|
プロフィール |
コメント数 |
901 |
性別 |
男性 |
年齢 |
42歳 |
自己紹介 |
最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。 前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり 新しい映画ライフが充実しています。
昔ほど数はこなせませんが 趣味と生活のバランスをうまく保ちながら なるべくたくさんの映画を観て、 なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。 |
|
1. デンジャラス・マインド/卒業の日まで
《ネタバレ》 自分も大学で教職を取っているので、ああいった対応をしてくる生徒たちの注意を引き付けるのがどれだけ難しいかはよくわかります。
でもこの映画には携帯電話がなくて、代わりに生徒に活力があるだけうらやましいなぁとも思いました。日本の場合の問題クラスでは生徒の関心は教室の中にすら無いことが多いですからね。携帯でだれかとメールしてたり、しゃべってたり。それに比べれば、これはこの映画はまだ生徒が教室で部屋の中の友達とおしゃべりをしてるってだけで、まだマシな感じがします。
作中の生徒たちは先生を好き放題からかうし、前任の先生に至ってはあまりのつらさにやめさせてしまうという、お世辞にもいい生徒とは言えません。しかし、ルアン(=ミシェル・ファイファー)はそうやって先生をからかう生徒たちの活力を、生徒達の興味のあるもの(空手やゲーム方式の授業)を通して詩を勉強するという方向に向けさせました。
これが実話というのがまたすごくて、現実にもしあんなクラスが日本にあればあんな風に対応できる先生はいないんじゃないでしょうか。まあ日本の場合、例え生徒のためでも作中にあったような授業をすれば上司やPTAからそれこそ嫌ってぐらい苦情がきてすぐに辞めさせられるんでしょうね。
教育者だからこそ、生徒にとって何が必要なものかよく考えてほしいものだと、本当にこの映画を観て思いました。必死の思いで駆け込んできた生徒をノックしなかったからと追い出すようなのは論外です。
作中では、比較的簡単に生徒の関心を得られたように見えましたが、実際はあんなもんじゃないはずです。生徒がうまく答えられたときにキャンディバーをあげるってだけのアイディアでも相当考え抜いたはずです。色んな本も読んだろうし、そういったルアンの努力がよく見える作品だと思いました。
この映画はもし教職を取る、又は取ってるという人には是非みてもらいたいものです。8点(2004-09-22 13:05:57)《改行有》
2. ディープ・ブルー(1999)
《ネタバレ》 まず見終わって一言、「あんた死ぬんかい!!」。もう思いっきりオレの予想の逆を行ってくれましたね。なんちゅーのか、この映画は色んな意味で期待を裏切ってくれました。というかありえないね。ヘリは落ちるし落ちたら管制塔に突っ込むし、うまいこと嵐やし←(パニック映画もののセオリーですが)。でもまあただのサメ系パニック映画よりはずいぶん楽しめたと思います。感動というか、特に見てておもしろかったのはサメと人間の水中アクション。水中でカーターみたいに動けたら楽しいだろうなぁ。ちょっとうらやましい映画でした。オレ泳げないから。(苦笑)5点(2004-03-10 07:16:13)
|