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プロフィール |
コメント数 |
565 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
三度の飯より映画好きです。どうぞよろしく。 ※匿名性ゆえの傲慢さに気を付けながらも、思った事、感じた事を率直に書いていますので、レビューによって矛盾が生じていたり、無知による残念な勘違いや独善的で訳分らん事を書いているかもしれませんが、大きな心でお許し下され。 ※管理人様、お世話になっております。 ※レビュワーの皆様、楽しく読ませて頂いております。
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1. ディック・トレイシー
ヒーローものとしては誰かの命の危険が感じられないことが緊張感を阻害していますし、マドンナの役は設定以上に魅力的に描き切れておらず、全体的に面白さが突き抜けていきません。 それでも、ハッとさせられるシーンもありますし、車の後ろ窓から顔を出すキッドの愛嬌や、奇妙でカラフルな世界はしっかり確立されていますが、結局のところ一番面白かったのはショーの稽古シーンで、街を牛耳ることよりも一層熱心に必死になってマドンナ達にレクチャーしまくるアル・パチーノのお茶目な姿は笑えます。[DVD(字幕)] 7点(2011-12-07 18:41:25)
2. 天と地と
《ネタバレ》 制作費52億円らしいですが、確かに合戦のシーンはスケールが大きいです。陣形をとっている大軍の兵士たちを遠巻きから映すのはキューブリックの「スパルタカス」を彷彿させますし、女武者隊が全滅してしまうシーンは馬の脚元を映し続け、いかにも踏みにじられている感じがよく出ています。また、霧の中から謙信の軍勢が〝オンベイシラ~(?)〟と現われる箇所も見所になっていますし、近年のアクション作品に見られるアップの連続で戦闘をごまかすような事をしていないのも好感が持てます。・・・ですが、結局のところ本作はそんなに面白く思えなかったです。それは人間ドラマが皆無に近い事や、添え物のように出てくる女たちのつまらない描写などにあると思いますが、最たる原因は本作が全編を通して躍動していないことにあると思います。例えば、謙信の成長物語であるにもかかわらず、謙信が将たる者の自身を失う、あるいは将たる者の覚悟をもつ大事なシーンにしても全くもってアッサリ処理され激情のようなものが走っていません。〝謀反を起こした配下の妻子を殺さねばならぬ〟という凄惨な場面であっても本作は迫ってこないのです。さらに、桜が散る美しい風景など風光明媚なシーンがけっこうありますが、それはそれだけでしかなく物語に生きているように思えないのです。[DVD(邦画)] 5点(2008-12-26 18:39:54)
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