラと照明があまりにも雑で、びっくりしました。天使という非現実を撮るんだったら、そこからして考えないと・・・。[DVD(邦画)] 2点(2020-08-02 18:48:43)

17.  天地創造 そのものずばりというか何のひねりもない(ひねりようがない)、旧約聖書のどストレート版。アダムとイブからカインとアベルからノアの方舟からバベルの塔から、言葉の解説では知っていたけど実はあまり分かってないものが、次々と実写として再現されていく。台詞は少なめ、むしろナレーション主体で、映画としては説明的に過ぎるという感は免れないのだが、それでもここまで「再現」に徹した姿勢は、やはり一本の筋を感じさせる。ノアの方舟の美術的なこだわりもなかなかのもの(撮影の昂揚した雰囲気まで伝わってくる)。アブラハムに入ったあたりから何となくだれてくるのが残念。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-29 00:47:30)

18.  デューン/砂の惑星(1984) いや、まあ、2時間20分もかけて何がしたかったのか、さっぱり分からないです。場面場面の作り方は、(映像面も含めて)その形を作るだけで手一杯だったのが丸わかりで。こういうハッタリの世界観を完結させるためには、制作側に突き抜けた一本筋がないと成立しないのですが、それがまったくないのです。で、実は一番興味があったのは音楽がTOTOという点なのですが、ほとんどそれっぽい演奏はありませんでしたね。[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-03-29 01:41:12)

19.  デ・パルマ 映画史上に残る変態監督(褒め言葉)、ブライアン・デ・パルマについてのドキュメンタリー、というか半生振り返りインタビューです。まあとにかく、最初から最後まで、デ・パルマが喋る喋る。一部の大ヒット作や話題作だろうが、それ以外の大半のコケまくった作品だろうが、何ら変わることなく、「まだまだ言いたいことは山ほどあるんだあっ!」と言わんばかりに、ひたすら表情も変えずに喋りまくる。こうして何となく見えてくるのは、この人、とにかく打たれ強いです。というか、打たれていると認識しているのかどうかも疑問です。コケた作品で批判を食らっても、大してダメージも残さず次に行く。逆に、(珍しく)ヒット作が出ても、そこから学習して次はこうしよう、とかはほぼ考えていない。作品の傾向とか対象とか分野も、見事にばらばら。ついでに、少なくない作品で、現場ではトラブルが起こりまくっています。それを何事もなかったかのように乗り切ってここまで来たこの人には、全力で敬意と讃辞を捧げたいし、またその存在を記録として残したこの作品もまた、ドキュメントとして貴重です。なお、この時点までの彼の監督作品については、すべて言及がなされているはず。その意味でもきちんとした作りです。[DVD(字幕)] 7点(2020-02-29 18:47:41)

20.  テルマエ・ロマエ 《ネタバレ》 いかにも「洋画の吹き替え版」っぽく作っているのがよく分かる導入部で、ああ気合入れて頑張ってるなあ、と思うわけです。台詞の組み立てが未熟なのとか、ギャグ(タイムスリップギャップ)以外の部分が結局は凡庸なのとかは目をつぶるとして。で、何がいいかというと、風呂に対する制作者の愛情が最初から最後まで満ち満ちているという点なのです。いろんなタイプの風呂を、とにかく作る。見せる。組み込む。タイムスリップ上の諸問題も何となく風呂が解決、さらには戦闘や歴史すら風呂が解決。だから、きちんと一本の筋が通っているのです。[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-03-30 00:16:15)

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