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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. デッドプール 女の子と一緒に観に行ったらドン引きされそうな下ネタ、グロ描写のオンパレード。 さらには映画ファンならクスッと笑えるような主演ライアン・レイノルズの自虐ネタの数々や 観客に訴えかけるセリフや仕草も可笑しいやらバカバカしいやら。本筋以上に力が入ってることに驚き。 ライアンが本気(マジ)。シリアスなテーマなのに肩肘張らず、なにこの脱力感、なにこのユーモラス、 でも、これ真面目に時系列通り作ったら、とてつもなくつまらない作品だったろうなぁと思うわけです。 真剣に悪党を蹴散らすのを見てるとこっちも疲れる。でもこいつは冗談半分、ジョークを交えつつ、小馬鹿にしてるような動作でバッタバッタと 悪党を倒してゆくわけですよ。シニカルでありながらリアリティーもあり、それが絶妙なバランスで演出されてるから、こっちも良い意味でのカタルシスを味わえる。 これまでヒット作に恵まれず、注目される時に限って脇役だったり、、 ハリウッドきってのアンラッキーな男ライアン・レイノルズの当たり役になるのは間違いない。 まさに最後の賭け(デッド・プール)にでて掴んだビッグチャンスだね[映画館(字幕)] 7点(2016-06-02 08:57:56)《改行有》 2. テラフォーマーズ 原作既読。漫画ならではの設定が、今の日本映画界のガジェットでどう実写化されるのか、観る前から大いに期待はしていたのですが、監督があの三池とくれば、任侠でもなく不良もんでもないでしょ?ジャンルがSFですよ。これまでの三池作品を観てる方ならば、なんとなく完成版は予想通りだと思う。そう良くも悪くも三池流テラフォーマーズなのだ。でも今回は3:7の割合で悪い部分の方が目立ったような気がします。 特殊効果やSFギミックは、三池「らしさ」の範疇であり、スーツはハリボテっぽい軽さだし、変身した姿は着ぐるみか?って印象。雨が降りしきる高層ビル街、小汚くごちゃごちゃした雰囲気、まるでスピナー丸パクリデザインの車両などなど未来世界における描写は、意図的にブレランを意識した作りですよね? とにかく今作については、わざわざ実写化する必要性はなかったと思えるレベル。これならアニメ化で充分だと思います。 実写化する際には、脚本やキャスト、勿論予算も含めそれなりの必然性があるはずだ。ところが、この作品にはそういったものは感じられない。 原作が続いてる以上、興行収入次第またはどっちに転んでも良いような続編を匂わせる中途半端な終わり方。ワーナーという大手映画会社の資本が入りながらも、製作委員会ありきで、殻を破り切れない日本映画界のダメな部分が見えてくる。 ただ、擁護するなら三池監督はじめキャストは一生懸命やってくれたと思う。特に小栗旬は笑えた。彼が登場する度に、彼の喋り方た仕草が一番面白く見応えありましたよ(笑。本人も楽しかったんでしょうね。 最後に、漫画同様に世界に通用するような映画を目指すなら、根本的に変えていかなければ成長はないと思います。 酷評ですみませんm(_ _)m[映画館(邦画)] 4点(2016-05-04 09:08:37)《改行有》 3. デンジャラス・ラン MI6の仲間からファイルを受け取る、ウェイトンの上司登場&電話のやり取り、隠れ家の襲撃。 この一連のシークエンスだけで、フロストが何故CIAを辞めたのか、そして彼が今やろうとしている目的や彼を狙う黒幕等々、大凡読めてしまう。 その読みを大いに裏切って欲しいと思いながらも、ほぼ脱線することなく進みましたね。 最初の方で、フロストが捕まり、隠れ家で尋問をうけるシーンがありますが、どうしてもフロストがCIAを裏切り悪事を働くような人物には見えないのが致命的。ライアン・レイノルズ演じるウェイトンなんか殺そうと思えば殺せるチャンスもあったし、彼の話術が得意云々以前に、心の底からウェイトンに助言してるようにみえた。 ゼンゼル・ワシントンは決して悪くない、寧ろ素晴らしい。正義のために行動しているのではなどど観客に思わせない程に、憎ったらしいいほどに悪人を演じて欲しかったですね。そういうギャップのある演出を期待してましたがそういう意味で残念です。 余談、邦題は「ミッドナイトラン」のパクりでしょうか?(笑)[DVD(字幕)] 5点(2013-02-03 21:45:02)《改行有》 4. ディヴァイド 《ネタバレ》 呆然とした表情の女性、その女性の瞳に映ったのは、燃え盛る街並み。 いきなり核戦争がおっぱじまった瞬間から映画は始まるのだ。 導入部に関しての演出には目を見張るものがあり、観客に対する作品への引き込み方は上手いと思う。ただ、他のレビュアーの方がおっしゃってる通り、設定を生かしきれてないのが勿体無い。 この監督さん、「フロンティア」という作品でもそうでしたが、その作品では、街の暴動シーンから始まるわけですが、雰囲気作りは非常に良いんですよね。ただ、物語上の社会情勢が背景にあるにも関わらず、活かされておらず、伏線なのかなって思ってても何にもなかったり、と投げっぱなしが多い。 今作にしてもただ単に終末世界が描きたい、ラストの絶望的なシーンが撮りたいがためと思えてしまう。極めつけは唯一生還した人物があの人だったってのは個人的に腑に落ちない。(みえみえだったんですが…)[DVD(字幕)] 5点(2013-01-15 23:20:39)(良:1票) 《改行有》 5. テイカーズ 豪華なキャスティングではあるけれど、トゲのあるというか、癖のあるというか、頭ひとつ抜きん出たようなタイプがいないので、ゴージャスでリッチという取り柄だけの皆似たような役柄にみえてしまい印象はイマイチ。あと綺麗な女優さんがいない、華がないのもマイナスでしょう。 後半の現金輸送車を襲う下りは、まんま「ルパン三世」の世界だけど、見応えはあった。 序盤のスタイリィッシュに撮りました的な説明チックな部分を縮めてもっとコンパクトにしてくれれば尚良かったとは思います。 でもまぁこういうのがレンタル店では異様に高回転しちゃう作品なんですよね~。[DVD(字幕)] 4点(2012-05-30 00:51:16)《改行有》 6. デビル(2010) 観る側の知的好奇心を擽る術に長けた絶妙なバランス。 登場人物の描写や演出面にも手抜きがなく、中堅どころの作品にしては、 クオリティーは高い。 刑事が真相を解明するあたりから俄然面白く、物語にぐいぐい引っ張り込まれました。 ただ、タイトルは安直過ぎだと思います。[DVD(字幕)] 7点(2012-02-12 03:21:05)《改行有》 7. TEKKEN 鉄拳(2010) ハリウッドよ、日本を舐めてないかい? もっと真面目に作れよ。喝。[DVD(字幕)] 2点(2010-10-10 00:28:40)《改行有》
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